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野菜の病気について(初心者は注意!)

こんにちはゆuです!
今日は野菜の病気について書きます。
僕も含め野菜栽培初心者さんの失敗の大きな原因が病気なので気をつけたいところですね〜。


皆さん誰しもが、風邪をひいたり熱になって苦しんだ経験あると思いますが、野菜達にも病気があります。
最初は少し葉っぱの色や様子が変わっているだけなんですが、それを見て見ぬふりをしてしまうと、症状が拡大したり悪化して、
最後には枯れたり、腐ったりしてお亡くなりになってしまう…

こんな姿、見たくないですね!!

特に、野菜の病気は予防が大切です!
というのも、僕らがひく様な風邪や熱とは違ってすぐには治らないんです。
さらに、カビが原因で起こった病気は周りの植物にもどんどん感染していきます。

病気に対して無知であれば、1枚の葉っぱの変化が後々、畑全体を地獄に変えてしまう…

これ想像できますか!?

「あれ?この葉っぱ他のと少し違うゾ?」となって、「まぁ、1枚くらい大丈夫か。」なんて言ってしまったら最後、痛い目を見る羽目になります!

なので、まず!!
病気について知って、それを起こさないように予防の策を立てていきましょう!

今回は少し長いので前半と後半の記事に分けます。


最初は病気についてです。
今回は主な病気を4つ紹介します!

1つ目はうどん粉病です。


キュウリ、トマト、ぶどうなどがかかりやすい病気です。

僕はナスを育ててる時に苦しめられました(泣)

うどんの粉みたいなのが野菜に現れる事が名前の由来らしくて、白い模様が茎や葉っぱに出る病気です。

うどんの粉って、なんかピンポイントですね〜


そして、この病気にかかると…

発病箇所が光合成出来なくなります!!

「え?光合成って植物が成長するために栄養を作ったり、二酸化炭素を酸素に変える働きのことでしょ?それ出来なくなるってヤバくない!?」

そうです!ヤバいんです!!

さらに、うどん粉病はカビが原因の病気ですので、周りの植物にもどんどん感染していく事を考えるともう恐ろしいですね!


屋外だと4〜11月、屋内だとほぼ1年中発生しやすいらしいです。
たしかに、屋内の方が湿気があってカビが蔓延しやすいイメージありますよね!
特に、梅雨の時期や昼夜の温度差が大きかったり、湿度が乾燥してくると発生しやすいので気をつけて下さい!

「じゃぁ、どのように気をつけてればいいの?」と聞かれそうなのでこれから予防策を話していきます。

対策としては、同じ野菜を並べない事です。
一言にカビと言ってもたくさんの種類があり、同じ種類のカビにしか感染しない植物がほとんどだからです!
それに、風通しが良くなり湿気を無くす効果もあります!!
なので、植物同士が密集しすぎてないかチェックです!

「じゃぁ、病気が発生した場合どうすればいいの?」

病気にかかった葉っぱはすぐにとってください!
これは、うどん粉病に限らず全ての病気に言えます!!
これをしないとその葉っぱが感染源となり病気を周りに広げる可能性があるのでここを躊躇してはいけません!

2つ目にベト病と言って

葉っぱに黄色い斑紋ができ、

症状が進むと…

色が黒っぽくなり、枯死する恐れがある病気です。


キャベツ、春菊、キュウリ、大根、レタスなどがかかりやすく、
4〜9月にかけて、特に、この病気もカビが原因ですので雨季に発生しやすいそうです。

対策としては、間引きをしっかりするのが大事です!
間引きについては前回の記事で説明みしました。
簡単に言うと育ててる芽の数を減らす作業の事です。
「どうしてせっかく育てたのに減らしちゃうの?」と思う方は前回の記事を読んで下さい!

間引きをする理由としては先程の「同じ野菜を並べない」ことと結びつきます。
やはり、カビが原因なので多湿を気をつける意味でも間引きは重要です!


次に疫病について

すいません写真はないです。💦

こちらの病気もカビが原因で、緑色の斑点が葉っぱに現れてきます。
この病気が発展すると、症状が広がり、果実の方にまで現れ、ひどい場合、濃い褐色の斑点ができます。
被害を受けた葉は枯れ、実は腐り、他の植物にま感染するというこれもまた恐ろしい病気となっています!!

じゃがいも、トマト、ピーマンなどがかかりやすく、
5〜10月頃に発生します。


さっきも言ったように、
全ての病気もそうですが、発病した箇所はすぐに取って下さい!

さらに、疫病の場合は…

根っこに近い部分や全体的に発生した時、その野菜だけでなく、その周りの土や植物にも対策を講じる必要があります!!

「いや、さすがにやりすぎだろ!」って引く前に聞いてほしいんですけど

疫病は治療が難しいのでそこから感染していくと手遅れになります!
さらに、疫病の菌は土中を移動するので僕たちの目のどどかない場所にいます!!(病原菌は小さくて見えないけど!)
そんなこともあって、はたから見てそうじゃないように見えてもその野菜が感染する可能性は十分ある訳です。

なので予防や感染防止に注力すべきだと思いますよ!!

今回、紹介する病気
ラストは軟腐病です!

すいません!これも写真無しです!💦

こちらはウイルス性の病気で
名前の通り茎などが柔らかくなって、腐った状態になる病気です!
腐っているので嫌な匂いも出ます。(オーマガ〜)


白菜やキャベツなどがかかりやすく、6〜10月頃に発生します。


また、ウイルス性の病気は害虫にも警戒しないといけません!
なぜなら、害虫が野菜をかじった時にできる傷口からウイルスが入ってしまうからです。

なので、意外に思われるかもしれませんが、窒素成分のあげ過ぎにも気を付けなければいけません…

前に撮った「土壌について」の動画(YouTube)を見てくれた方々なら
「え?窒素って肥料の中でも大切な成分で、葉っぱを育てるのに大事なんじゃないの?」と思ってくれる方いると思います。

確かに、窒素は野菜の成長に大きく影響しますが、
ただ、良く育った野菜は私達だけでなく、虫達からしても魅力的に見える訳です!


「では、どのように害虫対策をすればいいのか?」
次は害虫対策について書きます。

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