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#24 じゅんぐりまわりまわる

書く習慣1ヶ月チャレンジ
DAY24【今日1日にあった印象的なこと】



ほんちゃんを幼稚園に送り、急いで家事を済ませたら車に乗る。乾いた赤や黄色の葉っぱがカラカラと音を立てて踊るいつもの道。

気づけば隣町のクリニックに通う冬を迎えるのは2回目だ。

どんなに努力しても叶わないことがある。
それは今までだって経験してきた。


好きでやってきた音楽だけど、その世界で頂点に立つことができるわけじゃない。
恋愛でも、自分の想いがいつも相手に丸ごと届くわけじゃない。
三十年近く生きていろいろ知った。現実を知った。

いろいろあって。経験値がなんとなくついて。
ここで転んだら痛いな、とか自制ができるようになる。熱くなることを恐れる自分も顔をのぞかせる。
ここまでかもしれない…と限界を自分で決めてしまいそうになる日もある。


春や夏に色付いた草木が少しずつ淡い色に変わり、乾いた風に乗って飛んでいく。ふとさみしくて切なくて。今、わたし。秋と同じ気持ちだな〜と思った。


四季は凄い。ちゃんと循環している。

秋と冬。
自然のものは木だったら丸裸になる木は多い。
動物や昆虫は冬眠するし。
どちらかといえば皆、蓄えの時期に入るのだ。

その蓄えがあるおかげで春に花を咲かせることができる。それぞれのタイミングで。ちゃんと順番は回ってくる。


笑顔が咲く、という言葉もあるけれど、今わたしは笑えてるかな?と思った。自分のなかのリズムをちゃんと進めているだろうか。
今日の自分が生きてる意味を知りたくなった。


穏やかな幸せを感じる春の日も、めいっぱいの元気で楽しむ夏の日も、たくさん考え事をする秋の日も、寒さのなかに見つける温かさにキュンとする冬の日も。

感情は、日々揺れ動く。動きつづける。

昨日は穏やかな心持ちだったのに、今日は嵐のような感情の波に飲み込まれることもある。

草木や海や空や宇宙と同じように、心は見えないビートを刻みじゅんぐりじゅんぐりと時を刻む。



そして諦めることにした。
そのリズムに抗わず、感じることをきちんと包んで収めることにした。

今、さみしい。切ない。嫌なことがあった。
それならそれでいいじゃない。
明日はまた違う感情に出会えるよ。



tomorrow is always fresh!

赤毛のアンの名言である。
毎日毎日、明日は新しいのだ。
毎日毎日、生まれ変わっていいのだ。


いろいろあるよね。
いろいろあるけどね。
今はまだここに書けないことも全部。いつか「こう成長したんですよ!」ってサクセスストーリーにしたい。



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