やが君各話感想:わたしは星に届かない
はじめに
自己紹介っぽいの
はじめまして。riq と申します。
『やがて君になる』 アニメ放送をきっかけに知って、原作既刊読破→アニメ版完走→電撃大王本誌追いと沼浸かりしたものです。
読めば読むほど、書きたいことが増えてきまして、note に記事として感想を残すことにしました。・・・といっても、エモポイントをひたすら絶叫する感じの記事になると思います。
各記事について
原作の内容をベースに、気になった点、感じた点を各話ごとにまとめています。
注意
原作34話(6巻収録分)、アニメ13話までのネタばれ込みの内容です。
上記内容見た方向けの「あるある ねーわ」的な内容になる…かな?
よろしくおねがいします。
俺的エモポイントまとめ
「わたしは星に届かない」というサブタイ
やが君は後々に関連性のあるサブタイがつくので、つながりを感じるとすごく楽しい。34話時点では、星のあるところまでたどり着いたが、届いた(手に取った?)タイトルは来ていないので、いずれ来る?来てほしい(祈る)
告白した男子を慰める燈子
燈子「むやみに自分を落とさないの」
燈子「誰に告白されても付き合うつもりないだけだから」
頼む。それ、自分にも言ってやってください(それができなかったから今こうなってる。。。)なお、この時点では付き合うつもりはないらしいのですが、さぁ、どうなる?
侑に自己紹介をする 七海 顔がいい 燈子 先輩
燈子「私は生徒会の七海燈子よろしくね」
顔がいい(語彙力)
燈子をかっこいいという話す侑
侑「かっこいい先輩がいてね」
侑「いや女の先輩だけど」
こよみ「そんなことだと思った」
こよみの口ぶりから過去にも侑が女性に対してかっこいいと表現したことがあったような印象を受けた。
あくまでイメージだけど、同じ映画や小説などを見合って、大体推しキャラが女性になってる小糸侑がいたかもしれないし、いないかもしれない。
1巻20Pの侑
恋愛ごとや恋愛感情に対して、心の距離を感じているのかな?と思わせる構図。
アニメでは水、深海のイメージもプラスされてよりインパクトの強い絵になってました。
紅茶党の燈子とコーヒー党の沙弥香
侑「紅茶とコーヒーどっちにします?」
何回か飲み物を飲むシーンがあるけど、ほぼ一貫して紅茶党の七海先輩。なお、アニメが高クオリティ。
逆にコービー党の佐伯先輩。JKにしてコービー飲めるの、すげぇな(飲めなかった筆者)
燈子がモてるエピソード
沙弥香「高校入ってもう十人超えたっけ」
七海先輩が告白を受けた回数。1年弱で2桁超え。。。ひゃぁ(想像つかない世界に声にならない声)
正直、これだけ告白を受けててさ、告白する側は大体は全力のシチュエーションで、全力の状態で告白するであろうから
(うっかり告白してしまうなんてそうそうないよね?)
燈子はおそらく、ここで告白来るなと思う流れに慣れてる。かもね。
沙弥香「どうせ全部振るくせにあなた」
あなたがそれを言うのか。。。(苦悶の顔)
やたら察しの良い燈子
燈子「なんか言いたそうな顔してるからさ」
やればできる察しのよさ。いや、察しはいいんですよ。すごくいいんですよ。それで自分に都合がわるいと先手打つんですよ。予防線貼っちゃうことするんですよ。
そういうとこだぞ、七海燈子ォッ!!(定期発症)
もしかしたら、この時点では単に「頼れる先輩」として接しただけかもしれませんが、それでも、ここで首を突っ込んで良かったと思う(後述)。
侑が考える「恋をしたら得るであろう感覚」について
「わたしだって羽が生えたみたいにフワフワしちゃったり」
アンソロ読もう(遺言)(雑な宣伝)
侑から相談受けた時の燈子の表情
侑「わたしには 特別って気持ちがわからないんです」
後から見直すと、はっとした表情をしていて。燈子にとっての 天啓 だったのかなって、振り返ると思う(ちょっと大げさかもしれないけど)
あまりの急展開に一句よむ小糸侑
侑「この人が 何を言っているのか わからない」
字余り(こら
初見時は「わからねぇえええええ」とすごく共感しました。
侑が交際を断る時のアニメ版時の演出
背景がどんどん切り替わっていくのですが
あああああああああああーーーーーーーー(絶叫)
今後の展開を知っている人に特大特効でした。
今後の伏線疑惑(深読み上等)
恋愛事に興味のなさそうなことをいう燈子
侑「今までいいなって思った人とか いなかったんですか?」
燈子「悪いとは少し思うけれど 興味わかないの」
燈子「好きって言われて どきどきしたことないもの」
今後、同じシチュエーションが来た時に、どうなるのか(どう変化しているのか)興味深いやりとり。
「ううん?どうもしないよ」
こよみ「侑どうかした?」
侑「ううん?どうもしないよ」
実は今後にも全く同じやり取りをすることがあり、コマや表情の比較をするとたのしい。
そのままでいいとアドバイスする燈子
燈子「君はそのままでいいんだよ」
読み進めるごとに、印象の変わる一言。ありのままを受け入れてくれるようなポジティブさもあるが、変化したい人にとっては足かせになってしまうともいえる。
40Pあたりから、侑の手を取った燈子について
侑の「特別って気持ちがわからない」という言葉から、その手を自分から取っていったわけですが、
ここで手に取った燈子、すげーがんばったんじゃないかな。(侑にとっては激動の学生生活のはじまりでもあるわけですが…)
今後(も書くつもりでいますが)何回か、文化祭前の燈子に対して時間がないってことを書いたりするんですが、
高2進級~文化祭までって、侑と出会わなかったり、侑との関係を深めようとしなかった場合は、
燈子が燈子でいられるさいごの期間、になるかなと思ってます。
終わりが見えている時期の中で、侑と出会えて、かつその手を取ったというのは、ひょっとしたら、ある種すがる気持ちもありつつの行為だったのかもしれません。
それでも、誰かの背に隠れて覗きこむ恐がりな面が強い中で、自分で侑の手をつかんだことに変わりはなくて、
その後の話の流れで彼女が受け取るであろう様々な感情も
この時のこの行動から来ていたんだと、自分で掴み取ってたからなんじゃないの?
って思うと、燈子よかったよね~と思う。現状、侑が心配なんだけどね!!
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