2022/6/11-12

●6/11
向こうは結婚指輪を私以上に楽しみにしているらしいことを知る。普段アクセサリーつけるのは抵抗があってできないけども、結婚指輪だったら堂々とつけられるから、らしい。たしかにそうだなと思う。
個人的には結婚指輪への感情はもともとあまり持っておらず、対外的に口に出さずとも自分のプライベートのあり方を発信する術くらいの認識だった。
最近は、自分にとっての支えである相手の存在を四六時中身にまとうようなものなのかな、とも思ってきている。離れていても一緒にいる、みたいな。心の中にあり続けるのは変わらなくても、目に見える安心感はきっとあるはずで、きっとパワーをもらえる日もこれからあったりするのだろうなと勝手に想像している。

結婚指輪の目処がたったのは今日の大きな収穫。こんなにも少しのデザインの違いが印象を大きく変えるんだなとびっくり。各ブランドのリーフレットの在り方も全然違くて、細部にもそれぞれのスタンスが宿るよな、なんて思う。これぞ多分一生ものの特別なものだから、想いを込められて大切に作られたものを2人で納得して選んで、私も大切にしていきたい。

夜は両親・叔父叔母・叔母のお母さん・叔母の妹夫婦とご一緒する会があったので、その場で報告した。叔母の家族は親等的には遠いし、自分の最近の思考回路の「家族」にはカウントしていかなかったけども、確実に大きな括りの家族で、そういった家族を自分発信でぶわっと増やす重みを感じる。

●6/12
久しぶりに余裕のある日。最近平日も休日もバタバタで、こういう時間が欲しかったんだよねと再認識する。
改めて自分の部屋を見直して、素直に好きだなーと思う。自分で選んで自分で集めていったものばかりだから、一つ一つに物語があって、ものも空間も手放すのが惜しくなる。一人暮らしを始めた時は、実家の空間がなくなるわけではなかったけども、今回の引越しで今の空間には二度と出会えなくなるわけで、この差は感情的に大きい。
大事なものはどんどん増えていくんだな。人生積み重ねて、出会いが増えれば増えるほど、手放すこと・別れることも増えていくんだろうな。この5.6年、遠くないみらいで別れが訪れること・手放すことを想像して、少しずつ覚悟を持とうとしていたのだけど、今の私はまさしくこれから沢山の出会いを迎える局面にいながら、おそらくその対比としてその別れること・手放すことを今まで以上に意識する時間が増えている。

両家顔合わせを入籍日前に行うのがやはり望ましいのではとの話になり、バタバタと調整が進んでいる。みんないい形で新しい家族のスタートを切りたいと思っているからやや慎重めで、でも双方柔軟性を持って考えてくれているのが伝わるのでありがたい。
考えること・決めることが多くて、ポジティブなものとは分かっているけども目が回りそうだ。