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差し音

「差し色」
主となる色に添えて、変化をつけたり、主色を引き立てたりする色。アクセントカラー。(デジタル大辞泉より引用)

上記の音(フレーズの場合もある)バージョンを、勝手に「差し音」と呼んでいる。
※私は音楽の専門家ではないので適当なことを言っています。

ポルノグラフィティ楽曲における好きな差し音について紹介します。

①アニマロッサ

イントロの和音。
ここに旨味が凝縮されている。
キリキリと張り詰めるピアノ線のように曲とコネクトできる差し音。
泥道に足を踏み入れた瞬間の波紋のようでもある。
間奏に入る瞬間にも鳴るのが二度おいしい。


②ネオメロドラマティック

イントロのギター。
これが店に置いて無かったら帰る。
咲こうともがいている叫びの差し音。
「どこから聞こえる情熱の歌」がネオメロドラマティックだったら
素敵だなってずっと思っている。


③アゲハ蝶

「あなたに」の「あ」の部分。
それまで好き勝手にお祭りしてたのに、
ここで一瞬だけ一堂に会する感じ。
空と海が交じる瞬間。
あなたに逢えた、それだけでよかった。


④Love, too Death, too

・イントロのデッ!デッ!デデッ!
・イントロのデッ!デッ!デデッ!の後のドゥルルル…(上がる音階)パーン!
何言ってるか分かんない?
聞いてください。冒頭2秒です。
ラストのサビに入る瞬間にもう一度出てくるのが最高。
サビの一音目(ラブトゥーデストゥーの「ラ」)が高いのが、
ピリオドみたいだなって思っている。


⑤Mugen

トランペット(特にイントロ、サビの終わり)
差し音祭り。
メッタ刺し。
MVは主旋律のバトルロワイアルだと思っている。


⑥瞳の奥をのぞかせて

イントロのシンセサイザー。(2秒くらいから入る)
ドリーミーなイントロに取り消し線を引くような差し音。
歪な雰囲気が大好き。
最後のギターのリフレインも好。


おまけ Good luck to you

「大問題」

ポルノグラフィティ全書、楽しみです。