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Dorintheaの使い方2024~中級編

 この記事では、前回の記事の続きとして、アタックリアクションと装備品、デッキの組み方、ピッチ配分について説明します。
 この内容を、記事では中級編としています。
この記事では、初心者を対象にした内容で、Dawnbladeを使用する想定で執筆されています。


アタックリアクション(以下AR)を駆使してみよう

 Dorintheaの強みといえば、ARにあると言っても過言ではないでしょう。相手の防御に合わせて、それを上回るバフで攻撃を貫通させるのは非常に爽快です。当然、戦いなれてくると相手の手札を予想して多めにブロックしてくることもあります。お互いの手札の状況に合わせて、ARを打つかどうかを判断していくことが中級編でお伝えできる部分です。代表的なARを3枚に絞りました。


Ironsong Response

ARの代名詞。0コストでこの強さ!

Repriseの条件は、「相手が手札から防御していたら」です。これにはぢフェンスリアクション(DR)も含まれます。ですので、相手が手札からか防御しているのか武器庫から防御しているのか要確認です。上記のIsonsong ResponseはARの代表格ともいえるカードです。多くのプレイヤーはこのカードを警戒して、3点や6点の攻撃を、6点や9点で防御することがあります。ただ、慣れたプレイヤーはこういったRepriseを警戒して防御してこないこともあります。その場合は打っても意味がないカードですので、そちらも要注意です。

Singing Steelblade

彼女の必殺技その1。バフでもgo again付与でも振り直しでも!

こちらもDrintheaの最強カードの一角。Reprise達成でデッキからARを追放して使用できます。持ってくるカードはIsonsong Responseでもいいですし、続行を付与するカードでもいいですね。対戦相手がこちらの攻撃力ぴったりで防御しているならこのカードだけでヒットになります。もう少し打点を上げたい場合にはバフカードを、

Rout

Reprise達成で相手の防御カードを1枚手札に戻す。実質6点バフ!

 もちろん、上記で紹介した3枚以外にも強力なARは多くあります。先述の通り、お互いヒーローについてある程度慣れてくると、ARが飛んできそうだな…と予想が建てられるわけですが、予想されても使われると厳しいカードはやはりRoutでしょう。Repriseというキーワード効果は、相手が手札から防御していた場合に発動します。ただし、相手も慣れてくると、Repriseを警戒して次からは防御しないもしくは装備品のみで防御…なんて選択肢も出てくるわけです。ですので、Reprise効果の付いていないARも採用しなければなりません。

Repriseの付いていないAR

Blade Flurry

Heavy Hittersで登場。書いてることが単純に強い!

Puncture

相手が装備品で防御しているとき、+1。合計4点バフ!

Twinning Blade

Dorintheaと同じ効果のAR。これを使えばオーバーブロックされたときに有利!

このようにバフ以外のARもあるので、これらを駆使してDawnbladeにカウンターを乗せて攻め続けていきましょう。ARはDawnbladeを育てるための飼料のイメージです。相手の防御カードがこちらのARを上回っている場合は意味をなさないので、タイミングも重要です。ARを飼料と表現しましたが、目的は勝利すること。仮にカウンターが乗らなくても相手の手札を削ったりライフ差を付けることができればよいのです。

装備品について

こちらはさらっと説明していきます。
最近は装備品の種類が多くなりましたが、Dawnbladeの装備品の腕と脚は固定されている印象です。頭と胴装備は値段が比較的高いので、簡単にご紹介します。

腕装備

Braveforge Bracers

このターンに武器がヒットしていたら、武器の攻撃力が+1される

 一見地味な能力のように思われますが、2発目もヒットさせたいDawnbladeの効果と相性抜群。4点や7点の攻撃力はブレークポイントとも呼ばれ、対戦相手はカード1枚でブロックしづらく、2枚以上のカードで防御する必要が出てきます。ブレークポイントについては別の記事で説明します。また、Battlewornというキーワード能力を持ち、防御しても武器が壊れないという点でも優秀な装備品のひとつです。

脚装備

Refraction Bolters

武器攻撃がヒットしたら、誘発して破壊することで続行を得る

続行を付与するだけですが、非常に優秀なカードです。まずはBattlewornであること。防御力が1あるので、先ほどのブレークポイントをこの脚でカバーすることができます。そして続行を付与するのは誘発能力だということ。アクションでもないので、アクション数を制限するカードに引っ掛かりません。ここの部分も別の記事で紹介しようと思います。

上記2部位が固定である場合が多いです。では次に頭と胴のご紹介。

頭装備

Crown of Providence

防御した際に手札か武器庫のカードをデッキの一番下に送り、1ドロー

 武器庫のカードをデッキの下に送れるという点で、Command and Conquerという、ヒットしたら武器庫のカードを破壊するカードとの相性が良いです。…が、値段が高いのでしばらく慣れるまでは別のカードで代用可能です。

Balance of Justice

対戦相手がカードを2枚以上引いている場合に発動可能。1ドローする。

 こちらも、直近で発売されたエキスパンションのHeavy Hittersのカードが、ドローに関連するカードを多数採用しているため、環境的に刺さることが多く、採用率は増えています。…が、こちらも高額カードですので急いでそろえる必要は全くありません。
 慣れるまでは装備品よりも、デッキの回し方を丁寧に理解していくことが近道だと思いますが、それでもないよりはあったほうがいい、ということで二つ紹介しておきます。

頭装備の代用

Ironrot Helm

防御値1でBlade Break。シンプルイズザベスト

防御値1。それだけ。この1点を分かつときがいつか必ず訪れます。

Ironhide Helm

1コスト払うことにより、防御値が+2される。戦闘チェイン終了時に壊れる

 こちらは、コストを支払うことにより使用できる頭。防御値2ですが、手札を1枚ピッチする必要があるため、使い方が少しテクニカル。

2つの装備を紹介しましたが、これ以外でも、コストを支払いダメージを軽減する装備品もありますので、適宜装備して使用感を比べてみてください。

胴装備も同じく高額カードですので簡単にご紹介します。

胴装備

Fyendal's Spring Tunic

無から1リソースが出る胴装備の最高峰。

ターンの開始時にカウンターを乗せ、カウンターが3つになったらそれを取り除くことで1リソースを生み出す胴装備。これも高額です…。

Courage of Bladehold

これを破壊することで、このターンに必要な武器のコストが1下がる

Dawnbladeではこちらの装備も採用されています。高打点を出すターンはどうしてもリソース不足になりがちなので、このカードで最大火力を出しやすくします。先ほどのTunicほどではないですが、fabのカードのなかでは比較的安価な部類に入ります。

中級編のまとめ


ここまで装備品についてご紹介してきました。この記事を読んでいる始めたての方は、高いカードを買いそろえる準備などできていないと思います。かくいう私も、実際に揃えるまでは半年近くかかりました。高いですからね。
 ご自身のペースで集めながら、パックから出たカードでデッキを組むのが一番楽しいので、引いた装備品もしばらくは手元に残しておくのがいいでしょう。ルールを覚えて徐々に対戦に勝利できるまで、好きなカードで遊んでください。
 次回は上級編。実際のデッキを紹介しながら、具体的な立ち回りと全力で攻めるべき手札などを紹介していきます。こちらを読めばあとはひたすら擦るだけ!執筆が遅くて申し訳ありません、あと少しお待ちください!



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