【1-②】シュント's Story ~1人きりじゃない 共に見つけたい 一つだけ~

この物語は、ど田舎に住む人妻『理菜』と、架空のボーイズグループ【OneFIRST】のメンバーとの妄想恋愛、のような架空のお話。


■今回のBGM■
♪忘れられない朝 何度でも~

Moment/BE:FIRST


 

★★★理菜side★★★


舜ちゃん含むOneFIRSTメンバー達の合宿が始まって、はや、2日目。



私は、というと。

通常こなしているいつもの職務内容に加え、必要に応じて彼らのサポートにもあたる兼務要員として動くことになっている。

勤務帯は、通常、
日勤・早出・遅出が主なシフトなのだが、施設長の推薦により夜勤にも入ることに。


理菜「えっと、これがスタッフさん達の分で、こっちのメンバーの分も合わせて 32本、、、っと。

ふぅ🌟そーいえば
夜勤って、明後日からシフトに組み込まれるんだっけ。

御給料面では有難いことだけど、子供達の夜更かしと、朝の遅刻が心配なんだよなぁ、、、💧

、、、、あ。」





レッスン講師「よっしゃ、オッケーー!✊

一旦、全体での合わせはこれで置いといて、今から15分、個別での自主練タイムののち、順次、ボイトレ室とダンス部屋に分かれて次のレッスンやってくぞーー」




メンバー「了解です!ありがとうございました!!」




、、、皆、朝から汗だくだ★
頑張ってるな(*´ー`*)✨

水分補給もそこそこに、それぞれが自主練習に向かっている。





レッスン室の隅っこで、真剣に鏡とにらめっこしながら口ずさんでいるメンバーがいたり。






廊下の窓際で振りの確認を繰り返し練習しているメンバーがいたり。




苦手な部分や見せ方をお互いに教え合う複数メンバー達も。





、、、、皆、ほんと 
イイコ(*´ー`*)✨ガンバッテルナァ.

