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Moode AudioにTidal connectを導入する

こんにちは。
初めて記事を書きます。
Moode Audioは思ったよりも柔軟性が高く、TIdalを使う人間としては理想の再生サーバーですね。


OSインストール時の設定


OSインストールについてはOpenAudioLabさんがとても丁寧に説明してくださっているので、その記事を引用させていただきます。 ここから!

ただ、書き込む際の設定の項目をいじらなくてはいけません。
そこだけ説明します。

A

① Aの画面になったら”設定を編集する”を選択してください。

B

② "サービス"タブに行き、"SSHを有効化する"にチェックを入れてください。
(Bになったらおk)

③ ホスト名、ユーザー名、パスワードは控えておいてください。

Tidal connectを導入しよう

お疲れ様です! 無事にMoodeが起動したと信じています!
ここからはTidal conncetを導入していきましょう!

まず、windowsのコマンドプロンプトを開いてください。(僕は気分的に管理者権限で実行しています)

・ssh接続をしよう

 入力欄に次のようなコードをぶち込んでください。

ssh -l ユーザー名 ホスト名.local
ユーザー名がPi、ホスト名がmoodeだったら下記のようになります

ssh -l Pi moode.local

 パスワードを求められるので、最初に設定したパスワードを入力してください。
(ちなみにセキュリティ上、キーを打っても文字は出ません)

・Dockerのインストール

sudo apt-get update
sudo apt-get install docker.io docker-compose
sudo usermod -a -G docker $USER

 これらを実行することでインストールできます。

・リポジトリをクローン

sudo apt-get update
sudo apt-get install -y git

 その前にこいつらを一応実行してください

cd
git clone https://github.com/GioF71/tidal-connect.git

 そしたらこいつを実行してください。

・一回ログオフする

 一応、一応ですよ!
 一回ssh接続から切断し、もう一度コマンドプロンプトから接続してください!

・オーディオデバイスを特定する

 特定しますよ。以下のコードをぶち込んでください。

cat /proc/asound/cards

 すると私のデバイス情報はこうなっています。

Pi@moode:~ $ cat /proc/asound/cards
0 [TAZH1ES        ]: USB-Audio - TA-ZH1ES
Sony Corporation TA-ZH1ES at usb-0000:01:00.0-1.2, high speed
1 [vc4hdmi0       ]: vc4-hdmi - vc4-hdmi-0
vc4-hdmi-0
2 [vc4hdmi1       ]: vc4-hdmi - vc4-hdmi-1
vc4-hdmi-1


・オーディオデバイスを吟味する 

 私はUSB接続のDACを出力先に指定したいので、0の[TAZH1ES]を選びました。

・Tidal connectを構築する

 手札はすべてそろいました。では構築しましょう!

cd $HOME/tidal-connect./configure.sh -n "サウンドカード名" -f "表示名" -m "Raspberry Pi"

 というコードを作ってください。
 わたしは、

cd $HOME/tidal-connect./configure.sh -n "TAZH1ES" -f "D-TK10" -m "Raspberry Pi"

 こうしました。TAZH1ESが先ほど取得したサウンドカード情報、D-TK10は私の使用しているスピーカーです!

・Tidal connectを始動する

 以下を実行すれば動きます!!

cd $HOME/tidal-connect
docker-compose up -d


・導入完了!

ちゃんと表示されてますね!

 ※Tidalアプリの導入

 Androidの方のみ、APK経由で導入が可能です。
 "tidal apk"とかで調べたらいけます。(ここにいる人はもうやってると思うけど一応…)

・Tidal connectの削除、リコネクト

 以下が以前のコンテナを削除するコードです。

cd $HOME/tidal-connect
docker-compose down

 リコネクトする場合はこいつを実行した後に、”Tidal connectを構築する”の章に戻れば実現できます。


以上!


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