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今日の下落の分析ーVIXのRSI(14)の動き 7/8/21

速報です。昨日(7/7/21)にVIXのRSI(14)はその10日移動平均値を上に切りました。前回の記事に書いたようにこれは危険信号です。今日(7/8)ダウは250ポイントぐらい下げて始まり、一時500ポイントほど下落してから少し回復し、260ほどの下落でとじました。問題はここからどこまでVIXは上がり、株は下がるかですが、正直言って私もわかりません。明日VIXがもっと上がることもここから下がることも可能性としてあります。前回も述べたようにアメリカ株はOverboughtになっているのでしばらくは株は下がるかもしれません。

このような場合あえて危険を冒さずじっくり待つのがいいと思います。私は少なくともVIXのRSIがその10日移動平均値を下に切るまで待とうと思っています。

今回の下落はアメリカの失業率の報告があまり芳しくなく、東京オリンピックが無観客で行われることが決まり,世界のコロナによる死者が400万人を超えたとの報告があり、まだまだコロナは終わっていないということを印象付けました。株は下落し、金利は下がりました。

今日のマーケットは悪いことばかりではありません。これまで強かったAAPLはふんばっていますし、AMZNは上がりました。大形ハイテク株は強いですね。金利が下がったことが一因でしょう。また前にこのブログで書いた不動産関連株(REITを含む)XLREも金利のおかげで上がっています。私はこれらの中でAVBとELSはいい形をしていると思いました。

ここではじっくり観察するのもいいですね。ここから大きく下がる可能性はあるので。

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