「景気後退」と高配当株について考えてみる

インフレに対応するための金融引き締めが世界で進んでいます。

この金融引き締めにより、金利が上がり、経済活動は縮小せざるを得なくなりつつある、景気後退に至る流れのように見えますが・・・

このことを察知して、「将来の生活の備えのために今行動せねば!」と考えて実行する行動力のある方が増えてきている肌感覚があります。

そんな中、「高配当株」に活路を見出す新しい投資家の方が多く見受けられるようになりました。
私の友人もその一人で、相談を受けたことからこのことについて考えてみることにしました。

そこで出てきた「シンプルな答え」について、私自身の備忘録としても書き残しておきます。

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「景気後退」とは?それは何を引き起こす?

景気後退とは、平たく言うと「景気が悪くなる」ことです。

景気が悪くなると企業の業績は「売上、利益減少」の方向に向かいやすくなります。
株価を評価する1要素の「利益」減少を引き起こします。
これだけでも株価下落要因なのですが・・・

ここで、企業の「利益」が減少した「その後」まで見通してみると・・・

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利益が落ち込むと、経営者は何を考えるか?

「配当を減らす」すなわち、

”「減配!!」”


を利益確保のために実施することが経営者の選択肢の一つになります!!
(もちろん減配しない経営判断もあります)

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高配当を拠り所に株を買った投資家は将来、

”「減配!!」”

の発表を目にしたらどんな反応をするんでしょうね・・・?

可能性は十分にある環境だと思います。

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単純かつ、簡単な論理の話なのですが・・・
なかなか理解されないですね・・・


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