アイドルマスターSideM 6thライブツアー神戸公演〜推しに2年半待ち望んでいたこと〜

まずはじめに私は渡辺紘さんという声優のオタクをしています。その方が演じているキャラクターのライブがあったのですが、その中の5分間に集中された感想と分析です。

今回アイドルマスターSideM 6thLIVEツアー
NEXT DESTIN@TION SIDE KOBEが開催され私は配信で参加しました。

5thライブはコロナ禍のため中止。8月に予定されていた6thライブ北海道公演が延期されたので今回周年ライブは2019年5月の4th以来で、SideMという括りでいうと2019年8月に5th Anniversary Because  of You!!!!!やアニメロサマーライブ、10月にバンダイナムコエンターテイメントフェスティバルが行われました。しかしSideMから選抜メンバーでの参加で渡辺紘さんはそのメンバーでなかったので、4th以来の久しぶりのライブ。(ただし今年の3月に行われた「SideMプロデューサーミーティング WELCOME TO PLEASURE 315 G@RDEN」というライブとトークと朗読劇が一緒になっているイベントには出演されていたので歌って踊るところを見るのはそれ以来になります。)

私にとって今回のライブが発表されて大きく注目していたところは「PRIDE  STAR」(以下プラスタ)を歌うかどうかでした。

SideMのライブはプラスタなどを含めた周年曲等全体曲は4曲歌うセトリです。
今回の場合はツアータイトルにある「NEXT STAGE」そしてSideMの最初の全体曲「DRIVE A LIVE」(以下ドアラ)は確定でした。あと2曲何が選曲されるか?そこでプライドスターが採用されるかどうかが1番の気になったところでした。

全体曲4曲形式が確立されたのは3rdLIVE以降で以下の通りとなります。
3rd幕張初日                Opドアラ〜EdReason‼︎、Beyond the Dream(以下ビヨドリ)、En GLORIOUS RO@D(3rd周年曲、以下グロロ)、ドアラ
他3rd公演は
Op Reason〜Ed ビヨドリ Enグロロ ドアラ
4th公演は
Op MEET  THE WORLD〜Ed LIVE  in your SMILE(2日目はDREAM JOURNEYでどちらも周年曲)
En Reason‼︎(2日目ビヨドリ)、ドアラ

同じ流れを汲むなら2019年8月5thを記念して作られ披露されたPRIDE STARは2020年7月に予定されていた5th LIVEで全員で披露されるはずだったと思います。実際にSideM5thを謳う上記イベントやフェスで5thを記念して作られた衣装(プライドフルブルー)を身につけて歌いましたし、中止になった5thライブに向けて作られたパンフレットで5th衣装を着けたものを写真で見る機会は与えられました。

つまりプラスタは5thの周年曲という認識でした。ただ5thが中止になった神戸公演前の段階では全員で披露はされていないままです。私の中ではいわゆる未消化の曲の扱いでした。
そして、今までの状況と大きく変わることが起こりました2021年の3月、プロミでアプリゲームSideM GLOWING STARSリリースが発表されました。ゲームに関する情報がどんどんと告知されて、ゲームのスタイル、新しいアイドルユニットの追加そしてそのキャストとさまざまな告知がされる中、7月に新しいゲームの表題曲となる「Glowing  smiles!」という新全体曲が8月の北海道公演前に配信されることが決まりました。

その瞬間、私は

「これはもう本当に全員でプラスタ歌わないな」

という覚悟をしました。8月の北海道公演に間に合わせるように配信をすることはそこでGrowing Smilesを歌うことはきっと確定だ。もう一曲は他事務所のライブでアイマス全体の合同曲「何度でも笑おう」を歌っているのを聞いていたので、それは確定だろうと。
『Mのライブもきっとそうなるんだろうな。もう5th曲プラスタ歌うことないんだろうなぁ。まぁ5th中止になった代わりの配信で一応ワンコーラスだけ全員歌ってたしね。

確かにプラスタはもうメンバーによっては3回も歌ってるし、衣装も着てる。そうだよね。5thの曲だしね。。。。。。。6thライブではね、うたわないよね。。。


『でも。でも。でも!!!!!!
私の担当は榊夏来はLIVEでプライドフルブルー着てないし、プラスタを歌って踊ってないんだよ!!!!』

この思いだけは新曲発表から、神戸公演までずっと消えないままでした

グロスマと同時に発表された神戸公演にユニットから旬と2人だけで参加することが決まり、その後北海道公演がコロナ禍で感染者も増え延期に。今後の公演がどうなるかと思いながら、11月を迎え、まぁ2人だからソロを歌うかなと久しぶり公演を楽しみにしていました。

そして11/6神戸公演1日目結果で言うと

「プラスタ歌った!!!」

1stライブの映像からナンバリングライブの映像が流れて、上記の5thをお祝いするBecause  of youの映像とバンナムフェスの映像の後、舞台上にはプライドフルブルーを身に包んだアイドルたちのシルエットが浮かびました。

