巨大台風上陸に思う「地球からのサイン」は何を意味するのか?
「台風14号は2000年代に本土に上陸する台風の中で最大になる」
こんなニュースを目にして、大丈夫かな・・・無事であってほしい、と思いつつも、今朝スマホを開いてTwitterを覗いてみると、こんなツイートが。
九州地方に史上最強クラスで上陸か、なんて報道が見られるので、国内上陸時気圧ランキングを貼っておきますぬ
— はいやん 🌪CoinExアンバサダー / 翻訳/予報士🍥 (@dianmuhaiyan) September 17, 2022
鹿児島県など九州南部に上陸した場合はこのランキングに入るかもしれませんね(個人的な予想)https://t.co/nUg4fYY27V pic.twitter.com/zp13LurJc8
こちらが上陸した「中心気圧が低い台風」のランキング表です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663514530709-bxP16MNLjn.png?width=1200)
この表を見て一目でピン!ときたのが・・・
「なぜ1950~60年代に集中しているんだろう?」というポイントです。
・・・おそらく答えは、「工業地帯、公害、大気汚染」なのでしょうね・・・?
地球の自律バランスや自浄作用に影響を及ぼしてしまうほどの人類の活動に対する警告、なんだと感じます。
もちろん、科学的には地球の気象サイクルやその他の要素を通じて引き起こされたものなのでしょうが・・・
公害に対して対策が進むとともに、巨大台風の上陸が減ったのは決して偶然ではない、と思います・・・。(個人的感覚ですが)
ちなみに、1950~60年代の「北九州工業地帯」についての紹介を載せておきます。当時の大気汚染のイメージがつかめるかと。
・・・巨大台風の訪れた時期と重ね合わせると・・・
・・・
そして、今回の台風14号は・・・
935hPa、歴代4位ですね。恐ろしく巨大・・・
・・・2017年あたりから、「脅威」を実感するほどの台風が繰り返し上陸するようになってきました。
そして4年前の2018年にも、風速50メートル級の「巨大台風」の上陸が・・・
大阪で、私も初めて体感しました。大自然の脅威、というものを初めてわが身に知らされた体験でした・・・。
体験が強烈すぎて、何かを感じたり考えたりするよりも、とんでもなく疲れてしまった・・・記憶がよみがえります。
この後の台風24号でも、東京で最大瞬間風速45メートルというとんでもない風が・・・
そして3年前には、あのゴルフ練習場を倒壊させたニュースで話題になった千葉県を襲う台風19号が。上陸前、最大915hPaまで巨大化していたそうです。一ヶ月前にも15号が猛烈な勢いで上陸しましたね・・・
・・・
こうして巨大台風が繰り返し上陸することには何か意味があるのではないか・・・?
そう思って、考えてみたところ・・・
ふと、あることに思いが至りました。
地球の自律バランスを破壊する「あること」に・・・。
雨のときに、山の上の雲に向けて山の木々が霧を上空に発しているその姿を見るたびに、空と山のつながりで気象コントロールがなされていることを感じますが、最近はそれを阻害する活動が盛んですね・・・。
このせいで、熱海の「土砂崩れ」なんかも起きていたりして、問題が大きくなりつつありますが・・・
それは「山を削って設置する太陽光パネル」です。
この巨大台風が発するシグナルは、このことに対する警告を含んでいるのかも・・・?
そんなことを思いながら、Twitter内で「台風 太陽光パネル」のキーワード検索をしてみると・・・
「台風で太陽光パネル吹っ飛ばないのか心配」
「土砂崩れに注意!」
・・・こんなコメントで溢れていました。
以前から言われていることですが、台風と太陽光パネルの相性は最悪なようです・・・
そしてもう少し調べてみると、こんな事実が浮かび上がってきました。
(台風上陸数)10年区切り
1951~60年 32
1961~70年 33
1971~80年 24
1981~90年 26
1991~00年 28
2001~10年 28
2011~20年 35
恣意的な区切り方ではありますが、1951~70年は上陸数が多くて巨大な傾向、
2011年から再びその傾向に向かいつつあるのが見えてくるようです。
このあたりが、2010年以降に日本で起きている何か、に対する地球からのサイン・・・と思う根拠でもあります。
ちょうど民主党政権時の菅政権あたりから太陽光発電が大きく普及し始めていくタイミングと重なるようにも思います・・・。
・・・
工業地帯の目に見える巨大な悪影響は、その後の対策で抑制されましたが・・・
目に見えにくい、今回の太陽光パネルの問題・・・
工業地帯のように集積されているわけではなく、全国に分散されつつも、山の浸食が進むその姿に・・・
「山を削って(自然を削って)自律バランスを失いつつある」ことを感じます。
そのような捉え方で対策が進むような方向性に進む姿がなかなか想像しにくいところが、
巨大台風、という警告のサインが無視されてしまいそうに見えて心配だったりします・・・。
ひょっとすると、今後も私たちが気づくまで巨大台風は繰り返しやってくるのかもです・・・?
・・・
1950年代がいまと比較してそれほど「温暖化」でなかったことを考えると、「温暖化だから台風が巨大化する」だけでは説明がつかないところがあるようにも思えます・・・
台風の巨大化が太陽光発電のせいだけとも思いませんが、山を削ることの影響の大きさは私たちが考える以上の可能性も・・・
こういう災害が発する警告の「意味」を考えることは、ものすごく重要なことに思えます・・・。
私がここ2年、ずっと山通いをしていて学ぶことは、「自然の姿にはすべてに意味がある」ことですので・・・
・・・
台風が九州に上陸しましたが、無事を祈ります・・・
やりきれない気持ちですね。
・・・
こんなタイミングで、台湾本土、石垣島、宮古島、沖縄本島の周辺でかなり大きな地震が集中して頻発していますね・・・
因果関係は不明ですが、何かの警告と受け止めるだけでなく、万一の災害の備えもしっかりやっておかねば・・・と実感します。
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