異能学園学生名簿

レモネード色の髪の少女一条 麻莉香（イチジョウマリカ）と、白銀の髪をした少年七淵 帝人（ナナフチテイト）の物語。

都内の真ん中にある聖壱里塚学園。表向きはミッションスクールだがその実態は異能者を育成するための学園施設である。学園内には異能者用の塾もあり、学園在籍の異能者で申し込みをすれば誰でも通えるようだ。

七淵 帝人（ナナフチテイト）

１年 E（エー）クラス

16歳 / 男 / 163cm / 一人称：オレ / 二人称：アンタ、オマエ

一条 麻莉香の幼なじみ。勉強が苦手で常に成績が悪い。不良のように見えるが別にそういうわけではないらしい。元はただの一般人だったがある日突然異能に目覚めた。

ものを自由に動かすことができる念動力の異能者。まだ開花して日が浅く、力のコントロールができていない。異能能力量は計り知れない。

一条 麻莉香（イチジョウマリカ）

１年 E（エー）クラス　クラス委員長

16歳 / 女 / 154cm / 一人称：私 / 二人称：あなた、きみ

七淵 帝人の幼なじみ。真面目で人当たりのいい女の子。物心ついた頃から異能の力を得ていた。本人はあまり異能を使うのが好きではなく、できれば普通の人として生きていたいようだ。この学園には異能の力を使いこなせるようになるため入学したようだ。受験時点で成績が良かったため、春休みの間海外へ事前留学してた。

物体を瞬間的に移動させる能力の持ち主。元々の力は弱く、人間の場合自分を含めた人二人までしか力が及ばない。人間以外だと持ち運べるサイズの物体なら移動させることが可能だ。質量が大きくなればなるほど運ぶのに支障をきたす。