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SEVENTEEN、ソウル公演に行った

2023/7/22にSEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO SEOULに参加した時の備忘録です。


・準備

2023/5/22にソウル公演の公示がありました。

記録を見るとその日の21:00にはZIP AIRの7/21 8:55成田発エアを確保しています。
ちなみにこの日は公演の日時・会場・チケット価格が発表されただけで、チケッティング情報は未だ出ていませんでした。
実は同じ社内にENHYPENのファンの子もおり、その子から「先日のENHYPENの本国コンのチケッティングは抽選だった」との情報を得ていたので、恐らく今回からSVTも抽選になり、この抽選に当たらなければ公演には参加できないだろうというのは察していましたが、エアを取りました。
私が散々渡韓していた時期と今とでは状況が全く変わり、何か理由がないと韓国に行く決心がつかなかったのです。
なので私は自分に「SVTのコンサートに参加するためにエアを取ったけれど、結局抽選に落ち観光をして帰ってきた」でも良いと言い聞かせながら決済ボタンを押したことを覚えています。
その後は、ソウルのホテルやゲストハウスを4、5個抑え、金曜日のみ、土曜日のみ、両日チケットが取れた場合、様々な想定をしながら、まずは申し込みチケット当落を待ちました。
きたる6/7 14:00、私の手元には7/22 土曜日公演のチケットが無事舞い降りてきてくれたのです。

・出国と入国

最後に韓国へ出国したのが2019年12月。約4年ぶりの韓国です。
ZIP AIRはオンラインチェックインがなく、空港のキオスクでボーディングパスを発行しました。

否めないレシート紙感

預け荷物はありません、リュック一つでの渡韓です。ZIP AIRの機体は座席ディスプレイがないですが、全席にUSBポートがありwifiも無料なので音楽を聴きながら快適に韓国へ着陸できました。
久しぶりの仁川国際空港。キャッシングで現金を引き出し、遠い昔に作ったヒチョルが印刷してあるT-moneyカードに入金をします。鈍行の空港鉄道に揺られながら、さっきキャッシングしたカードの繰り上げ返済をし、まずは東大門駅に向かいます。
ソウルの7月はもちろん熱いです。しかし、どうしても食べたいものがありました。タッカンマリです。ひとりだと鍋物はどうしても難しいのですが、おばちゃんが「半分?」と聞いてくれ、お言葉に甘えて半匹での注文をしました。鶏を煮込んだものなどどこでも一緒では…?と思うのですが、やはり本場のタッカンマリはなぜか美味しいんですよね。

東大門にある明洞タッカンマリ

この時期の韓国のレートはとても悪く、ショッピングはあまりしないかな…と思いながら高速ターミナル駅へ。
ごみごみとしたgo to mallは4年前と変わりなく、嬉しい気持ちで隅から隅まで見て回りました。
結果、バッグや服などを買い、めちゃめちゃショッピングをエンジョイしました。
そうなってくると明洞の現状も見てみたい、と明洞へ移動。
やはり空き店舗が目立ち、少し寂しい雰囲気が漂う街並みに心細さを覚えつつもそこから歩いて宿まで向かいました。
実はこの日は金曜日公演のオンライン配信があったので、チェックイン後は部屋で視聴する予定でしたが、4年ぶりの韓国にテンションが上がり、オンラインはディレイを見ることとして、広蔵市場に繰り出すことにしました。
念願のユッケ丼を食べ、そのまま夜の東大門へ向かいます。

ひとりでも入店させてくれました


深夜までやっているnyunyuは店舗が広くなっており見きれないほどの商品があったり、マスクショップは変わらずだったり、金曜夜ということで若干暗めの東大門を歩きながら、途中オリーブヤングに寄りつつ宿へと戻りました。
せっかくなら今日の公演のレポは追わずに、明日実際公演会場で全てを知ろうと、その日は寝ようと決めました。
が、実はその日にコチョクスカイドームの2、3個隣の駅で、通り魔事件があったことを親からのLINEで知ります。
普段あれだけtwitterをしているのに、いざ情報の取得を控えようと思った瞬間にこういうことが起きるので、なにかを断つというのはなかなか難しい世の中になってきたのだなぁ、と思いながら眠りにつきました。

・ライブ当日

パスポート良し、スマホ良し、ペンラ良しと指さし確認をして、宿から出発します。
まずは明洞でソルロンタンを食べたいと思いお店に向かいました。
目的は、コロナ禍に閉店し、再度オープンした神仙ソルロンタンです。相変わらずの人気ぶりで、長蛇の列となっていました。
あまりに空腹の私は速攻で諦め、第二候補のお店に向かいます。
そちらもソルロンタン、自分で味付けを足していくようなお店です。

