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なぜ ‘‘ 手術室 ‘‘だったのか

こんにちは。看護師のりりです。
今回は私がなぜ手術室だったのかを
お話ししていこうと思います。

その前に、
看護師国家試験は毎年2月に行われます。
毎年8月1日に厚生労働省から、
今年度の国家試験がいつあるのか
HP上で発表があります。

学生さんはきっと受験生になると
国家試験対策があると思いますが、
必ずここは押さえておくべき点であると
思います。

国家試験日にどう勉強するのかを逆算してやっていく人もいると思うので、覚えておくと良いですよ☺️

看護師になった私でさえも
いまだに国家試験って今回はいつなのかな〜
と気になるものです。

国家試験は1年に1回だから、みんなに合格してほしいじゃないですか!!
と言っても1割は不合格なのですが、、、


さあ、今日のテーマです。

なぜ手術室だったのか

看護師としての採用試験は、大学、専門の卒業も決まってなければ、国家試験もまだ受けてない時に自分で受けたい病院を選び、自分で応募します。

その採用試験に合格したとします。
その後、国家試験前に就職先で健康診断と看護部長との面接があるんです。
国家試験に合格していなくてもです。

看護部長との面談は、
緊張はしますがその面談で就職がなくなることはないので、終始和やかな雰囲気です。

そこで話す内容は、配属先の希望です。
私が就職した病院は、全診療科があるので
第3希望まで決めることができます。

私が選んだ就職先は専門学校も提携していたため、ほとんどが専門学校出身です。

大卒の私は、看護部長との面談で
第3希望まで決めていましたが、
『大卒だから循環器か手術室ね』
という話でした。

私にはなぜか2択しか選択肢がなかったのです。

循環器は主に人間の1番大事である心臓や循環動態を管理する場所。
ICU=集中治療室です。(病院で異なりますが)

学校では部分毎や疾患毎に勉強もしていくのですが、私は心臓が本当に苦手でした。

循環器すなわちICUで働くことは
心臓と向き合わなければいけない恐怖心があり、諦めるとなるともう一つの手術室しかないんですよね。(笑)

ただ、手術室だったら、様々な疾患と向き合い、人間の臓器について全部知ることができると咄嗟に思ったわけです。

選択肢がこの2つだったからこそ、全診療科の勉強ができる。苦手意識のある心臓も嫌でも覚えられると思って、手術室に行くことを決めました。

後から聞いた話ですが、
大学病院だと手術室はかなり人気ですが、
民間病院は人気がないだとか。
だから手術室を希望した学生は
すんなり配属先が決まるわけです。

ということは、
大卒の私は、看護部長のあの言葉で、
誘導尋問され人気のない手術室へ配属になるのです。

なにが言いたいのかというと、
これから看護師になる学生さんには
自分の興味のある分野、診療科に行かなければ、逃げ場がなくなるということです。笑

無理に行きたくない場所に行かなくていいのです。自分の意思はしっかりもってほしいと思います。

次回は、手術室で看護師は何をするのか
についてお話ししていきます。

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