勝手に母気分でほっこりしてしまう。





うう!だめだめ、仕事に集中だわ⚡😞💦


舜斗「あ🌟理菜ちゃん先生だぁ~。おっはよ…⤴️、、、
…おはようございます✨」




理菜「笑っ。
おはようございます✨」





舜斗「もーなんかさぁ、
かしこまるの、むじぃーーー笑っ
なんだろ、なんかウケるよねw」


舜ちゃんスマイル、やっぱ、元気出るな🎵



けど、お互い、朝の挨拶にお辞儀し合ったりするのって、なんか吹き出してしまうのは確かに。。。。w,




舜斗「あ!そうだ、
ねー、先生🌟今日の夕御飯てなに~?」



理菜「ええ?😅もう夕御飯のこと考えてるの?w,
まだ朝なんですけど。




それにさ、思うんだけど【理菜ちゃん先生】呼び、そろそろ、なんとかしない、、、?😅」



舜斗「ぇ、むりだよーー、【理菜ちゃん先生】呼びが子供のときから染みついてんだもん、今更抜けない笑っ。

それに!
ご飯がなんなのかは、まぢ大事!献立によって、集中力とモチベーションの上がり方が段違いなんだからー⤴️」





理菜「それはそうかもだけどw,」




舜斗「ここのご飯は、なに食べても美味しいんだけどね✨

またわかったら教えてください🌟じゃ、ボイトレ室、行ってきま~す」





理菜「うん、頑張ってねー、
献立もお聞きしておきますw,」


舜斗「宜しくお願いします🌟」

✨(o^-')✨  🎵(^-^)🎵


支配人「お!居たいた、
都築くん、探してたよー。すまん、ちょっと。」



理菜「あ、はい(^-^)」





★★★舜斗side★★★


今日の献立、なにかなーーー🎵


合宿のごはん、


初日の夕御飯んときのバイキングに出てた煮込みハンバーグ、めちゃくちゃ美味しかったから、また食べたいなぁーーー。。。。✨



美味しいもの食べれると思うと、頑張れる俺。
単純だけど、本当イイコだよな←自画自賛


んーと
ボイトレの先生、は、と。。。

今日のは、集合トレーニングじゃなくて、個別トレーニングってゆってたからぁ…、、、






あー誰か先客いるっぽい、
まだ順番待ちかな。



竜平「失礼します、竜平です。宜しくお願いします✨」





んーーー、
リュウヘイが今、ボイトレ室に入ったってことは、

俺の番は
まぁ、早くて15分~30分後だとするとぉー、、、



うーーーん、うん🍀

向こうのベンチで、昨日の振り付け動画
見直しながら待とうかな🌟

レオくんが動画撮っててくれてたやつ、ケータイに転送してくれてるはずだからーーー、、、、。。。





、、、ん?あれ?

2階の施設の廊下を過ぎ、
裏中庭エリアが見渡せるスペースのベンチに座ろうとする舜斗の目に映ったのは、

理菜の姿と
うっすら見覚えのある男性。




、、、誰だっけな。。。?

舜斗「確か、裏中庭の向こう、て。。。
あぁ。第二駐車場か。

…理菜ちゃん先生と、、、あのひと。
なんっか、どっかで見たことあるような。。。」






男性の声「何回言えばわかんだよ!!!」



理菜「ちょ、静かにして💦ここ職場、、、っ」



コロナの観点から、廊下の窓は、少しだけ開けられており、うっすら聞こえた男性の怒声と、焦って止める理菜の声。




、、、ビビった、
ここまで聞こえる、って、結構な声量だよ?💧



…てか、、、

なんだろ、理菜ちゃん先生、大丈夫かな。。。


!!!(゜o゜)💡!!!!

あ、

そーだ、思い出したっ!確か、、、


あのひとって。。。。




…先生の旦那さん、だよな。。。




うーわ、
めっっちゃ目ヂカラの 圧、すげ。
こええ。。。💧






向こうから気づかれないように身を潜めつつ、
窓のすき間を 少しひろげて耳を澄ます舜斗💧。

舜斗「。。。。(・・;)」


先生と、あのひと、、、

子リスと毒蛇のにらみ合い、、、みたくなってる。


男性「ほんっっとに、信じらんねぇわ。
あれほど、ちゃんとしとけってゆったのによ⚡」



理菜「ご、ごめんてば😞💦
ね?ちょ、また帰ったら、ちゃんと確認す、、、っ⤵️」

男性「あんな簡単なことすら、まともにできねぇとか、まぢ、
お前、人間以下だぞ?」 



φ(゜゜)…え?なに、、、
そんな言葉、フツー、人に使うか、、、?




理菜「。。。。」



ことばに詰まって、立ち尽くす理菜の姿。


男性「はい、出た出た~⚡
また、
そーやって、だんまりかよ🌟チッ

ったく 
わざわざココ寄って、忠告してやってんのに、なんで学習しねーかな、腹立つわーー💣️」




、、、先生。





理菜「、、、。。
わ、わかったから、、、もう帰…。。」


男性「なにがわかってんだよ、人の目、気にする暇があったら、日々の考えからなにから、ちゃんと改めろや⚡俺を見習えっつの。」





え、ホントなに
あの言い方、まじで…(-_-)💣️




理菜「…。。。。

そ、そうだね、うん。
私の記憶力が全然、足りなか、、っ」





なんで理菜ちゃん先生、言い返さないの…⤵️

あんな威圧的に
一方的に言われるほど
なんか、よっぽど重大なことやらかしたのかな。。。💧








男性「何回目だよ?ったくよ⚡
俺は
メントールのGODのスリム2.38しか
吸わねーんだよ。こんな簡単な銘柄すら覚えらんねーなら、ケータイの待ち受けにするとか、もう腕に、タバコの絵と銘柄、タトゥーで掘っとけ。


