全知的な読者の視点から テンタシオ戦ネタバレ

小説cp156~ もっと詳しいネタバレは原作小説翻訳サイトを読んで下さい。

【ユ・ジュンヒョク?と尋ねるテンタシオ】

・テンタシオは開口一番、ドクシャ達にユ・ジュンヒョクか尋ねた。

・テンタシオはドクシャ達の前に戦ったミン・ジウォンからソウル最強は「ユ・ジュンヒョク」という情報を受け取っていた。
(ミン・ジウォンは情報を教える見返りに命だけは助かっていた)

・ミン・ジウォンの後見星「錦眠の貴婦人」がサブシナリオを出した
難易度A+
クリア条件:テンタシオを倒す
報酬:新羅星座の信頼、歴史級の物語

【イ・ヒョンソンvsテンタシオ】

・ヒョンソンは鋼の変身を発動させた
・テンタシオはイ・ヒョンソンの持つ「物語」の価値に気づいた。
・ヒョンソンは拳で攻撃し続けたがテンタシオはひるまず、ヒョンソンの肩に噛みついた
・鋼の変身の強さはイ・ヒョンソンの意思と直結している。彼の意思が壊れない限り鋼は破壊されない。ただし、この『滅生法』の描写表現に合うのは後半のイ・ヒョンソンだけだった。

・硬い鋼に亀裂が入り始め、イ・ヒョンソンは青ざめた

【物語「虫殺しバグズスローター」開幕】

ソウル化身ランキングとは一体何だったのか?トッケビが発表したランキングは間違っていなかったが、問題は相手のテンタシオが3級の悪魔だったことだ。

・3級の魔族にはそれぞれ「物語」がある。テンタシオは今まさに「虫殺し」の物語を再現していた。
・テンタシオの「物語」が始まると、イ・ヒョンソンとハン・スヨンを含むすべての化身が固まった虫のようにその場に立ち尽くした。
・未だ意識不明のイ・ジヘとイ・ギリョンは痛みに身をよじり、キム・ヨンパルはすでに口から泡を吹きながら倒れていた。

・「殺戮の時だ虫ども」
物語の主役の一言でイ・ヒョンソンの鋼は無力に砕け散り、ハン・スヨンのアバターは爆発した。

・物語「虫殺し」は多くの弱い人々に対して圧倒的な力を発揮した。しかしその中で唯一元気にしている者がいた。

【跪かない虫】

・「虫殺し」はかなり使える物語だ。ただし敵が自分より弱いときに限る。

キム・ドクシャに対して「虫殺し」の物語効果は無効化された。

ドクシャの正体を考えるテンタシオ。「侯爵級?もしかして魔王?いや違う…帰還者か?」
どれも否定したドクシャはテンタシオに星座のステータスを明かした。青ざめるテンタシオ。

◆(ドクシャは白清罡気はくせいこうきでエーテルブレードを作り出し、不屈の信念でエーテル属性を「神」に変換したものでテンタシオの角を切り落とした。)←翻訳曖昧なので漫画版翻訳待ち

伯爵の物語が効かなかっただけでなく、ドクシャの尋常ではない動きにテンタシオは歯を食いしばった。「星座…?まさか。無理だ」

・物語の引用には回数制限がある。ここでドクシャはエデンの物語を借りようとしたがやめた。物語なしで自分の能力を確認する必要があった。

【ドクシャ、ステータス強化する】

体力Lv.62→90
筋力Lv.60→90
敏捷Lv.60→90
魔力Lv.62→90 

ドクシャは合計116,400コイン消費して全ステータスを大幅アップさせた。その結果、メインシナリオ#9においての上限に達した。

【とどめ】

ドクシャは容赦なく剣を振るいテンタシオの身体は引き裂かれた。
さらに小型化を発動しキリオスの栞を使った。
ステータスを強化したことで新たに一行ポップアップが増えた。
[あなたのステータスが上がり、その人との協調性が高まります。]

[専用スキル「雷化」Lv.11(+1)が発動しました]

・テンタシオは驚き以上に恐怖状態だった。「帰還者の能力を持つ星座?お前は一体何者だ?」
・ドクシャは名前を言おうとしたが不機嫌になったので別の人の名前を使うことにした。「ユ・ジュンヒョクです」

・死の間際、テンタシオは不穏なことを言った。「お前は私に名を教えたことを後悔するであろう」
・魔伯爵テンタシオは「死の叫びデススクリーム」を使用した。

[悪魔伯爵テンタシオはダークキャッスルを通じて「ユ・ジュンヒョク」の名を広めた]
[ダークキャッスルのランカーは「ユ・ジュンヒョク」という名前を覚えています]
[ダークキャッスルのランカーは化身「ユ・ジュンヒョク」に向かって歯をむき出しています]

[「魔伯爵テンタシオ」を討伐しました!]

