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読書感想 加藤諦三さん『「大人になりきれない人」の心理』

 Kindle版で読みました。

 自分自身では大人になりきれていないつもりはないですが、そのような人を見受けたことがあるので、読んでみました。

 もちろん全員に当てはまる訳ではないですが、「なんでそんな子供みたいなこと言ってるの?」という印象の人の奥にある事情のうちいくつかは知ることができました。

 この著書は改題されているらしく、元のタイトルは『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』というもので、2000年10月に刊行されているとのことです。四半世紀近く前の著書なので、「育児の責任は母親」とでも言いたそうな部分も多くあり、ちょっと気になりました。別に母親が「母なるもの」でなくてもいいのですけどね。誰が担ってもいい役割ではあるのですが、「母性」とか「父性」とかそういう言葉があるということは、役割分担されてる感じがしちゃいますよね。

 若干、話がそれてしまいましたが、生きるのが辛いという人は読んでみると解決の糸口が掴めるかもしれないと思う書籍でしたのでそういった方にオススメします。

 

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