キャリコン試験問題 アウトプット②過去問【国民生活に関する世論調査】

自分で調べて私見をまとめておきたいと思う。
全体理解でメッセージを読みとることで問題を解く
問題ではなくその背景を考えて解く
ひとつずつ調べてその内容をアウトプット

第23回 国家資格キャリアコンサルタント試験 第2問

問題:「国民生活に関する世論調査(令和4年10月調査)」(内閣府)の    「生き方、考え方について」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1、働く目的について「お金を得るために働く」と答えた人の割合は、女性 に比べて男性の方が顕著に高い

2.働く目的について「お金を得るために働く」と答えた人の割合は、年齢をを重ねるほど高くなる傾向があり、60歳から69歳が最も高くなる。

3、理想的な仕事として「収入が安定している仕事」を挙げる人の割合が「自分の専門分野や能力が生かせる仕事」に比べて高い。

4、収入と自由時間についての考え方としては、「自由時間をもっと増やし     たい」と思う人が「収入をもっと増やしたい」と思う人よりも多い。



1の解説:不適切
働く目的は何か。1位 お金を得る。
お金を得るために働くと答えた女性約64% 約男性61%。
男性も女性もそんなに大差ないから問題にするほどの事か?
と思ったが、そのほかの理由
「生きがいをみつけるために働く」
「自分の才能や能力を発揮するために働く」では男女差があまりない。

ここで考えておきたい
2位 「社会の一員として勤めを果たすために働く」
は男性の方が約5%も高い。

女性の役割は、多岐にわたることを受け入れて生きている例はよく見かける。本人の意思とは関係なく、母として妻として嫁として求められることで社会の一員として、仕事などなくても社会対自分を男性ほど意識しないのかな。男性が社会の一員としてに目的を見出す理由としては、男性特有の狩猟思考があるのかと考える。社会の一員としての務めと才能能力の発揮を合わせて女性と比べると7,5%も高くなるということは、男性は女性と比べた場合、お金よりも社会での居場所と地位を目的に考えているのが多い。


2の解説:不適切
お金のために働く 
一番考えてないでいうと70代以上
年齢が若くなっていくにしたがって
「お金のために働く」が高くなっていく
10代が一番 働く=お金と考えているようです。

3の解説:適切
理想的な仕事は‥と考える前にこの問題、人は割と収入のために働いているよね。ってことが言いたい問題なのだと思う。政府が最低賃金を過去最高に上げたりいっぱい残業したら1,5倍にせよと労働基準法変えたり、ほか直接的間接的に給料アップに関する施策など、給料・賃金あげて景気回復しようね!みんな収入大事だよね?って観点で国民生活のアンケート問題を作っている?(私見)、で正しい答えはこの3になる。
ほかの問題も全て「収入大事」が課題となっている統一した視点の問題なので間違いようがない。となる。ほかの統計結果をしらなくてもこれは正解だろう。で当たる問題。

4の解説:不適切
統計的には収入増やしたいと考えるが多い。が、収入53,7%と自由41,9%でどっちが多いって‥‥そんなに変わんないじゃん?どうしても世の中収入の方が大事と考えている人が多いですよーって印象付けたいのかと思ってしまう。


問題解いているとどうしてこの問題出してきたのかって考えてしまうんですよね。理論家については覚えて実際に活用できるようになのだろうけれど、政府や国の分析、白書、アンケート問題からの出題って何かしらの意図をもって出題されているのかなぁという風に見ています。

この問題から想像したのは、昔と違って、同じ会社にいても収入があまり変わらない(だから政府が色々施策している)収入あげるには転職。
仕事を変わるって給料下がるという人いるんだけれど。同じところに勤め続けるのが美徳と考える世代ね。仕事柄社長さんとお話しすることもあるんだけれど、従業員がやめるというとほかのとこ行ってもこんなにもらえないと説き伏せていて、しかもそれ本気で思っている方多いんですよね。あと、ほかのところじゃ通用しないとか。時は転職でスキル増やして収入あげていく時代になっているのに。役職定年なんて制度など考えると永年雇用の恩恵が薄れてきて転職を考える時代。ネットやSNSの普及で本業のほかにも副業もって収入増やす・新たな仕事をする・起業する・情報がゴロゴロころがっている。労働的には需要に対して供給の足りない圧倒的な人不足。特に若い人はスキル貯め転職で収入あげていく考えの人が増える。仕事のできる人ほどドンドン転職していく。件の社長さんたちのように昔の考えのままでは、仕事があっても人がいない。これ言う方もよくいるんだけれど、それほど自分の会社が魅力がないって自分で宣伝しているようなものだと思うんですよね。世の中が急速に変わっていく時代、そんなこんなでキャリアコンサルタントという職業が世の中に求められて、キャリアコンサルタント問題政策の裏側にはこんな思惑があるのです。(いや、きっとない)

と、一つの問題で日常の出来事と絡ませて
いろいろ考えるから
なかなか進まない・・・💦💦



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