レズ風俗に救われた先生の話②~コロナ禍の影響~

2020年の4月、コロナ禍により休校措置が2ヶ月も続きました。世間では休校分の学力保証がーとか、オンラインがーとか、9月入学がー、とか騒がれていましたね。本校ではその2ヶ月、テレワーク日は設定されていましたが、週に一度、全家庭に電話連絡をし、生徒の様子を聞く仕事(電話は自クラスの生徒35人前後に2時間弱くらいかかる)や、家庭に休校課題をポストインする仕事をしたりしてました。

電話が苦手な私は、3人掛けたら休憩するので、人より時間がかかっていました。なぜ時間がかかるかというと、電話では相手の表情が見えないから、言葉を出す前に考えて、言葉を選んで話をしていたので、精神的にとても疲労してしまうからです。この電話が本当にしんどかったです。

で、6月から休校措置が解除になり、通常授業が始まりました。

ピリピリした雰囲気で毎時間授業をする、終わったら消毒作業をする、授業時間数確保の為に、7時間授業を増やす。生徒が帰ってから研修や会議が入る…。6月末には体力よりも、精神的に参ってしまいました。

7月に入ってからは、日々を乗り切るのに精一杯な状況になり、その頃は常に『生きるのってしんどいなぁ…』と思っていました。

夏休みが減らされるため、7月に一杯まで授業があり、更に最後の一週間は三者懇談。春に行われる家庭訪問がコロナ禍でなくなったため、1年生の担任である私は、その懇談で初対面となる保護者がほとんどです。緊張も精神疲労も限界を越えていました。

そんな時に自分の中で大事件が起きたのです。

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