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一棟借り上げマンション企画から一転、非常識な作戦に?

89歳(2024年時点)の毛利八重子さんが構想するネオパラダイスに共感して参加しました。
https://readyfor.jp/projects/neoparadaise-organization

一般社団法人設立資金を集めるためのクファンが成功し、Ringaはネオパラダイスの資金的な支援をしてゆこうとマンションα部会を立ち上げました。

不動産と建設業界で長らく勤めた経験から、地主様にネオパラダイスならではの賃貸マンションの提案を行って建築頂き、一棟借り上げする事業モデルで資金を作っていこうと考えたのです。

私が勤めていた会社では賃貸マンションの一棟借り上げの対象に店舗部は含まれていませんでした。

店舗が入らなかったり、空室になったときのリスクが高い事から除外されているわけですが、

「住民と近隣の人達が協力し助け合うことによって生活が楽で楽しくなるコミュニティマンション」

では、店舗部分がその特徴でありコミュニティの拠点になるので借り上げることになります。

それは地主様にとってはメリットになることで、提案の強みとなります。

ところが、部会メンバーとMTGを重ねても店舗部の運営を安定的に行える収益の構造や仕組みが見えてこない。(汗)

ここが解決できなければ地主様が納得してOkを頂ける提案になりませんし、賛同頂けたとしても一棟借り上げ賃料を払っていけなくなれば迷惑を掛けることになります。

ということで、マンション企画は保留にしつつ、原点に返って各メンバーが本当にやりたい事は何なのか?

誰のどんな問題を解決したいのか?

を明確にして、自由な発想でどんな取り組みを行うか考えていこうということになりました。

メンバーから出てきたのは

・環境に優しい農業を普及させる活動を行っている人々や団体の事業を継続させたい。安定させたい。就農者を増やしたいを解決したい。

・社会貢献事業を行う人の「起業する」「継続する」悩みを解決することや「リーダー養成」

・穏やかな調和ある生活を望むのに、中傷や非難、争いが絶えない世の中に疲れている人、希望を失いかけている人の
 対人関係におけるストレスや孤独感を押し付けのない自立した人たちが集う環境で、人と交わったり自然に触れたりしながら緩和し活力に変えて行く支援がしたい。

・「誰の、何を」と言えば、究極は「地球の、自然を」となるが、そのために人の意識を変える必要性を感じている。
 どんな人?となると、「地球の、自然を」と考えているけど、今の社会に縛られて生きづらさを感じながら生きてきた人たち。
 その人たちが既存の社会システムや通念に埋もれることなく、クリエイティブに自然なありようで生きていけるようになるといい。
 結果として、個々人が自発的に行動して、里山的暮らしやエディブルな場など、自然と融合した生き方ができれば。

・日本国民全体のお金の生き辛さ

・投票へ行かない有権者の「どうせ政治は変わらない」思いや政治への諦め・無関心

・生活苦や生き甲斐の無いシニアの生き辛さ

・卒業して就職し、社会の歯車に飲み込まれたくない大学生の諦め・無力感

・毎日を不本意な思いで働いているサラリーマンの働き甲斐とプライベートの充実

と様々ですが「社会の現状に対する無力感や生きづらさを感じている人々が、自分らしい生き方を実現し、豊かな生活を送るための支援」というテーマが見えてきました。

メンバー各自が現在の競争主義的な資本主義が生み出している歪みや問題を感じていることも分かりました。

Ringaは以前から、社会全体の生産力は十分あるのだから、皆んなが必要なもの、欲しい物を協力的・計画的に生産して無料で受け取れる「お金の無い社会」に向かうべきだろうと考えていました。

お金を無くせば営業・経理や銀行も税金も必要なしで人員の余裕が随分と出て、必要な分だけ生産すればよいので無駄や廃棄も失くなってゆきます。

お金儲けのために自然を破壊してゆくような精神性から環境を守り、自然や動物と共生してゆく精神性に変化してゆくでしょう。

働く時間は大幅に減り、お金のための苦労やストレスもなくなって私達の関心と課題は「いかに生活を楽しむか?」となり

遊び・芸術・求道・探求・探検などが盛り上がって活気のある多彩な楽園社会となってゆくでしょう。

お金を無くすというのは現在の社会の意識からするとぶっ飛んでいますが、部会のメンバーは賛同していることが分かりました。

これはとても嬉しい驚きで、部会でどんな活動に取り組むにせよ、「お金の無い世の中」への視点と発想を持ってゆけるわけです。

勿論、一足飛びにはゆきませんが、「お金の無い世の中」を引き寄せるような活動をテーマにしてゆきたい。

Ringaはアーチストでもあるわけですが、これからの活動では「お金の無い世の中」実現に向けたメッセージも打ち出してゆこうと思った次第。

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