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科目修得試験2023/12を振り返る

この10月に産能短期大学能率科に入学した、リベラルアーツ1年生ののオカジマです。
12月の科目修得試験は5科目受験しました。


最初に

※出題範囲など詳細は書けませんが(せっかく入学したのに停学、退学処分はゴメンであるから)、見直しと今後に生かせるよう、文章に残しておきます。

※自分語りが多めなのでお役に立つ部分もある一方、どうでもいいと感じる人も多いでしょう。
そんな方は読まない方がいいと思います。
時間のムダです。

※文章長めですのであしからず。今回は4300文字(400字詰め原稿用紙10枚)です。

※2023年12月現在の状況を基に書いております。時間が経過すると内容が陳腐化するであろうこともあらかじめご承知おきください。

試験日程と科目、その感想

12月1日・教養としての音楽史

基本リポートを最初に仕上げて郵送したのがこの科目でした。
7月の上旬に大学の願書を提出し、7月の末にはもう教材が手元にあった状態でした。
しかし、7月は6月に受験したCFPの試験の結果発表の時期な上、居住地で水害が発生し、お盆過ぎまでは勉強出来るような精神状態ではありませんでした。
幸いにも、被害は自家用車の廃車だけで済みましたけどね。
※車両保険、大事ですよ、大事。

基本リポートは手書きで提出しましたが、論述の部分は、提出した人ならわかると思いますが「なんじゃこりゃー」的内容でした。
テキストに書いてあることので、答えはあるのですが、高校の音楽の時間でもこんなの習わないよ、っていう内容でした。
知るかーっていう。

勉強は一通りしました、と言っても、テキストをノートに起こしたという感じですね。
あとはこの辺は出題されるだろうというヤマは張りました。
何問か出題されたので、よし、と手ごたえは感じました。

なお、ワタクシ、高校時代は合唱部で、選択授業では音楽を取っていました。
社会人になってからも合唱団に所属していましたし、小学校中学校の部活動は吹奏楽でした。
なので専門的な知識はありませんが、他の人よりかはちよっとましな程度の知識の上乗せはあったかもしれません。

12月2日・教養としての茶道

一方、茶道の素養は全くありません。
文字通り、1からのお勉強でした。
マインドフルネスが禅につながるという事も知りませんし、千利休を「せんりのきゅう」だと思っていたくらいのオバカさんです。
※さすがにね・・・・千利休は小学生の時の話よ。

茶道というと、日本の正装の着物着て足袋履いて、堅苦しいというイメージでしたが、自宅でお茶を自分で点てられるというのを知り、これは試してみなければと思いました。
まずはお道具を購入するところからです。
点て方は我流でも大丈夫でしょう。
とりあえず私がその気になったのはこの科目を勉強しての成果ですから、勉強して正解だったでしょう。

参考教材に岡倉天心の「茶の本」があったのでそれも入手して読みましたが。これって岡倉天心が英文で書いたのを日本語訳したものだったのね。
※私が入手したのは日本語版。
何も知らないって怖いな・・・
Aは取りたいけど、どうかな。

12月3日・ガストロノミ

このテキストの著者の文章は独特だなあ・・・・と思いながら読みました。
話すように文章も書いてあるので講義を受けている感じがしました。
※個人の感想です。

わたくし、両親にも家族にそんな者は誰もおりませんが、誰から遺伝したんだろう、と思うくらい子供のころからチーズが大好きなのです。
ブルーチーズも大丈夫、なのでチーズの説明の部分は興味深く読みました。
チーズの部分の勉強時は雪印メグミルクのホームページでチーズの種類を検索し、チーズの絵をノートに書いたりしてダラダラ(キビキビ?)進めました。
でないと、通信教育のお勉強は息抜きが出来ない。

基本リポートは「てにをは」や誤字脱字を指摘され(酵母の「こう」の字をさすがに間違えてはいかんだろ)、「まあ、学生だしな、仕方ない」と思ったものの、5点の減点は痛い。
本番ではヤマを張った部分が音楽史ほどでもないものの出題され、「テキスト大事」の思いを新たにしました。
ワインのお勉強も楽しかったです。スーパーでワインやチーズを眺めて選ぶ楽しみが増えました。
田舎のイオンごときでも(イオンの方すみません)、ブルサンやミニブリーは売っているのですね。
久しぶりにゴルゴンゾーラも手に取り、食べてみました。

12月4日・ストリートファッション論

基本リポートでは一番いい点数をいただきましたが(99点!!)、読めば読むほど「これは日本の現代史だよな」と思いました。
日本の現代風俗(変な意味ではありません)が全部詰まっているように思いました。
上記4科目に共通して言えることですが、実務のお勉強とは違い、今回の試験科目には「歴史」が溢れています。
「音楽史」「茶道」「ガストロノミ」「ファッション」。
音楽史はズバリそのものですが、その他の科目にもその成り立ちが書かれています。
ガストロノミという呼び方やガストロノミそのものに歴史はないかもしれませんが、人間、みな食べることはしているはず。
その成り立ち、過程が日本の歴史やひいては世界の歴史に関わるのです。

