シェア
その夜と引き換えに 体も心も全て燃やしてしまった 再生までの時間が どれほどかかったとし…
当たり前の価値観が反転する 次の時代へ向かうために 多くの荷物を捨てて躰を削りながら そ…
虫も魚も花も木々も呼吸しているように このひとつのまるい生命体もまた呼吸している 天体の…
渦中にいるとわからないものなんだ それが毎日毎日、あきれるくらい毎日 ずっと続いていくこ…
プライドを手放すこと それをおろしたら 背中はすーっ、と 楽になる 世界を漂って 息をす…
どちらなのだろう ほんとうに なくさずにいるためには 大切なものが側にある時 心は、強く…
世界が変わらないのなら 自分が変わるしかないのだ 無常なほどに深い谷が横たわり 息を止めて立ち止まる わたしたちは無力 しかし知性と感性はどこからも 侵されることはない 体の中の透明な場所 そこはどこへでも 繋がることができる
あなたのことが大好き 毎晩、そう思って眠りにつく その気持ちがもうずっと 1ミリも減らな…
なんという、すばらしい夢のような時間だったんだろう。 もうずっと前のことだけど いまもそ…
長いのか短いのかわからない残りの時間で 小さな死と再生をあと何回繰り返すのだろう 掌から…
そうか、きっと、あの人は とても目の良い人だったんだなあ 見えてしまうものが多すぎるのは…
とりとめもなく 答えもなく 輪郭のないものに色を塗るような 恋愛の話 ふと、10年後を想い…
ゆらゆらと心地よい波間を漂って すっかり忘れてしまった わたしを駆動させていた渇きと怒り…
わたしは 怠惰で無知 相槌を多く打ちながら その空気を泳いでいる わたしは 快楽主義者 約束をぼかして いちばん楽しいところにいきたい わたしは 権威の横がすき その空気の中で ありったけの善意を振りまく 正しい眼で見つめないで わたしは 怠惰で無知