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「自己開示が大切」って言うけれど、誰にでもすればいいってもんじゃない。


「自己開示が大切」
「自分からオープンになりましょう」

ってことを、よく聞く。

確かに、コミュニケーションにおいて大切。
でも、それって本当かな??
誰に対しても言えること?


これに対しては、きっと、人によって色々な意見や考えがあると思います。

全員にオープンマインドでいこう!
自己開示なんてしなくていいよ。
仕事上でも自己開示は必要不可欠!
とかとか。


結論から言うと、今のわたしは
自己開示は、
自分の好きな人(家族、パートナー、友達含め)に、
したいタイミングですれば良い!

と、思ってます。

少なくとも、無理やりするものではない。


こう思うようになったのは、過去の自分の苦い経験がきっかけです。
今回はそのことについて、書いてみようと思います!


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大学生の頃のわたしは、この「自己開示が大切」という言葉に縛られてました。

当時は、人見知りで人と仲良くなるまでに時間がかかる自分がとっても嫌だったので、「相手と仲良くなるために自己開示しなきゃ!!」って思ってたんです。


もちろん、好きなものや趣味など、人に言いやすいことはどんどん開示していっていいと思うし、そこに対しては何の抵抗もありません。

でも、例えば過去のトラウマや自分のコアな部分、大切にしていることなど。ちょっと言うには勇気がいることを、就活中、まだ会って数日の人に話したことがありました。相手のこともまだ全然知らないのに。

結果、別に相手から何をされた訳でもないのに、自分だけ傷ついて終わりました。w
だって、本当は言いたくなかったし、本当に言いたい相手はこの人じゃなかった。なんで自分の大切なことをこの人に言っちゃったんだろう?っていうモヤモヤがずーーっと心に残り続けました。

今になって思うのは、きっとあの頃は「誰に対してもオープンでいなきゃ」って想いが強かったんだと思います。無理やり、誰にでも自己開示しようとしてました(怖い)


誰に対しても自分の全てを曝け出せて、誰とでも仲良くなれちゃう人はとっても羨ましいけど、わたしの場合、それやっちゃうとだいぶ心がすり減ります......。


今となっては「そんなの当たり前だよ!」って言えるけど、当時は全くわかりませんでした。


この一件があってから、自分の心を守れるのは自分しかいないんだから、もっと大事にしてあげようって思うようになりました。


「この人には話したい!仲良くなりたい!」という人にだけ自己開示をするようになったし、どんなに仲良い人でも自分の気持ちの準備が出来てないときに、無理やり言うことはなくなりました。



大事なことだからこそ
丁寧にコミュニケーションしたいし

大事なことだからこそ
それを伝える相手は大切にしたい。


それに、人には言えないような悩みとか
自分の本心を伝えられる相手だからこそ

すごく距離が近くて、自分にとって大切な人なんじゃないかなと思うんです。


そこの差がなく、全員に対して同じだったら

「友達」と「親友」の違いは、なんだろう。
「男友達」と「彼氏」の違いは、なんだろう。

っていう、困惑しか生まれませんでした。




"自己開示は自分の好きな人に
好きなタイミングでしよう!"

こういうスタンスになってから

相手に対しても 

言いたい時に言ってくれればいいよ〜🐥
自分のタイミングで大丈夫だよ〜🐥

って、思えるようになりました。


みんなそれぞれ、人に言えない悩みとか過去のトラウマとか。何かしら背負っているものがあると思うけど、こちらから無理に相手の心をこじ開けるようなことはしたくありません。


わたしだって、今では平然と言えるけど、人に言えるようになるまで10年くらいかかった話もあるし。自己開示なんて、人によって程度もタイミングもさまざま。誰かが言った「自己開示が大切」っていう言葉に踊らされて、無理やりやるものではないのだと思います。





最後のまとめ方がわからなくなりましたが...汗笑

「自己開示をしましょう」ってよく耳にするけど


無理してまでやらなくて大丈夫だよ。
自分にとって大切なことだからこそ、好きな人に、好きなタイミングで。
自分の気持ちを尊重してあげてね
☺︎


ってことを、一番伝えたかったです。


昔の自分みたいな人に、届きますように💌





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