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なぜ私は寿人さんが好き

昨日の夜、やっと寿人さんの著書『魔王の麻雀』を読み終わった。
恥ずかしいことだが、日本語を読むことは全く問題ないだが、なかなかやる気はなかった(笑)
だから休みのうちに、1時間ちょっとかかって、ちゃんと読むことにした。
その感想と、寿人さんに関する話を書いてみる。


mリーグ

mリーグを観始めたきっかけは、本当になかった。
元々大学時代に、雀魂を少しやってたので、雀魂関連の動画も時々観てた。
すごい役満和了とか、そしてその関連動画で、おかぴーの国士13面待ちと九蓮宝燈の動画も観たことがあった。

確か去年の12月ぐらいから、いきなりmリーグの試合を欠かさずに観ることになった。
最初から一目惚れした人は、寿人さんだった。
顔はね(笑)、ドタイプ。
麻雀打つときの所作や、即断即決のリーチはとても魅力的だった。
その後、寿人さんの試合映像や関連動画を探してたくさん観た。
本当にすごい人だな、あらためて思った。

鳳凰位決定戦

これも偶然だった。
ちょうどその時期、日本プロ麻雀連盟の公式bilibiliアカウントができた。
お店でネイルしてもらった時、たまたま鳳凰位決定戦の生配信がやってた。
その時はまだタイトル戦とか連盟ルールとかあまりわからなかった。
そしてとてもラッキーだったのは、それは鳳凰位決定戦の2日目だった。
初日はあまりにもキツイので、観たくなくなるかも(笑)
その後の3日目、4日目も観て、3度目の鳳凰位戴冠を見守ることができた。

連盟ルールで戦う寿人さんは、また別の魅力がある気がする。
mリーグのように、1半荘で決着つけることでなく、トップとのトータル点差や浮きを大事にしているルールなんで、判断の精度が重要。
もっと好きになった。

セミファイナル

コナミ麻雀格闘倶楽部は6位敗退した。
正直3月から全員調子よくなさそうだし、持ち越し点数もほとんどないから、最初から厳しそうですと思いながら観てた。
まぁ調子というより運が悪いと言ってもいいと思う。
わたし麻雀弱いので、内容はどうなのか言えないけど、勝負手はなかなか来ない印象だった。
今年からセミ進出したら来年チーム解体のリスクなくなるからよかった。

ちなみに、今までハマっていたeスポーツは、リーグ・オブ・レジェンド、チームで1年かけて、世界大会優勝を競う競技だった。
世界大会に進出できなかった、もしくは優勝できなかったら、もう1年終わったという感じ。
それに比べて、mリーグ敗退したとしても、個人戦を応援できる麻雀界は優しいと思った。

魔王の麻雀

本を読んで、一番思ってたのは、寿人さんは、私がなりたいけどなれなかった理想的な私かも。
似ているところはある。
適当けど締め切りは厳守。
何事も自分で決めたい。
速い(笑)。
だけど、私ができなかったのは2つあると思う。
めんどくさいこと、やりたくないことを一番最初にやること。
あと自分の選択に後悔しないこと。

どこかでこんな言葉を見た。
人生は麻雀と同じように、来る牌を選べないけど、捨てる牌を選べる。
とてもいい話。
今までの人生の中、捨てて一番後悔したい牌は、多分日本から去ったこと。
いまだに後悔している。

ブレない自分になりたい。

あともう一つ羨ましいのは、滝沢さんとの友情。
私はまだ28とはいえ、20年以上仲良くする友たちはできないと思う。
ちなみに一番好きなプロは寿人さんだけど付き合いたいプロは絶対滝沢さん(笑)
顔じゃなくて言う事を何でも聞いてくれそうな気がするから。
そして好きなことを職業にすることも羨ましい。

振り返ってみたら、私、好きで得意になったことは一つもない。
昔、勉強は得意だった。努力しなくてもそこそこできる。テストの解答いつも最速。
だけど、好きな科目はなかった。
今は日本語を職業にしているけど、別に日本語を読むことが好きではない。もちろん書くことも。
まぁ、それは普通を思うけど。
趣味もあまりなかった。
本当につまらない人。

だからこそ寿人さんのことを憧れている。

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