…なんだ、そのツラ。むっかつくわ。
お前のせいだからな★
ったく、 パチンコ行ってくる」




。。。。。



スリムのゴットの2?38??とか
どうのこうの、いってるけど、終始、眉間にシワ寄せて
目ん玉、ギンギンのただのヤカラじゃんよ。。。🌀


男性「チッ⚡
ぁーーーー、だりぃ☀️」

イライラしてんな、かなり🌀



てか、

…それより、
先生、、、大丈夫なのかな。。。。(´ `)💧


輩のような旦那さんらしき男は、ドスドスと
幅をきかせながら、乱暴に車のドアを閉め、

敷地内で荒く
方向転換したのち、車で立ち去っていった。





舜斗「、、、、理菜ちゃ…。。。」

舜斗が
窓を開けて、声をかけようとしたその時。



Σ(゚Д゚)


うつむいて、


…潤んだ瞳。。。

理菜「……⤵️」





…せんせー、

泣いてる、の。。。。?








理菜「…、。。。。」


…行き先は 一体どちら?



咲いて散ったその残り香



不安もなく 笑う時間だなんて

あまりないもんな

Ah no, no



、、、、。。




何をしてきたとかより



誰といたかの方が大事



理菜ちゃん先生も、

俺も 



たぶん

同じ。。。。


人気や認知より
君とずっといたいんだ なぁ


綺麗事だと笑うかな



それでもいい


今 夢見てもいい

ねぇ そうでしょう...

理菜『もう大丈夫だからね✨先生が、
皆のこと
こーやって、ぎゅーー、ってしてあげるから。

ほら、もう怖くないでしょ?(*´ー`*)』



、、、、、理菜ちゃん先生には


これからも ずっと



お日さまみたいに 笑っててほしい。。









…ずっと 記憶の中をかたどり



何度も 目を逸らさず確かめ…





きっと 1人きりじゃない





共に見つけたい 一つだけ。。。



理菜『舜ちゃん、捕まえた~ぁ⤴️
はい、ぎゅうううううぅ笑っ』





理菜ちゃん先生は、



誰にでも 優しくて 

いつだって にこにこしてて。。。




皆から好かれてて、


一緒の空間にいるだけで 癒されてた。。。





…なのに。。。


どうして 、、、。




先生の あんな顔、


、、、、見たくないよ。。。






理菜「…。。。。」


大きく深呼吸して、空を仰ぐ理菜。








、、、、なに…(._.)。





理菜「……はぁぁいっっ!!!⚡◎( >д<)◎!」


!!?!!⚡

(o゚Д゚ノ)ノ💦💦ビクーーーッッ!?!?






!!💦え?えぇえええ??


ぇ、ジャンポケの斎藤さん居た?いま?💧

気合い入れ直したのかな😅



理菜「、、、( . .)⤵️、、、。( ・ω・)。ヨッシ⤴️」

あれ?

泣いた跡、、、ない。。。(・・)



晴れやかないつもの理菜、のように見えた。。。




竜平「おーーい、シュントーぉ(^-^)/
おーーーい🌟
りょんこ先生が、次 シュントだって~。

…ん?どしたの☀️」




舜斗「あ、うん。なんでもない😅


、、、今、行く。。。」


もう一度、振り返った窓の外には、

理菜の姿は なかった。。。





会えば冗談言って  肩を寄せ笑い合える  
また これからも

晴れた展望台からの 眺め

It just moment...   
Moment... 