【報酬その他】

・3級の魔物を5回討伐したので30,000コインを獲得した
・ダークキャッスルのシナリオからは物語を持っている人を殺すとその人の「物語」を奪うことができた。
・ドクシャは物語「虫殺し」を獲得した(←「虫殺し」の話だけで41回目シン・ユスンの孵化エネルギーに十分だった)
・歴史級物語「新羅連合軍編」を獲得
・メインシナリオ報酬として50,000コイン獲得

・メインシナリオ内容更新
・テンタシオはダークキャッスルランキング10位だった。つまりテンタシオより強い魔物が少なくともあと9人はいる。
・ドクシャはダークキャッスルランキング11位になった。

・ドクシャは落ち込んだ仲間をフォローした。特に2階はユスンやギリョンが活躍できるステージである。

・魔王「アスモデウス」「アスタロト」「オロバス」から見られている旨のメッセージを受け取り怯える化身たち

【死の叫びとユ・ジュンヒョクと妹】

その頃ユ・ジュンヒョクは妹のユ・ミアを連れて2階に上がっていた。
3階にたどり着くためには四天王を探す必要があった。
すると突然空中にメッセージが現れた。
誰かがユ・ジュンヒョクの名を広め、ダークキャッスルのランカーに注目されたことを意味するものだった。
「…あの男ドクシャがまた面倒なことをしているようだ」

「あの男って誰?」ミアは兄に訊ねた。
「そういう奴がいるんだよ」
ジュンヒョクは冷静な声で話すが、いつもとは違う雰囲気があった。米粒のように些細な変化だがユ・ミアにはその変化を感知することができた。ユ・ジュンヒョクが彼女の兄だったからだ。
「あの不細工なおじさん?」
「・・・」
兄は無言で答えたがミアは笑顔になった。
「あのおじさんの話をするとお兄ちゃんが嬉しそう」
笑顔の妹を見てジュンヒョクは恥ずかしくなり、鋭く返答した。
「それは間違ってる」
「そうかなあ?」ユ・ミアはジュンヒョクに笑いかけた。
ユ・ジュンヒョクはしかめっ面をした。

※韓国語でアジョシを日本語にすると「おじさん」になりますが日本語のおじさんとはニュアンスが違います。
前提として敬意と親しみがこもっていて、20代であろうとアジョシおじさんと呼ばれます。

【現れたユ・サンア】

・妹と会話しているユ・ジュンヒョクの前にオリンポス星雲の化身ユ・サンアが現れた。サンアはやつれていたが眼光は眩しかった。

ユ・ジュンヒョクは以前の退行には存在しなかったユ・サンアに警戒していた。不確定要素はキム・ドクシャだけで十分だった。
サンアは戦意を即否定した。彼女はユ・ジュンヒョクの助けを求めていた。

ニルヴァーナ戦の後、サンアを助けたのはキム・ドクシャに借りを返すためだというジュンヒョクに彼女は伝えた。
「キム・ドクシャさんと関係のある話です」
ユ・ジュンヒョクの殺意は少しおさまった。
「どういう意味だ?」

【不吉な予言】

・サンアはメインシナリオ#9でキム・ドクシャが死ぬと言った。
・信じないで笑うユ・ジュンヒョク。「キム・ドクシャは復活できる。前にも言ったが聞いていなかったに違いない」

ユ・サンアはユ・ジュンヒョクに屈せず再び口を開いた。
「そうじゃない。このままだとドクシャさんが『本当に』死んでしまう」

ユ・サンアは運命の三女神モイライから予言を盗んできたのだった。
モイライの「宿命」は、未来を見通す力だけではなかった。むしろ膨大なデータによる「結論」が導き出した予言だった。無数の物語の組み合わせから、最も合理的な未来が予測された。

これまでのところ、オリンポスの予言は決して間違っていなかった。オリンポスの首領であるゼウスでさえも彼の運命から逃れられなかった。なぜなら予言された瞬間、全ての蓋然性がその運命の実現に使われたからだ。

「キム・ドクシャを止めてください」ユ・サンアは言葉を言い終えることが出来なかった。彼女の周りの火花がサンアの口を塞いだ。

しかしユ・ジュンヒョクは彼女が言おうとしていた文字列をはっきりと読み取った。
「化身キム・ドクシャは最愛の人に殺される」


次回のネタバレは闇の城2Fから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?