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デモ撮影装備リスト 2020 SPRING

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[装備品]
CONDOR H-ハーネス
Flyye MOLLE Single 9mm Mag Pouch Ver.FE
HAZARD4 IDホルダ
CONDOR モジュラーIDパネル
Lowepro トップローダーズーム 55AW
molleスマートフォンポーチ
Lowepro トップローダーズーム 50AW
HAKUBA ハンドストラップ
BLACKHAWK! タクティカルベルト(改)
macpac ボトルホルスター
CONDOR ラージユティリティポーチ
5.11タクティカル VTAC ボトルキャリア
Flyye Triangular Leg Panel
Flyye Molle Administrative/Pistol Mag Pouch
Flyye Molle Drop Leg Accessories Pouch
TMC MOLLE Large Administrative Pouch
Flyye MOLLE Single 9mm Mag Pouch Ver.FE
活動量計


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[ウェア]
THE NORTH FACE ランナーズハイワークキャップ
UNDER ARMOUR スカルキャップ
ノーブランド シュマグ
TMC G3 コンバットシャツ バッファローチェック
MECHANIX WEAR オリジナルグローブ
FIELD MEMBER フィンガーレスグローブ
EMERSON G2 コンバットパンツ(パッド内蔵)
ASICS ウィンジョブ CP402


 今回は「デモ撮影装備 2020 SPRING」、冬期(暖かい日)〜春期のスタイルを紹介する。これまでカラーリングがダーク過ぎたので少し明るめの色を増やしてみた。
 青黒チェックのコンバットシャツが前々からかわいいなと思ってて、それに合うシュマグ(アラブスカーフ)がようやく見つかり、全体のバランスが良い感じになったのでデビューさせた。
 こう見えてスカーフは広げると120cm・120cmくらいのサイズになる。スーパーで買い物して袋がない場合、首元からファサッと外して商品を包んで持って帰ることができるので重宝している。スカーフは風呂敷でもある。

 このコンバットパンツはかなり前に入手した古いモデル(Gen2)で、素材はコットン。決して細くないシルエットなのだが、膝と裾にベルクロのアジャスタがあるので、それらを絞ることによりそこそこ体にフィットしてくれる。写真を見てもわかるように、膝と裾だけ突然キュッとしてしまっているが、体型に合わせて調整できる仕組みは便利だ。
 ひざにはプロテクターが内蔵されていて、不必要な時は外すことができる着脱式だ。このパンツのパッドの性能はそこそこだが、何も付けていない状態に比べたら大違いで、パッドのありがたみを感じることができる。
 ポケットは10個も付いている。一般的なカーゴパンツの6ポケット(フロント2・ヒップ2・太もも横2)、それに加えて4ポケット(太もも前2・ふくらはぎ外側2)がある。スーパーで買い物してカバンに入り切らない時に10ポケットもあると、いくらか入れて持って帰ることができるので重宝している。しかし、物がポケットに入っていると揺れて走りづらいという大きな欠点がある。そのため撮影時はポケットにはハンカチくらいしか入れないようにしている。
 プロテクター内蔵パンツは魅力的だが、やはり軽くて高機能なアウトドアブランドのトレッキングパンツの方がより魅力的に感じる。そういうこともあって新型のコンバットパンツには手を出していない。


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 白い靴は汚れが目立つので避けてきたが、広島県警察機動隊がウィンジョブシリーズの半長靴安全靴(RG2)を履いていて、それが他の警備靴に比べて機能的でかっこよかったので真似してウィンジョブシリーズのCP402を購入してしまった。わりと軽量で履き心地も良く、走るのにも支障がないので、今のところ満足している。
 これまでズボンの裾はブーツに入れてきたが、安全靴はコンバットブーツに比べて太くシルエットが良くないので、写真のようにブーツアウトして履いてみた。走った時に裾がヒラヒラするのが邪魔で、ブーツインすることで解決してきたが、きちんと裾を絞ることができればこれでも良さそうだ。
 下の写真が「ウィンジョブ CP402」なのだが、こうしてみるとアシックス感がすごい(主にロゴ)。スポーツシューズメーカーだけあって履き心地は抜群、スタイリッシュなデザインにも注目したい。内側にジッパーがあって簡単に履くことができて便利だ。ジッパーにはベルクロ式のカバーが付いているので、引っかかりを防止してくれる。カラーラインナップはブラックもあるのだが、ホワイトの魅力には勝てなかった。


 装備品の総重量は10~12kgほどある。機材が増減したり装備品(モジュール)を着脱することがあるので数値は変動するが、なんにせよ重い。動画用のハンディカム1台とスタビライザ、写真用の一眼レフ2台、必要に応じて交換レンズ、一脚、録音機、そして機材などを運搬するための装備品を身に付けている。
 重い荷物を携えた状態で全力疾走し、急に止まったり、跳ねたり、しゃがんだり、激しい動きをするので、どう持ち運ぶかがキモとなる。そのため、機材以上に装備品の充実や研究に力を入れてきた。

 モジュラーシステムのプラットフォームにはH型ハーネスを採用した。ベストに比べ通気性が良く通年で使えるのが大きい。更に言えば、撮影している時間よりも移動している時間の方が長いので、脱いだ時コンパクトなのもありがたい。
 カメラバッグは自作ストラップで直接ハーネスに取り付けている。これにより荷重がハーネスを通して分散できて楽になった。またストラップを短くできるので走った時にバタバタするのを最小限に抑えることもできた。
 一眼レフカメラを収納したカメラバッグはそこそこの重さがあるのだが、ハーネスだけでなく腰のベルトでも固定している。更にはベルトと繋がっている両脚のレッグプラットフォームが腿に固定されおり、装備が身体にピッタリくっついている。このような仕組みなので、荷物が重くてもちゃんと走ることができる。
 装備品は全て連結していて一まとまりになっている。その為、別々に取り外す手間がなく、5つのバックルを外せば全装備品をすぐに下ろすことができる。移動する際にクイックリリースができると便利で、比較的短い移動の際でも気軽に外すことができる。かつ一まとまりなので脱いだ時の管理が楽でいい。実際に現場で使用し、改良を幾度も繰り返して使い勝手を良くしてきた。


20200210川崎_Fotor

(撮影:@moderntimes25 - 2020.2.9 神奈川県川崎市)

ボトムス:Levi's 511 スリム
ニーパッド:ALTA ULTRA-FLEX Knee Pads
レンズバッグ:Lowepro レンズエクスチェンジケース200AW

 この日は走る必要があまりない街宣だったので、ブルーチェックのコンシャツに合わせてデニムを履いていった。両膝にはアルタ社のニーパッドをバッテンに留めている。スリムなパンツなので裾を靴に入れてもよかったが、白色の割合を抑えたかったのでインせず、ショートブーツっぽく履いてみた。
 現場で、C.R.A.C.の野間易通さんに「ブルージーンズ履いてるやん、どしたの?ズボン洗濯中?」と言われてしまった。最近はカジュアルなタクティカルスタイルで出動することもある。

 まだまだ撮影装備は進化の過程なので、これからも努力を惜しまず徹底的に研究していくつもりだ。ニーズはなさそうだが、また装備についてなにかしら書く予定なので、しばしお待ちを。

全国各地のデモや抗議などを自腹で記録しています。サポート頂けますと活動資金になります。よろしくお願いします。