雑記:私がウィル・スミスの奥さんだったら。

なろう系のタイトルみたいになりましたね。違いますよ。

アカデミー賞の話ね。
私、映画は詳しくないし、正直アカデミー賞にもほとんど興味がなくて、ただ西島秀俊さんファンだから、映画自体は全然賞もとらなくても別にいいけど西島さんがかっこいいから「西島秀俊イケメンで賞」で決まりだな。なんて思う程度の関心で、まぁ興味がないに等しいよね。

ドライブマイカー観てないし。原作も読んでないし。

違う違う。
そんなことが言いたかったんじゃなくて。

アカデミー賞の授賞式でウィル・スミスが司会者を殴ったとか平手打ちしたとかいう、その話でちょっとモヤモヤしててね。

奥様が脱毛症で、そのヘアスタイルのことを揶揄されたから、ウィル・スミスがキレて、放送禁止用語をまくしたてながら暴力をふるった、とかなんとか。

だいたいそんな経緯だと思うんだ。

まぁ、暴力は良くないよね。けどね、揶揄した司会者も良くないよね。人の家族の病気をジョークにするって、「ジョークだよ」じゃ済まないことってあるじゃん。だからね、まぁ、ふーん、どっちも良くないなぁ、って思ってたんだけど。私がモヤモヤしてるのは、家族を揶揄されたことでキレたウィル・スミスがね、どうしてそんなに激昂してしまったの?ってところなの。

私がウィル・スミスの奥さんだったら、怒ってほしくはなかった。

それは、暴力をふるう夫が嫌だとか、そんな理由じゃなくて(いや、嫌だけどね。けど、私はそんなに平和主義者でもなくて、時と場合によるでしょ?と思う派だから)そんなことじゃなくて「あなた、私の脱毛症の髪のこと、そんなに激昂するほど気にして傷付いていたの?」って思ってしまうなーと思ったのよ。

だって、気にしてなければ悪意のある揶揄にも暴力をふるって放送禁止用語をまくしたてるほど激昂しない気がしたの。

私がウィル・スミスの奥さんなら「そうさ、うちのワイフはボウズだけど、世界で一番キュートなワイフさ!髪型?そんなことで彼女の魅力が落ちると思うのかい?ボウズの役いつでも待っているよ。あんなにキュートなボウズの女性はいないからね!」と言ってほしかった。

激昂するってことは、気にしてるってことじゃん?気にしてて、傷付いている奥さんのことを守りたいって思ったわけでしょ?けど、夫が激昂すればするほど、それは特別なこととして際立ってしまって、ウィル・スミス自身が一番受け入れられていないんじゃないか、と思ってしまったの。

誰でもあると思うんだけど、コンプレックスって。それと、おりあいをつけながら生きてるわけでしょ。それをね、世界で一番愛してる人くらいは、「え?そのことと君の魅力は何の影響もないのだけれど」と心から思っていてほしいな、と思ってしまったの。

生まれつきでも、病気のせいでも、何のせいでも、何かしらコンプレックスがあって自分が辛いときに、愛してる人くらいは、心の底から「え?何の話?全然気にしてないけど?」と思っていてほしいなぁ、と思った日だったよ。


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ご心配おかけしておりますが、私は元気です。みなさまの記事を拝読に伺わなくてごめんなさい。信じられないくらい、何もしていません笑。ずっと介護だったので、ほっとして疲れが出ているのだろう、と思って、のんびりしてます。数日不眠で、それからは信じられないくらい眠っています。急に泣いたり、ぼーっとしたり、情緒不安定ですけど、テレビ見て笑ったりもしています。

少しずつみなさんの記事も読みに行こうと思ってます。少しずつ復帰しますので、よろしくお願いします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ

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