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ペーパードライバーを卒業した話。

わたしは学生の頃に合宿免許で運転免許を取りました。

MTで運転免許をなんとかGETしてみたものの、現実的に大阪市内で運転できる技術は持っていなかったので(;'∀')、その後運転する機会はなくて、いつの間にか?!20年近くペーパードライバーで生きてきました。

というのも、周りに運転が上手な人が多すぎました。

得意なことは得意な人に任せよう、という気持ちと、運転が怖い(他人に危害を加えそう)という気持ちが強くてなかなか、ペーパードライバーの克服を思いきることができませんでした。

しかし、実の両親が体調を崩しはじめたとき、さすがに将来に向けて運転の必要性を感じ、とりあえず中古の安い軽自動車で練習をしてみたいと思いました。たぶん2016年ぐらいです。

エンジンのかけ方もわからないぐらい、運転から離れていたので、夫からもペーパードライバー教習を勧められました。
12月だったと思います。
就職や進学の決まった近所の高校三年生に混じって、待合室でガタガタ震えていました。(笑)
屋内の教習を2時間、外の教習を3時間ぐらいしたような気がします。
屋内のほうが逆に運転が難しくて、左折さえうまくできなくてパニックになりましたが、教官は「外のほうが簡単だから大丈夫👍」と励ましてくれて、外の方もざっくりポイントを教えてもらったので、オートマ車ならなんとか!ぐらいにはなれました。

ナンバープレートのところに「特別教習」とかかれている車だったので、けっこう恥ずかしかったです。(ふつうは「教習中」とかそんなの)


そのあとは夫に助手席に乗ってもらって特訓してもらって、少しずつ距離を延ばしたり、高速道路を走ってみたりいろいろやってみました。
けっこう大胆な部分と、めちゃくちゃ怖がりな部分が混在していて、運転に慣れて自信がつくまでかなーーーり長い時間がかかりましたね。。。
性格的にはキカイ的なものを動かすセンスはそんなにないと思われます。

今でも知らない道を走るのは怖いし、ルートは事前に決めておきたいので、知らないところにはいきたくないです。

山の近くに住んでいるので、エンジンブレーキをよく使います。
むやみにブレーキを踏まずにすんで便利です。

夫からは超安全運転を習っているので、一時停止と、速度(+時速10㎞を厳守)と黄色い線に注意するのとか、わりと真面目に(当たり前だけど)やってます。


田舎なので歩行者と自転車が比較的少なくて運転しやすい地域でよかったと思います。

通院は電車で1時間ぐらい先の病院です。実家に住んでいたころから変えていなくて。

月に一度通うのですが、自宅から最寄りの駅までゆっくり歩いて15分ぐらい。
最近とても疲れやすく、帰り(上り坂)歩いて帰ると体力が全消耗してしまうので、駅まで車で行くことにしました。
駐車場は1日300円ぐらいですが、車で移動することによって、帰ってきてから家事をする元気が残るので必要経費だなぁと思ってます。


もともとは両親の送迎とかで必要かなーと思って車の運転の練習をはじめたのですが、実際は父はすぐに亡くなってしまったし、母はすぐに施設に入居することになってしまいました。

自分が大病になってしまって、たくさん歩けなくなってしまったので、予想外に運転免許が役立っています。

でもあのとき閃いてがんばって練習していて良かったな。
当時は運転を本当に怖がっていたので、わたしがやる気を出したことに夫もたいそう驚いていました。

絶対に無理!と思っていたことでも、やればできるものですね。
禁煙を成功させたときと同じくらい達成感がありました。

運転も実際はドキドキしてなかなかスムーズにいかなかったけど、腎臓病になって長期入院したあと、なぜか急に落ち着いて運転できるようになりました。

視野が広くなったのか?視点が変わった?ような気がします。


自分の運転は下手だと思っていたのですが、世の中の人の運転の雑さを見ていると、最近はわたしってもしかしてまあまあ上手いほうかも?と思うぐらいになってきました・・

うぬぼれないようこれからも安全運転を心掛けたいと思います!!!!


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