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ミスコンに出たよ、いろいろ感じたよ、ってお話。

2021.07.20 Miss Earth Japan 2021 大分代表で臨んだ私の結果はtop5。

正直ね、とってもとっても悔しくて、。
3500人中の5位って凄いことなんだろうけれど、喜ぶべきことなんだろうけれど。私が目指して頑張ってきたのは世界、地球規模だったから。

世界に行くために、大好きな地球の未来のために、
私の作りたい社会のために、沢山の初めてに挑戦して、
どんなに辛くてもキツくても楽しむことを忘れないように心がけて、
全力で駆け抜けてきたから。

今となればこの結果は、
私の人生うまくいく様になっているんだなという感じだけれどね。


ウォーキングも、高いヒール自体も、
このコンテストへの出場を決めてから始めた、初めての挑戦。
ほとんどの分野において、他の参加者の子達に比べたら
マイナススタートだったと思う。

高い学費を払ってもらっている大学の学業をこなすことは絶対、これは基本。
何かを疎かにしてまで新たな挑戦はしたくなかった。
レッスンに穴を開けることはマイナス評価につながるだろうとわかりながらも、
それを挽回できるほどのパフォーマンスをしてやる、それくらいの心意気だった。
(実際に、「レッスンを休むということがどういうことかわかるね?」
 という様なことも聞かれたしね。)

そして、地球を意識した生活、
これはどんなに忙しくてもその時できる最善を尽くし続けた。
水筒やマイ箸、マイスプーンに蜜蝋ラップや草ストロー、
このセットはどこへ行くにも基本持ち歩いた。
家を離れてビューティーキャンプに臨まなければならなかったから
使い捨て製品に頼らざるを得ないことは目に見えていたのでせめてもの気持ちで。
(当たり前に「口紅取れるからストロー(プラスチック)で飲み物飲みな〜」という
 会話が聞こえてきた、心がざわざわした。)

そして常に感謝する気持ちは忘れずに。
この挑戦をするにあたって関わって下さっている全ての方々にも、
キツい追い込みに耐えてくれている自分の身体にも、
そして何よりも私を生かしてくれているこの世界を作り出してくれている
この地球にも。

そしてせっかくやるのなら全てを楽しむ気持ちも忘れずに。どんなにキツくても。

実際ね、大会期間、私の性格上、追い込みだしてから
拒食になるレベルまで追い込んでしまった、毎日涙が止まらなくなった、
自分にしか守ってあげられない大切な自分の心を、傷つけてしまった。
食べたい気持ちはあるのに、いざ食べると、
食べ物も食べた自分も無くしてしまいたくなるくらいの罪悪感。
素直に美味しいと笑えなかった。

途中そんな自分に違和感をやっと感じて、助けを求めて、
私の相方に救い出してもらった、
自分のこと労ってあげられるのは自分だけなんだから心の声に正直に生きよう、
そう改めて決意した瞬間。

あとはね、何がなんでも、これがウケが良いのだろうと
分かりきっているような型に自分をはめ込むことはしたくなかった。
「りの」という唯一無二の存在で勝ちたかった。
何かわからない何かに自分を押し込んでまで、称号は欲しくなかった。
私という存在を、ありのままで評価してもらう、それが私の正々堂々。

大好きな地球のために、地球の気持ちになって世界を引っ張っていく存在になる、
そのためには、まず自分が自然体でいなければ何も始まらない。
自分が地球と一体となっていなければ、本当の地球の声は聞こえない。
それが私の定義。

この地球というパワーで満ちた惑星には全て、どの土地にも、
どの動物にも植物にも起きる物事にも、素晴らしさや美しさ、儚さが宿っている。

誰かにとっての"良い"は、視点を変えたら立場を変えたら"悪い"になりうる。
"足りない"んじゃなくて"ここでバランスが取れている"のかもしれない。

"私はこれ無しでは嫌なの、あなた持ってないの?可哀想ね"そうではなくて、
"あなたは今何が必要?私これがないと嫌なんだけれど
  これよりも〇〇が欲しいのね、なるほどね" みたいな。

地球が丸いのは、もしかしたら
一つの視点からしか見ない"押し付け"という行為を、やめさせるためなのかもね。

本来の人間は、素で地球本体と繋がり、
エネルギー交換をしながら、草木の放つ酸素を吸って、
吹く風を全身で受け止めて、美しい空や海、山を見て心を整える。
必要な分だけ大地から恵みを頂いて、その分大地を労ることで恩を返す。

それが今、
なんでか"人間最強"みたいな変な勘違いから生まれたようなこの社会で、
"皆の者、大地から何から全て人間様に従え、働け"みたいな。
これは強く言い過ぎかも。 だけどそんなことが今していることなのかなと。

人間らしさは否定したくない。
実際、私も人間だし、完璧じゃないし、
私の欲のために"地球さんごめんね"なことしちゃうことばっかりだし。
それでも、少しずつ変わり始めているこの社会で、
少しずつの変化をもっと大きく積み重ねながらも
人間らしく生きていくための道を、見つけられるはずだと思うの。

私らしさ、この地球愛、みんなへの愛、向上心、
全部忘れずに、私の道を進んで行こう、そう決意できた経験になった。

→続く


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