賃貸業者が語る持ち家か賃貸か③住宅ローン

持ち家が有利な理由はもう一つあります。
それは日本が非常に低金利ということです。

そのおかげで一般的なサラリーマンでも高額なローンを組むことが可能です。低金利にしないといけないぐらい住宅が売れないからだというマイナスの見方もありますが、もう一歩踏み込んで考えてみてください。
仮に将来的に価値の下がりにくい持ち家を見つけ出せば、超低金利でお金を借りれることは大きなメリットだと思いませんか。

以前購入した不動産投資の本に「低金利でお金を借りることができるのは国民の権利、この権利を行使しないのは非常にもったいない」と書かれており、とても共感しました。

日本が低金利であることは理由はさておき、先進国でダントツで低金利であることは何らかの不利益を将来的に日本全体にもたらす可能性があります。
もしそのような事態が来た場合、住宅ローンを組んでいない人も平等に不利益を被ることになるでしょう。仮に日本全体に不利益が発生しなければ、住宅ローンを組んでよかったということになります。

なのでリスクとリターンで考えると、住宅ローンの利用はリターンが大きいと思います。

ただし、あくまで"価値ある持ち家"を購入することが前提です。
購入対象地域の現在～今後(最低限直近10年)の見通しを把握し、賃貸よりも有利な条件であることを確認して購入しましょう。