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NZ高校ラグビー最古の大会出場してみて


Quadrangular Tournamentが6月25日と27日に行われました。この大会はNZの高校ラグビーの最古の大会です。 

今年は98回目で、南島の北端にあるネルソンカレッジで行われました。Whanganui Collegiate, Christ’s College, Nelson College と自分が通うウェリントンカレッジの4校でプレーされています。

今シーズン、ウェリントンのリーグ戦では強豪校を撃破して全勝、勢いのあるまま迎えた25日の初戦はネルソンカレッジに0-47で大敗。

おそらく今シーズン全国トップ4に入ってくるであろうチームと戦えたことによって、今に自分たちの立ち位置、課題、レベル感が把握でき、相手を見習うべきポイントも多く見つかりました。


3位決定戦はワンガヌイカレジエートに28-21で勝利しました。この試合も入りが課題で、ペナルティの連続から相手に先制され、最終的には勝ちではありましたが、納得いかない場面が多かったです。
実力差は相当あったのにもかかわらずこのような点数だったことは何か大きい理由があるのではないかと考えています。



NZで1番規模の大きいスポーツ番組でライブ配信されたり、家族が日本から観に来たりしていたのにも関わらず、良いプレーをできなかったのは悔しかったです。

初戦は後半10分ごろから、ハーフ(9番)で出場しました。相手の6番、U18クルセイダーズ、U18オールブラックスのBチームに去年選ばれた選手との1対1を低いタックルで止められたことはとても自信がつきました。2戦目は9番スタメンで出れましたが、プレー内容は自分のベストからは遥か遠かったです。

細かく分解すると、
タックル成功率は7/8、88%と悪くはありませんがこの1つのミスタックルがチームの悪い流れを作りかねないので、100%にできるように試合動画から良かったタックルと悪かったタックルの比較する。

初戦であれば後半から入ったとき、2戦目であれば試合序盤に試合のテンポを上げたいが、それがうまくできない。どのような条件が揃ったときに早いテンポで球が捌けるかを考えて、試合動画から実際に試合中にできていた場面とできなかった場面の比較をする。

2戦目の大きな課題であったパスの正確性。ウォームアップ時に親指痛めてしまったのでそれが関係しているかもしれません。

ですが、万全の状態でも毎回同じところに投げれるわけでもないです。

これに関しては考えるよりも実行に移して数をこなすのが近道かなと考えています。量をこなして毎2週間から1か月くらいのペースで動画を取ってフォームと軌道の確認をします。

その量をもう少し具体的に1日何本、1週間に何本っていうのをスケジュールに応じて決めたいと思います。

どちらの試合も入りが悪く、崩れていったので何をどう改善できるかしっかり理解することが大事だと思います。様々な理由があると思うので、来週チームでディスカッションを行えたら良いなと思います。

今自分たちが持つべきマインドセットは、大敗は自分たちの成長につながると信じて前を向くというマインド。

「あの負けから悔しがって泣いて下を向いたところで、何が起きるのか。誰かに慰めてもらうのを待ってる自分がどこかにいるのではないか」

「何が悪くて失点したのか、なぜそのような結果が起きたのか、それは試合前の準備が良くなかったのか、試合中のマインドセットが良くなかったのか、1対1のタックルが良くなかったのか」

考えれば考えるほどたくさん出てくるが、それをより明確で、正確な答えを出すことができたら、これからもっと良い結果が出せるのではないかなと思います。

これが大きく変わるチャンスだということを忘れずに、チームに向き合っていこうと思います。

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