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美容師が辞められない


私はアシスタントなのでいつだって胸を張って美容師ですとはまだ言えない。

職業を聞かれたら

美容師です。アシスタントですけどハハ
みたいな返しを数え切れないぐらいした。

アシスタント3年目、4月からは4年目。
私は4年目からはスタイリストになるつもりだった
だってもう23だし。

でも違った

私は仕事を一度辞めた。
前働いていた会社は嘘をつくタイプの会社だった
交通費は出ない、家賃手当も出ない、そのくせ社用は死ぬほど夜遅くまであった

あーあ聞いてた話と違ったなーと思いつつ
辞めるつもりは無かった
スタイリストになるまでは耐え抜こうと思っていたからだ

でもダメだった。

店舗を移動してくれと言われた
私の所属の店舗は比較的スタッフ全員仲良しこよしの関係性だった。
だから耐えられていたのだ。

これが他の店舗でまた新しく人間関係を築けと言われたらそこまでは私はこの会社に愛がなかった。

一緒に入社したスタッフが12人いた。
何故か仲がいい順に退社していった。
その時もう私を含め5人しかいなかった。
私の番だと思った

移動するなら退社したいですと店長に言った。
次の日店舗移動ごねてるらしいなと社長から電話がかかってきた
ごねてるという言葉を聞いた時迷いがなくなった

私はその月に仕事をやめた。2年目の11月

何も成し遂げていないのに会社を辞めてしまった私は焦っていた

急いで転職活動をした
何故美容師以外の職に行かなかったのかといえば
知識がなかったからだと思う

でも確実に私は絶対美容師になりたかった

美容師は世間的にそんなにいい印象はないと思う
チャラそうだし
怖そうだし
給料安いし
立ち仕事だし
ブラックだし

あげ出したらキリがない

でも私は美容師という職が好きなんだと思う
他の仕事なんてバイトで少ししたぐらいだけど

美容師ですってまだ胸はっていってないから

今の職場で私はアシスタントの一番年長だ
スタイリストに早くなりたい
でもまだまだ先は長い
先の長さがわかっていて失敗がたくさん目の前にあるのがわかってびびっている
週に数回泣く

でも絶対辞めたくない

だって美容師が一番私に合ってる職業だと信じてるから
信じたいから

でも人の気持ちは変わるので来年違う仕事をしているかもしれない
それはそれでいい
大きな声では言えないけど私は私に甘く生きていくから
今やりたいことをやってみる

今、noteの最後がまとまらなくて困っている
長々とやりたいからやるという事を書いた

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