日記 20/4/11

非日常な日常の行動と思考をつらつらと、日記。

数年後には教科書に載る歴史の中を今生きているのだなと思う。私の思う日常はすごく脆いもので、当たり前が当たり前でないということをこういう事態に直面してやっと思い出すんだよな。3.11のときも思ったこと。

そんな中でも日々ものすごいスピードで時間は過ぎていっているわけだけど、比較的なんとかやれている方なんだろうなと思う。この3週間外出っていう外出は2回会社に出ただけで、完全なる一人での引きこもり生活。親はえらく心配しているけど、今のところは思っていたよりうわああああとならずにいられている。仕事柄家にいようが人とリモート会議かで話している時間が圧倒的に長いことと、やりとりできる友人や彼の存在によって、ずっと一人という感覚が薄いのかもしれない。あとは割と一人耐性はある(嫌いじゃない)のは実感する。実家が居心地悪いとははっきり自覚したことはなかったし、実際別に居心地が悪いわけでもなかったのだけど、窮屈さはあったんだろうなとあらためて思うよ。それに対して今は自由!自由!自由!

にしてもさ、zoom飲みなんてさ、考えもしなかったじゃない。そもそもリモート会議への偏見もすごかったし。でもほかに選択肢がないと人間は順応するし、その選択肢の中での高い満足度を得ようと試行錯誤するんだよな。適応能力の高さに驚くよ。

そんな状況のなかでの日常。

いつもより料理をするようになった。単純に家にいる時間が長くなったからだけど、割と楽しい。調味料はどんどん増えていく(最近だとナンプラーやシナモンが導入された)し、今まで手に取ることのなかった食材(油揚げは天才。今日は長芋を買ってみたけどなかなかいい。)をあえて使ってみたりして幅が広がっているように思う。手際は悪いけど、タイムレースしているんじゃないもんね!楽しみが制限される中では、やはり私は食に意識がいってしまうらしい。知っていたけど。せっかくの機会なので、この期間中に色々な新たな発見ができるといいなと思う。

そう、料理といえば、最後に出社したこの前の火曜日に元バイト先のお店に顔を出したんだ。ずっと行けていなくて、でもこんな状況になってしまって苦しいだろうなとずっと頭の片隅にあって。少し前の自分だったら偽善ぶってもね~とか私一人では何の助けにもならないし~とか理由つけて何もしなかったんだろうけど、私はこの1年でね、ちょっとした気持ちのやりとりが自分や相手を支えることもあるんだっていうのを学んだのよ。だから思い切って訪ねてみた。私一人では金銭的にはなんの足しにもならないだろうけど、あなたのことを思っている人はたくさんいるよ、この場所が大好きな人はたくさんいるよ、わたしもその一人だよ、なんとか踏ん張って、そんな気持ちが伝わればいいなって。でもちょっと遅くて、もう夜の営業はストップさせている状況だった。そんな状況ではあったものの、店長さんはお店の中にいて、30分くらいかな、話すことはできた。やっぱりいつもより顔に陰があって苦しそうだったけど、それでも前を向こうとしている姿が印象的だった。なんだか私が元気をもらってしまった(あと沢山の食材をいただいてしまった、ベーコンがおいしすぎる)。今まで人間関係さぼってきたからさ、こういう時に人にどういう言葉をかければいいのか、ほんとうに分からない。分からないけど、分からないなりに精一杯伝えようとしたこの気持ちは本物だから。少しでも何か伝わるといいなと思うし、少しは伝わったんじゃないかなと思う。

あとは、わたしの家の中にはすでに結構楽しいものや楽しいものへアクセスするツールが沢山あって、それらを手にしようとすると気づいたら一日が終わっているかも。

積読していた本を読んでみたり、昔夢中で読んでいた本を読み返してみたりね。獣の奏者久しぶりに読んだけどやっぱりすごく面白くて、今この年齢で読むから前より響く部分もあった(女性としてどうあろうとするのか、とかそのあたりの視点。外伝なんて特に。)。これまで出会ってきた本たちによって今の自分が形作られているんだなともあらためて実感する機会だった。

そう、WESTさん。初めてのコンサート、飛んでしまった。悲しさはあるけど、まあそうよね、仕方ない。それにしてもジャニーズ事務所さんは本当にすごい。あまりにも沢山の心遣いをもらってしまって、どうお返しすればいいんだろうって思う。みんなを笑顔にしたい、心の支えになりたいという心を真ん中に持つ存在。こういうみんなが落ち込んでいるときにひときわ輝きを見せる、あまりにもまぶしくて、かつ、とてもとても温かい存在。エンタメを引っ張っているという自負をひしひしと感じる。だからこそのこの存在感なんだろうし、ファンがこれだけたくさんいるのは納得。今まであまり興味をもつことはなかったけど、1年前くらいにWESTさんに出会って、好きになって、自分の心の一つの支えとしての存在になって、今救われている・元気や笑顔をもらっている自分がいる。これって本当にすごいこと!ありがたいな~本当に。わたしはWESTさんとファンとの応援して応援されての関係性がすごく好きなので、私のその一員になれればと思う。

テレビやラジオも面白いもの沢山あるなーと思う。今日野ブタの特別編をやっていたの、気になっていたけど寝てしまって見れなかった。脚本家木皿さんだったら絶対好きだと思う、今度見てみたい。そう、好みが分かってきたのよね、好みの脚本家さん。野木さんや木皿さん・坂本裕二さんあたり、好きだ~。そういう目線でドラマや映画を見ていくと世界が広がっていく気がするよ。ラジオもWESTさんのを聞き始めるまではほぼ縁がなかったんだけど結構好きだ。家事とラジオの相性はばっちりね。テレビよりもより距離が近いライトなエンタメよね。今日は松本穂香さんのラジオと松岡茉優さんのラジオを聞いて面白かった。松岡穂香さんのラジオで伊藤沙莉さんが好きな曲として流していたセカオワのTONIGHTという曲に惹かれてAPPLE MUSICでダウンロードしてしまった。縁が縁を呼んで、世界が広がっていくのだなあ。好きが増えていくのが嬉しい。

これからしたいこと。最近仕事もそれなりにやりがいは感じてきて軌道に乗ってきた感覚があること(一方で朝の仕事のしたくなさは何によるものなんだろうか、要思考。)や楽しいことがたくさんあることで、思考停止になってしまっている部分もあって。長い目で自分はどうしていきたいのか、そのための勉強と思考は止めてはいけないなと自戒。気が付いたら24歳になってもう半分以上経っているのよね、時の速さを感じる。焦る必要はないけど、きちんと一歩ずつ前に進んでいきたい。さぼりがちだから、自分で自分を定期的に奮い立たせなければ。

あとは世の中が落ち着いたらとびきりおいしいものを食べたいなあ。ミュージカル観たいし、ライブにも行きたいし、おいしいもの巡りもしたい。飲みたい人もたくさんいる。アジア旅行も行きたいしヨーロッパ旅行もしたい。やりたいことたくさんあるのよ!

そのためには今自分ができることを、よね。周りの友人が行政や医療現場で最前線で闘っているなか、飲食店やエンタメが何とか乗り越えようともがき闘っているなか、わたしができることは家に引きこもることくらいなんだけどさ、まずは健康的に引きこもって、かつ家から何か応援できることがあるのであればできることをやっていきたい。

夜ご飯を食べたら眠くなってしまってひと眠り・・・と思ったらこのざまなのだけど、この深夜の濃密な空気も結構好き。でもそろそろ寝ようね自分。おやすみ。