科目修得試験は思った通り、これから書く異文化コミュニケーションとタイを張るくらい難問でした。

これは各科目共通でしょうが、基本リポートは90分でやれ、という指示があります。
個人的にはテキストを読み込み、制限時間内で解くようにしたほうがいいと思います。
※これは時間がある人向けですね。こうやれ、という強制ではないし。

私は科目等履修生として2022年の10月から産能で勉強はしていたのですが、この時は会社員でした。
なので平日は細切れにしか時間が取れず、従って基本リポートも手書きな上、細切れで作成することに慣れてしまってました。
WEBでの提出は長文を作成するリポートが少ないように思います。
これで慣れてしまうと、科目修得試験では痛い目にあうはずです。
※個人の感想です。この辺りはまた書くこともあるでしょう。


12月5日・異文化コミュニケーション

Xの投稿でも
「難問、難題」
「試験はそっ閉じした」
「論述が70点なんて聞いてない」
など、単位取得が危ぶまれる今回試験のラスボス、異文化コミュニケーションの登場です。
上記の4科目と異なり、科目そのものの歴史が浅いようですが、そういえば、異文化コミュニケーションが叫ばれだしたのは1990年くらいからだっけ?などと思い出してきました。

私が住むのはど田舎ですから「海外の異文化」を発出する人間というのが大学の留学生や実習生、日本人と婚姻したその配偶者くらいしかおらず、県庁所在地のJR駅前(田舎に私鉄などない。第三セクターならあるが)周辺に買い物にでも出かけない限り、まずお目にかかることがありません。
仕事では、前職は郵便局でしたから海外への送金、通帳の作成、荷物の送付に日本人でない方もいらっしゃることはありましたが、来局者には一定の傾向があったように思います。
欧米の、アングロサクソン系かゲルマン系と思われる全く日本語の出来ない方は、日本在住で日本語ペラペラの海外から来た友人か、英語の堪能な日本人の友人(または配偶者)をお連れになり、通訳してくれたのでこちらとしてもすごく助かりました。
一方、中国、韓国の方は大体3人くらいで来ますが、日本語がカタコト程度の者が一人混じっているくらいで、同じアジア系の人間なのに毎回意思の疎通が困難に感じました。
私が経験したのは、海外にいる家族に送金したいのだが、と3人来局したうち、誰も日本語が出来ず、「コーディネーター」と呼ばれる方に来局者が電話し、その方を介して通訳してもらったパターンです。
結局通帳にマイナンバーの登録が必要なことを理解していただき、一旦お帰りいただいたのですが。

もう大分前の話です。
今だと、こんなのもありますし、申込書も自分で入力してパソコンで印刷できます。

しかし、私がそれらをメインで仕事していた時はこんな便利なツールはありませんでした。
来日3日で日本語全く理解できない人に漢字で住所書かせるなんて、お客様も担当社員(テラー)も地獄よ。

話が大幅にずれましたが、科目修得試験はやはり難問でした。
結局言えるのは、綺麗ごとなど本番では書けやしないということです。
当たり前だが、自分の中で経験の無いなりに見つけるしかないです。

私の場合だけかもしれませんが、「異文化」は会社の中にも存在しました。私はいわゆる「マイノリティ」側の人間だったと思います。
それを巧みに隠して自分に有利に事を運ぶことも出来たでしょう。
しかし、私にとってはそれは不本意でした。
会社を退職した理由も自分の処遇に不満があったのと会社そのものに先が見えたこと、会社の中の「異文化」に馴染むことが最後までできなかったことが大きいです。
でも、退職して良かったと心から今は思っています。

科目等履修生の時に異文化の付かない「コミュニケーション論」は単位取得しており(ちなみにAだった)自分としてはその科目に何とか今回の「異文化」との共通点を見出そうとも試みましたけど、やはり難しかったですね。

総括

今思い出したのだけど、日本語話者と英語話者との文章の組み立て方が異なるという一文が異文化コミュニケーション論のテキストの中にあったことを思い出した。

私は日本人ですから、多分これ以降この手の記事をUPすることがあってもだらだらと書いてゆくでしょう。
今回に限らず文章は長めです。

この辺はいいでしょう。
思いつくまま書いていくことにしますか。

noteの使い方がよくわかっていないのもありますが。この辺は徐々に洗練されていくかもしれません。

勉学に時間をかける=試験の結果が良い、ではない。
キモはどこにあるのだろう?
また、キモをどこに置くか。

今回、異文化コミュニケーション論に関してはノートづくりに異様に時間がかかりました。
多分2か月以上かかったと思いますが、効率としては非常に良くないと感じます。
これで成績がSだったら言うことないですが、多分、科目等履修生時代に単位を取得した「キーワードで学ぶ心理学(だったかな)」と同じくらいの成績で済めば御の字。
実は「キーワード~」は基本リポートは100点でした。が、科目修得試験は、でした。
原因は
・問題の解答時間の配分を誤ったこと
・勉学時間が十分とれなかった
にあります。
知識を取得したいと挑んだ勉強なので勉強時間がかかるのはやむなし、としても、成績がそれにに比例したものでなければ何もならないな、とも感じました。

この辺をどう折り合いをつけるか、
何を優先させるか
自分の気のすむまでとことんやるか

人それぞれでしょうが、多分「振り子のように」あちこちブレながら進んで行くことになるでしょう。
長文お読みいただき、ありがとうございました。

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