賃貸業者が語る持ち家か賃貸か⑤リスク
持ち家の方が賃貸よりリスクが高いと思われるのは以下の点です。
(リスク)
相場より高い物件を購入
→高額な買い物なので、事前にしっかり勉強してください。そして心配があればお金を払ってプロに見てもらうか、買わないのが良いです。ボロすぎる家だった
→購入前にインスペクション入れれば概ね解決。
または何かあっても保証している業者が売主の物件を保証付で購入し、購入後にインスペクションするのもありです。ボロくても許せるぐらい安い値段で買うのもあり。地盤が弱い
→保証でどうにかなればいいですが、家が傾くと住みづらいので事前にインスペクションですね。
売却or賃貸にするという強い心を持っている方は、中古で安い場合は多少の傾き(1度以下)には目をつむるのもありです。というか、そのような強メンタルの人は不動産業をした方がいいです。床を平らに貼りなおせば大丈夫です。1度以下の傾きは多くの人が気にならないレベルで2度になると多くの人が違和感を感じます。とはいえ2度までは傾いたままで借りてくれる人がおります。それ以上の傾きは改修で直してます。実は権利関係に問題がある
重要事項説明と売買契約書に専門用語で記載されてます。
取引経験が少ない人は契約日の前にこれらの書類を入手して、専門家にチェックしてもらいましょう。不明点は仲介業者に事前に確認してください。契約当日に不明点が発覚した場合は、契約を延期する勇気も必要です。自然災害のリスク
→火災保険である程度カバー可能。
ただし超大災害時は保険払いが特約で難しくなって困るかもしれない。
とはいえ超絶大災害の時は、賃貸がほぼ消滅 or 超高額になって自分の土地がある方が有利なこともありえる(?)。
タワマンは・・・どうでしょ。分かりません。大災害時はむちゃくちゃ困るでしょうね。
私はタワマンは長期で住むのではなく、短期で転売益を狙う場所ってイメージです。やったことないですが。
終の棲家にするのは、いつでも他に家を買えるお金持ちの人向けですかね。近隣リスク
→発生確率は低いと思いますし、事前にある程度把握可能でしょう。
最悪は売却 or 賃貸と割り切って考えましょう。金利上昇
→大きく上昇する可能性は引くそうですが、どうしても心配であれば長期金利固定を選択すればよいでしょう。半分固定、半分変動もありです。
まー、心配は色々ありますが、おおむねコントロール可能でしょう。
(自然災害が怖い方は、できるだけリスクの低い場所を買うなど。)
(デメリット)
高額ローンによる心理的負担
→できるだけお得な物件を買って下さい。
売れば儲かる、と思えば心理的な負担は解消します。現在より低収入な仕事への転職制限
→どうしても転職したければ、売却するか、賃貸するか、場合によっては一部屋だけシェアルームして賃料をもらうのもありでしょう
色々考えることがあって面倒な側面があります。
とはいえ、私は多くの人にとってそれを乗り越えて持ち家を買うメリットは多いと思います。
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