声優 Pt.2 スフィアという原点

みなさん、おはようございます。
こんにちは、そして、こんばんわ。
倫さんです。

前回に引き続き、今回も声優さんと自分、そしてHIPHOPについて書こうと思います。(前回あまりHIPHOPの話が出てなかったのでここからどんどん出すよ)

中1〜中3の頃、ブームとなってたのは「京都アニメーション」が作った平野綾さん主演作品の「涼宮ハルヒシリーズ」、「らき☆すた」等のアニメ派生のキャラソンブーム、そして、水樹奈々さんがオリコン2位に入ったりしたなど少しずつだけど声優ブームに火をつけ始めた頃。

そして、高校生になった自分は、ロキノン厨(この時の全盛期といえば9mmやベボベ、サカナクション等)でRHYMESTERとKREVAを聞いて、

中島愛さんの「星間旅行」(歌詞もトラックも最高!!! 隠喩の歌詞だという事をコンバットREC氏から学ぶ)や堀江由衣さんの「バニラソルト」(「とらドラ!」1st ED 自分の堀江由衣さん体験はアニメ「スクールランブル」OPのこの曲から)など聞いてたけど、そこまでどハマりする事はなかったけど、そんな時に声優さんでどハマりしたのは、

スフィア!

スフィア!!

スフィア!!!!

(時計回りに高垣彩陽さん(クラシックの声楽出身。演技も歌唱も上手い)、戸松遥さん(何度も言うけど「戸松遥 楽曲サンプリング期(1st2nd)」は最高。あと写真集はヤバい)、豊崎愛生さん(ロック(邦洋問わず)の音楽知識は物凄くある人、「ほおづき」や「タワーライト」(どっちとも3rd ALに収録)はMust Check!!)、寿美菜子さん(個人的にセンスの塊と思う。演技も楽曲、聞く音楽もを最高!!!写真集「Jiffy」発売中。このPVと似てる世界観で撮ってる写真あり。)

スフィアにハマってました。(圧が強くてすみません)
スフィアにハマってましたきっかけ、「けいおん!」の声優さんがやってるユニットを聞きたいのがきっかけだったのか、メンバーの戸松遥さんの2nd SG(アニメ「かんなぎ」OP 戸松遥 サンプリング期の名曲の一つ)がきっかけだったのか覚えてはいないです。(すみません)

そのきっかけから、聞き始めて最初はアイドル的だなとかって思ってたけどこの曲がきっかけでこのグループ、ヤバくないかと思い始めてから、次のシングル(アニメ「おとめ妖怪 ざくろ」OP 原作もアニメも音楽(ED3種とも最高1,2,3)最高峰。classic!!!!!!!!! 2期目早く放送してください)も良くて、アルバムの発売を楽しみに待ってた自分。(この頃、2nd ALの発売の宣伝を元旦の朝日新聞の一面に打ってたのはいい思い出)

そして、「スフィアクラブ」という声優では異例の30分番組を日テレでやってる最中にあの騒動(適当に自分で調べてください)が起きました。(この時からのBGMはこの曲を聞いてください)

あの時の事を今、思い返すと当時は豊崎愛生さんのガチ恋をしてた時期で色々と幻想や理想が崩れて、本人に対してもクソだろとか思ってた。(その事に対しては、今でも本人達と話す機会があるならばちゃんと謝りたいし、この案件に対しては、ヲタクとしての責任もあると思う)

そこからヲタクがガチ恋の文脈でCDを割った写真を見て、「おかしくねぇか?」と思い始めてから、騒動を起こしたブロガーや騒動を酷くなるまで放置してた所属事務所兼レーベルに対しても「おかしくねぇか?」と思い始めて、そこから「本人達のプライバシーや恋愛の自由もあってもいいじゃん」と思った。(今もその事はちゃんと思ってるし、今じゃ、産まれた国籍でいちゃもん付けるなんてクソ野郎のracistだと思ってる。)

でも、その意見があまり無くて居心地が悪いなと思い始めたのを救ってくれたのは、RHYMESTERの宇多丸氏(AKBの峯岸さんの時にラジオで語ってた事が自分の思ってた感じと同じ事で良いんだと思った)で、声優楽曲派として変化していくのは、宇多丸氏のマブ論が過大な影響があって、声優さんの曲も楽曲で判断する事が多くなったのもスフィアの騒動後からだと思う。(この当時は、宇多丸氏やBUBUKAで座談会やってる人達に本当に救われたし、今も感謝をしてます)

そうして、聴く意識が変わり始めた時に出た3rd ALは、個人的に「スフィアのアルバムで薦めるならば」というならば、このアルバムを選ぶ。(中盤の展開は個人的にちゃんといいアルバムとして聞ける流れが出来て良かった)

だけど、その後のシングル(2013年頃)が個人的に好きになれず(ここからリリスクやNeggico等のアイドルと日本語のHIPHOPを追いかけ始めた頃と重なる)、寿美菜子さんのソロ活動でいい曲が多いなとか思い始めて(コレコレ)、スフィアよりもソロ活動の楽曲やスフィアのメンバー以外の声優さんの楽曲を追い始めた。(別の声優を聞いてた話は別のPtで書く予定。長くてすみません)

そして、その自分がスフィアが改めてヤバいと思い始めたのは、「Dreams, Count Down」からだった。この当時は、本格的にUSのHIPHOPも聴き始めて、アイドルに対しても食傷気味になって(今は治りました)、色々と声優さんの曲は聞いてたけど中島愛さんが音楽活動を引退したり(JAY-Zと同じ感じのアレです)、田村ゆかりさんは色々とあるし(病んでるレベチが半端ない)、μ’sやTrySailなどの新世代について行けなくなってきた時期だった。

その時に聞いた豊崎愛生さんの「ほおづき」は、chillいけど自分の中に突き刺した何かがあって、そこからスフィアの新曲ってどうなってるんだろ?と思いながら、聴いた時のインパクトは忘れる事は無いだろう。
聴き始めたきっかけを作ったあの曲をブラッシュアップしながら、最近のUSの音楽シーンで流行っている踊れるトラックで踊ってるPVをスフィアがちゃんと文脈を理解しながらPVでやってると思い感動してしまった。(あと、ちゃんと売上的にもいい感じだったのも最高だった)

そこから、再び声優シーンってヤバくないとか思い、新譜を追いかける人生を送る事になりました。(終)

どうして、スフィアに戻れるのかなと思ってたら、やっぱり原点なのもあるけど、スフィアって、女性声優界のSMAPだと思ってて(SMAPファンのみなさんすみません)、他の声優グループもいい曲を出すんだけど、独特のグルーヴとちゃんとソロでも活躍してる部分、そして女性声優界のPOP STAR且つエンターテイナーの側面をちゃんと保ってるから、少し離れてもちゃんと戻れる感じになってるのかなとか思ってます。

声優シーンが色々と変わり始めてきてるけどジャンプSQの最終回のコラム(5年間続いたご長寿コラム 単行本化希望!!!!)で書いていた「ママになってもスフィア」というかずっとスフィアを続けて欲しいし、ソロも続けてずっと欲しいなと思ってます。

5th AL 「ISM」は、2/1に発売なので視聴して曲が良かったら、レンタルするなり、買ってください。よろしくお願いします。。

今回は、マインドの話だったけど次回こそは、ちゃんと楽曲からHIPHOPと声優さんを繋いだ話をします。

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