思わず声に出して「うれっしー。。。」と呟きました。
2019年8月25日配信で見た瞬間この衣装を着て踊る担当を想像してこの先の一年をどんなに楽しみにしたか、同じユニットの春名がバンナムフェスに参加してHigh×Joker ver(SideMは合同衣装がユニットごとのマイナーチェンジなので)
の色とデザインを食い入るように見て夏来(渡辺紘さん)が着たところを何度も思い描いたことか。5thライブが中止になってパンフレットだけでもプライドフルブルーを着た渡辺紘さんを見て嬉しくなったこと。そこで満足しなきゃってコロナだったし仕方ないって思って抑えていた気持ちをこのPRIDE STAR一曲でもやもやした全てを消化してくれた。
セトリを考えて下さった方ありがとう。

じゃあ今からプラスタを踊る榊夏来(渡辺紘)の感想を書くね!(前置きなが!!!)

まず、PRIDE STARはSideMの中で圧倒的にどの曲よりもターンの回数が多い曲だと思います。(ユニットだとカフェパレードがダントツだけど)そして手の動きも比較的直線というよりも曲線を描く動きが多い。コロナ禍でレッスン時間に限りもあるせいか全体曲の動きがフリーになったり、かなり簡素になったのもあって今回のライブの中では比較的きっちりと動く曲だったと思います。
またプライドフルブルーの衣装はその動きがとても綺麗に見えるように意図して作られたのか(ユニットごとのイメージあわせて細かいところは違うけど)上半身には肩章とマント、ストール、下半身はジャケットに燕尾、ラップスカート?がそれぞれ付いています。
榊夏来くんが属するHigh×Joker(以下ハイジョ)は高校生バンドユニットなので、今までの共通衣装に燕尾がついたり肩章がついたりすることはなく、アイドルっぽい衣装というより学生服に延長にあるデザインに収められていたのです。(ただ、私は燕尾や肩章やマントやケープやロングブーツを身につけて欲しかった。似合わない可能性もある。)ハイジョのプライドフルブルーは肩章と小さなマント?ケープ?、燕尾ジャケットでした。

次に榊夏来を演じる渡辺紘さん、以前も書いたこともあるのですが私の印象としては身長の割に細く薄いです。年齢の割にも細い。ただその細さは榊夏来という大人の男性になり切れていないそしてなんとなく外見に色気があるミステリアスな高校生をパフォーマンス込みで演じるにあたっては強みだと思います。(あまり同一視するのは良くないとは思うけれど)
神戸公演の180センチ以上あるキャストの中でも渡辺紘さんの1番の特徴は足と手が長いこと。そりゃ身長180センチ以上だから長いよっておっしゃる方もいると思うんですが182センチの身長の割には腕と手が長いです。これは比較的アンバランスに感じるかと感じるギリギリの長さ(これ以上になるとアンガールズになる)ですね。でもこのアンバランスさギリギリの長さが今回のPRIDE STARの場合はとても生かされていたと思います。前述の通りにプラスタはターンが多い曲です。ターンするたびに燕尾の裾が回転して翻るのです。また渡辺紘さんは腰の位置が高いので結果中心軸が他のキャストより高い位置で翻ることによって目立つことになります。また上記の通りプラスタは曲線の振りが多く、腕の長さが存分に活かされたと思っています。
直線の動きの多いダンスだとどうしても腕の長い人たちは初動の速さを調整しないと他の人たちに比べて動きが遅れている、もしくはキレがないような動きに見えてしまいます。プラスタは曲線の動きの中でも円を描いたり∞を描く振りが多いので描く線の細さを手が大きく指も細くて長いひろひろが描くことによってさらに力強さも見せたように思います。
ちょうど反対側に立っていた清澄九郎役の中田祐矢さんももちろん細くて背が高い方なのですが、ゆうゆの場合はプラスタが2回目で堂に入って素敵だったのですが、比較的「彩」と言うもともとのユニットの特性上、常にしなやかさと凛とした美しさを求められるため目新しさでいうとひろひろだったかもしれません。

あとは最終的に渡辺紘のオタクの持つ特殊フィルターにより素敵に見える効果は上がっている

PRIDE  STARのサビの「全身全霊〜」からのターンと腕の振りは2年半ずっと思い描いていた光景の想像以上でした。本当にありがとう

今後いつか『「その元気が俺たちを星にする」アイドルマスターSideMが人生の岐路にもたらすもの 』
が発刊よろしくお願いします

※プライドフルブルーの衣装を5thパンフレットの写真上比較した結果、燕尾のテール部分は背の高さでもはなくユニット別で長さが決まっているようなので、ハイジョは短めアルテ、バイトは長めだったので、訂正させていただきます。


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