【シード値だけじゃないよ】DALL-E3(ChatGPT)でキャラクターを固定!
先日仕事で有料版のChatGPTを使う必要があったので、契約してみました!Midjourneyと合わせて、まさかAIに月額$50以上払うようになるとは…21世紀ですね。。
有料版のChatGPT(Plus)を使えるようになったということは、画像生成のAI「DALL-E3」(ダリ-スリー)も使えるんですね。普段Midjourneyで満足しているんですが、DALL-E3にしかできない機能が出てくる可能性も全然あるので慣れておくのも悪くないでしょう。
ということで、早速使ってみましょう!
キャラクターの固定というのがこのところの画像生成AIのひとつの壁なんですが、これまで調べたところによるとDALL-E3はどうやら割りと得意らしいぞ?という情報を掴んでいるので素人ですがキャラ固定を目指してやってみたいと思います。
このnoteで助手さん(名前はまだない)として使っている女の子を目指して見ましょう。
目指す画像にどうやったらタッチが近づくのかわからないので、何度か試してみます。
とにかくガチャ回して、雰囲気全然違いますがなんとなく一番近い感じで出てきたものです。画風の指定の仕方はまだよくわからないですね。
でも瞳が青いので茶色にしたいですね。
インナーも変えてみましょう。
最終的にこうなりました。いつの間にか勝手に聴診器が追加されて女医さんになってしまいましたが、まぁ大体いじり方はわかりました。
さてここからキャラクターは固定でシチュエーションを変えて行きます。
まずこの画像を生成した直後に
として、GEN_IDとシード値をゲットします。どちらもこの画像を生成するために使った情報を特定するためのデータです。
さらに、これ以後勝手にDALL-E3がプロンプトを良かれと思って書き換えるのを止めます。上の画像で背景が変わったり聴診器が加わったりしていましたが、結構いろいろシチュエーションに合わせて要素を追加して思った内容でなくなってしまうので。
「理由もなく勝手にプロンプトを変えないでね。もし変更しなきゃいけない時は今のプロンプトに続けて記述してよ」と釘を刺しておきます。おそらく「わかりました」みたいなことを回答してきます。
では取得した情報を元にして違うシチュエーションの画像を作っていきます。
先程のプロンプトの先頭にさっきの注文を追加し、
referenced_image_idsとしてGEN_IDを追加します。
そして「カフェでコーヒーを…」とシチュエーションの変更を指示します。
コーヒー飲み過ぎ!
でも元々の画像のキャラがほぼほぼ引き継げていますよね。白衣と聴診器もあります。
ほぼほぼキャラクター・服装は固定できていますね!
ではもっとシチュエーションを変えてみます。
いい感じですよね!
別で試してみましたが、シード値だけ同じにするやり方では髪型や服装だけでなく顔の雰囲気がこれだけキープできていなかったので、結果は上々ではないでしょうか。短いWEB漫画くらいならサクッと作れちゃうのでは?
おさらいとして、
プロンプト元JSONデータを編集して命令していく
referenced_image_idsをオリジナル画像から適用する
シード値も適用する
勝手にプロンプトを変更しないようにしておく
これで思った通りの画像になります。
シード値とreferenced_image_idsどれか一つでも欠けると、テイストの違うものが出てきたりしてしまうのでどちらも入れておく方がいいですね。
(あと感想としては、指の描画がMidjourneyより優秀だな!と思いました。多分この回数Midjourneyで描画するとボツ画像が必ず何枚か出るはずですが、今回は1回もなかったです)
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