マンガ感想 東元俊哉さん『プラタナスの実』
主人公は、小児科医の鈴懸真心という青年です。もう少し詳しく言うと、小児内科医です。
自分自身も子供らも大病をしたことがないのと、身近に医療関係者がいないのでそんなに詳しくないのですが、小児科医って内科と一緒になってるクリニックがよくあるので、内科的なことしかしないと思っていました。外科的なものは、小児専門でもない一般的な外科に任せるみたいなイメージです。
小児内科医の大変なところは、言語化能力が備わっていない子供から症状を聞き出すところなのだなと思います。親に心配かけたくないとか、本当のことを言って怒られないかとか、嫌われないかとか、色々考えて嘘をつくこともあるでしょう。そういったところを含めて、コミュニケーションを取るのがとても大切なんだろうと思いました。
医療マンガは、だいぶ昔に『ブラックジャックによろしく』、『ゴッドハンド輝』くらいしか読んだことがなく、とても久々でしたが、やはりいいものだなと思いました。
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