忘れない。。。









◆ボイトレのレッスン室◆



りょんこ先生「はい、おはようー。
んーーー???あれ?シュント、どーした?」




舜斗「え、あ、おはようございます。」


りょんこ先生「なんか、いつものシュントと違うな、今日。
なんかあったか?」






舜斗「…や、別に特には、なんも(^-^)💦。」






りょんこ先生「そ?ならいいけど。


じゃぁ、昨日の続きんとこから、いくぞー。歌ってみてー」





ボイトレ開始から5分後。。


りょんこ先生「、、、、、んーー。
な~んか、声に雑念が入ってるってゆーか、


ミョーに
うわのそらな感じが混じってんだよな。」





舜斗「…すみません。集中します!!
さっきのところ、もう一回お願いします!」





りょんこ先生「。。。。
心配なことがあるんだったら、ごまかさずに、ちゃんと、心に聞いてみな?」




舜斗「…心に、…聞いてみる。。。」





りょんこ先生「そう。
心配ごとは、できるだけ早く浄化させてあげなきゃ。
自分のためにも、
、、、その子のためにもな。。。🌟」




舜斗「…その子の ため。。。」





りょんこ先生「。。。。年上だな🌟可愛い感じだろ、その子」



舜斗「…。。。
…まぁ、

可愛い、っていうか、 キレイめ、っていうか、、、。。。」





りょんこ先生「そっか、きれいめで可愛い年上だとそうなるわなw」





舜斗「え、、、、
あ!?!いや、えっと🌀あれ?え。」



りょんこ先生「なんちゅう反応よ笑っ
まぁ 歌には
恋愛も 必要な要素だからなー、うん」





舜斗「いや、だから全然、そんなんじゃ、、っ💦


別に あの、、、💧」





りょんこ先生「いい、いい。次のレッスンまでには、悶々とした気持ち、晴らしてこいよ★
お前の場合、いまみたいな心情でも、それはそれで もがく感じや迷いが滲み出て、歌唱の幅が拡がりそうでもあるから、今日はそっち方向でボイトレしよう」




舜斗「、、、いや、そういう、、、(~_~;)
う、、、、は、はい💧」

りょんこ先生「ああん??返事が小さい、ハッキリくっきり発音する⚡」


舜斗「は、はい!お願いします!!!💦」







どうした、おれ。。。。🌀

、、、なんっか、、、すっきりしねー(>_<)🌀





ーーー昼食タイムのひとときーーー




舜斗「、、、。。。(._.)


…ねぇ、ジュノン君。。。
メントールのゴットのスリムの3.14て何だと思う?」






時間を「…はぁ?💧
なにそれ、ケータイゲームのパスワード?。」





舜斗「…わかんない。。。」





ジュノン「3.1415なんとかかんとか、って
永遠に続くあれでしょ?円周率だよね、リョウキ」

リョウキ「まぁ、3.1415のやつは
円周率だけどさw
シュントが言ってんのって、あれじゃない?
タバコのさ、銘柄の。」







舜斗「…タバコ。


メントールの、ごっと?の3.1415とかなんとか、そんな長文な銘柄あんの?」







ジュノン「あぁー☀️
スタッフさんが吸ってたやつかなぁ。確かー、、、

小刻みにニコチン量とかが違うやつみたいでさ、コンビニで買う時とかややこしいらしいよー」





リョウキ「あ、山本さんのやつ?こないだGODと間違えてKINGの3.2買っちゃって気分萎えた、とかゆってたわ笑っ。

度数によって 味、違うらしいねーー、
俺は、オーディション参加した時から
スパッとやめたから、なんとも思わないけど」





舜斗「、、、、。。。(._.)


…メントールの ゴットの
スリムの2.38、、、ゴットの3.1415、、、、。
(-_- )。
ゴットの 、キングのスリムの、、、。」


うわごとのように、呟きながら 食堂を後にする舜斗。





リョウキ「…シュント、大丈夫かな💧
また なんか、思い悩んでんのかなぁ。」




ジュノン「あの感じは、俺が思うに、、、、今晩の飯についてだなっ✨⤴️」

リョウキ「…いや、それ
たぶん、ちがうぞ?(;^_^A」


ジュノン「え、そーお~☀️。
あ、そういえば
今日の振付のさ、Bメロんとこってぇ~、、、、」 







気合いを 入れ直した理菜と、




もやもや感の ぬぐえない舜斗。。。




ふたりの

これからは、いかに。。。。。

















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