明洞にある味成屋

ペロリと平らげ、時間的に早いなと思いながらもそのままコチョクスカイドームに向かうことにしました。
会場最寄り駅に着くと、カラットがわんさかおり、出だし早めにしたのは正解だと実感しました。

チケット引換待機列から見えるスカイドーム

そのままチケット引き換えの列に並び、インターパークのQRコードとパスポートを提示して、リストバンドを受け取ります。

リストバンド・ステッカー・スローガンを渡されました

リストバンドを受け取った足でカラットゾーンに並び、フォトカードを受け取ります。ウジくんGET。

かわいい

その後急遽購入したグッズを受け取り、会場最寄りから2駅の永登浦駅へ移動しました。
永登浦駅は地下ショッピングモール、デパート、エキナカの飲食施設も充実しており、朝から炎天下の中動き回った体をゆっくり休めることができました。

クリスピークリームドーナッツ
ダンキンドーナッツ

外は天気が変わりがちで小雨が降ったり止んだりだったのもあり、入場時間が始まるころに、永登浦駅を出て再度コチョクスカイドームに向かいます。今回のドレスコードがオレンジだったのもあり、後輩から急遽借りた可愛いリボンと共に。

ピントが全く合わない

リストバンドとインターパークのQRチケットを提示して、いざコチョクスカイドームに入場です。

・入場後

私の席はT-13エリアという、テーブル付きの4人席でした。
真正面にステージがあり、視界がひらけていてとても見やすいです。

最初に座席調べた時の「???」感
テーブル付きの4人席
遮るものがなく見やすい

左に韓国人ホシペン、右に韓国人ジョンハンペン、さらにその横が中国人ウォヌペンカラットという布陣。
お話をしていると、右のカラットさんが「実はカラットゾーンで全員のフォトカードをもらえるラッキーカードを引いたので、ジョンハン以外でお好きな子がいたら差し上げますよ」とお声がけくださいました。
なんて優しいんだろうと思いながらも、彼女と私は推しが被っていたので、丁重にお断りしラッキーカードの神引きを祝いつつ日本から持ってきたお菓子を差し上げました。
その後も「前回のBE THE SUNのツアーは行った?」や「日本公演のチケットが取れない」「いや取れないじゃなくて、取るんだよ!w」と翻訳機を交えながら話しつつ、開演を待っていました。

お隣のホシペンさんと

いざ、コンサートが始まり、真ん中からワイヤーで上へ上へと昇っていくウジくんを見た時の鳥肌は忘れられません。
韓国のコンサートは基本的に着席で鑑賞するので、新鮮でした。
この年次でも아낀다をセトリに入れてきてくれることに叫び、トロッコが周回してきてくれた時にはさすがに立ち上がり大きく手を降ったことを覚えています。

写真のセンスまるで無し

やはり本国コンはメンバーもリラックスして楽しそうに話しており、もう少し韓国語のリスニング力があればと思った箇所もありましたが、とても満足して公演を終えました。
終了後、左のカラットさんから「楽しかった?」と聞かれ「とても楽しかった!日本と雰囲気が全然違います!」と興奮気味に話してしまうくらい、充実した公演でした。

・帰国

金曜日に到着後、大はしゃぎで韓国を堪能し、土曜日は公演を鑑賞。宿に戻ってきたときには、疲労のあまり立ち上がれなくなり急に「翌日ちゃんと飛行機乗れるだろうか…」という無駄な心配をし始めます。
ひとりなのでどうにかしなければいけないから、不安になったって意味ないのになと思う冷静な自分と、それでも不安だと訴える自分に挟まれつつ、シャワーを浴びコンビニで買ったプルコギキンパを食べて、就寝しました。
翌朝、私はAM4:30に目を覚ましていました。
まぁ4時間寝たし良いだろうと謎の納得をし、チェックアウトの準備に取り掛かります。
この日は生憎の大雨で、どこにも寄ることなく仁川空港へと移動しました。
チェックインを済ませ、ボーディングパスを受け取り、保安検査の列に並びます。
(この時はオンラインチェックイン出来なかったんですが、今はモバイルチェックインが出来るようです。)
コーヒーを買い、搭乗口近くのソファに腰かけたところで、やっと肩の荷が降りた気持ちになりました。

飛行機に乗れる安心感

長くK-POPが好きですが、ドリコンなどジョイントコンサートに参加したことあれど、実は単独公演に行ったのは初めてでした。12人での公演でしたが、セットリストと共に様々な思いが入り交じり、じんわりと体に染み込む公演でした。Beautifulの曲中、花道に花が咲き乱れる演出のように、彼らの歩く先が常に花道でありますように。

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