見出し画像

【探鳥記】初めての海鳥観察(前編)

2023年5月上旬。世間一般の人々がゴールデンウィークで連休を満喫している中、1人の男がブツブツと呟きながら現場仕事をしていた。

「この仕事終わったら航路…この仕事終わったら航路…この仕事終わったら航路…コノシゴトオワッタラコウロ……」

その男には納期通りにキッチリ仕事を終わらせて思う存分休みを満喫するんだ!という強い決意があったのです。

仕事の納期は5月末、無事に仕事を終わらせた男は清々しい気持ちで遠征の支度を始めるのでした…。


行ってきます!



①海鳥観察、行き先は八丈島!


フェリーに乗るのは高校の修学旅行以来。その時は北海道の小樽と新潟を行き来する新日本海フェリーでした。

今回は真逆の方向、東京・竹芝から南へ約280kmの八丈島へと向かいます。


お世話になるのは東海汽船さんの「橘丸」!
黄色と緑の船体がカッコいい!


甲板から浜松町を眺める。
都会は夜でも明るいね…。

東京からのフェリーに乗るのは初めてで期待と緊張で眠気も吹き飛びハイになっていました。


出港。

②たちばな丸


案内所。

https://www.tokaikisen.co.jp/ourship/tachibana-room/

橘丸さんは東京から伊豆諸島の三宅島、御蔵島、そして八丈島を行き来する大型客船。海鳥観察をするバードウォッチャーさん達からの支持も厚いとか…!


黄色い人気者。鳥に好かれ、鳥屋にも好かれる?


食堂。メニューも豊富です。


食堂入り口の自販機。


アイスの誘惑には勝てなかったよ…(笑)


遅めの夕食を軽く済ませて日付が変わる前に就寝。
翌朝の5時には三宅島に着きます。

③観察開始!



三宅島に到着。
甲板から乗下船するお客さんを見てます。

三宅島はバードアイランドと呼ばれるほど野鳥観察の人気スポットらしいです。今回は行けませんでしたがまたいつか…!

三宅島を出港し次の御蔵島に近づいてきたところで海鳥の群れが出現!

いきなり群れが現れ、思わず声が出ました!
オオミズナギドリ。

本州の陸地からでも見える事はありますがやはり船から近い位置で見れたのは良かったです。
羽ばたきをあまりせずグライダーの様に飛ぶさまを見てホレボレしました。

オオミズナギドリは日本各地の離島で繁殖していますが中でも御蔵島は世界最大の繁殖地となっています。

https://www.yamashina.or.jp/hp/kenkyu_chosa/nonekosatooya_project.html

人が持ち込んだネコによる食害が深刻となっており、野良猫を捕獲し島外での飼い主を募る活動をしている方々もいらっしゃいます。

https://oomizunagidori.jimdo.com/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%AE%E9%A3%BC%E3%81%84%E4%B8%BB%E5%8B%9F%E9%9B%86/

御蔵島を過ぎるとオオミズナギドリの群れはいなくなり、船から離れた所にいる海鳥を双眼鏡で探していました。

そうこうしてる内に橘丸さんは八丈島に到着しました。

八丈島が見えてきました!

ということで前編はここまでにします。
後編では八丈島での探鳥の様子、復路での海鳥観察の様子を書こうと思います。

それではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?