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連日大騒ぎのマスコミ報道 ……       データから考えてみた

1. 最近の武漢Virus報道の異様さ
2. データで見る武漢Virus
3. 指定感染症の2類指定の是非
4. 緊急事態宣言、蔓延防止措置の根拠はどこに?
5. ワクチンは絶対なのか、治療薬は無いのか?

最近の武漢Virus報道の異様さ

 テレビをつけても新聞を見ても、武漢Virusのニュースであふれている。しかも、「大変だ、大変だ」の大騒ぎ。どこがどう大変なんだろうと不思議でならない。

 どうやら緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の範囲がまた拡大される模様だ。これで飲食店での飲食、飲酒がまた遠ざかる。いつまで我慢しろ、というのだろうか。

 早く以前のように、行きつけの焼鳥屋、すし屋などで酒を飲みたい!!!

 確かに感染者が増加しているのは事実だが、死者数は大したことは無い。マスコミの報道では出てこないPCR検査実施数は何件なのだろう、またPCR検査数に対する陽性率はどうなんだろう。なぜ報道しないのだろうか、NHKBSのニュースでフランスかどこかのテレビ局は報道していたが。。。
 また、季節性インフルエンザ同様、時間とともに感染者が増えるのは致し方ないのではと思う。感染者が増加して回復すれば、誰かが言っていた集団免疫ができてかえっていいのではないのだろうか。
 重症者が増加してベッドが足りない、医療従事者が足りない、というが、日本全国のベッド数に対する武漢Virus専用病床は何床用意されているのだろうか。政治は医師会と協力して最大限確保できるような対策は打っているのだろうか。
 重症者が増えているのに死者が増えないという事は、Virusが感染力は強くなったものの弱毒化しているのではないのか。
 素人判断かもしれないが、なんかしっくりこない。
 そこで自分で数字をもとに考えてみることにした。

データで見る武漢Virus

 データは厚生労働省やNHK、日経新聞などにあり、これを利用すれば客観的に見られる筈だと考えた。
 そこで厚生労働省(リンクは以下)のデータを中心に見てみることにした。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_1

 まず、感染者が増加しているのは事実(8月4日の感染者は全国で14,207人)だが、死者数は大したことは無い。ここ10日間の平均死者数は10.5人。マスコミの報道では出てこないPCR検査数(83,159件)に対する陽性率は8月3日で14.5%。
国内感染者数累計      956,962人(8/4現在)
国内累計死者数        15,233人(8/4現在)
国内累計PCR検査数 17,781,232件(8/3現在)
重症者数              823人(8/4現在)
日本の総人口      1億2,536万人令和3年7月1日現在(概算値)
入院確保病床数        30,487床(7/27現在)
重症者用確保病床数       4,481床(7/27現在)
 日本全国の総病床数はどれくらいあるのだろうか。厚労省のホームページには見当たらなかったが、政府統計e-Statにあった。少し古いが2019年の調査では年々減少傾向にあるそうだが162万床余り。いろいろ事情があろうが、2%以下の確保率。もともとの感染症用病床が1,888床であったようなので増加はしているもののまだ確保率は低い。いろいろ問題はあるだろうが本当に危機意識があり、国を挙げて取り組むつもりならばもう少しと何とかできそうなものである。

閑話休題、
 日本の総人口に対する感染者数は0.76%、死者数は0.012%、国内累計PCR検査数に対する陽性率は5.38%である。
この数字は本当に大変なのであろうか。

 ちょっと季節性インフルエンザと比べてみたい。
 ネットで調べると以下が出てきた。
医療法人社団エムズ ホームページから引用(リンクは以下)
https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/

 2018年のインフルエンザによる死亡者数は、厚生労働省が毎年発表している人口動態統計によると3325人。この年、米国では1万人弱の死亡者数が報告されており、日本と比較すると死亡者数にかなりの差が見られます。インフルエンザによる死亡者数として発表されるこの数字には2つの種類があります。
1つは、インフルエンザに感染したことによって死亡した人、つまりはインフルエンザが直接的に死の原因となった人です。先ほどの3225人という数値はこれを意味しているものです。もう1つは、インフルエンザにかかったことによって自分が罹患している慢性疾患が悪化して死亡されたというものです。この2つをあわせた死亡率のことを超過死亡概念といい、WHOが提唱しているのですが、この数値が毎年約1万人程度と厚生労働省では発表しています。

 ここでも厚生労働省の発表数字を引用して説明しているが、日本でも毎年1万人程度が季節性インフルエンザに関連して死亡しているのである。この数字は以前にどこかで聞いたことがあるものと近い。
 先に示した死亡者数の累計15,233人は2020年2月から2021年8月迄約1年6か月分であるから、3分の2とするとおおよそ1万人。季節性インフルエンザの死亡者数と大差はないではないか。(超過死亡概念については、今回の武漢Virusでも同様の扱いであろう。)

 このどこが大問題なのであろうか。筆者にはどうしても理解出来ない。

指定感染症の2類指定の是非

 まだまだ議論があったはずだ。
 1つは「指定感染症」の分類である。いつの間にか議論されなくなっているようだが、ここにも問題があったはずだ。
 当初、武漢Virusは正体が知れず致死率が高いと思われていたようだ。海外での死者数はだいぶ多かったようである。その所為か「指定感染症」は2類に指定された。2類とは「感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点から見た危険性が高い感染症」であるとされ
  急性灰白髄炎
  結核
  ジフテリア
  重症急性呼吸器症候群病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る。)
  中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)
  鳥インフルエンザ(H5N1)
  鳥インフルエンザ(H7N9)
の7種類が指定されていた。ここに追加されたのである。

一番危険な感染症である1類には
  エボラ出血熱
  クリミア・コンゴ出血熱
  痘そう
  南米出血熱
  ペスト
  マールブルグ病
の6種類が指定されている。
 また、少し軽い3類には
  コレラ
  細菌性赤痢
  腸管出血性大腸菌感染症
  腸チフス
  パラチフス
の5種類が指定されている。
 ここで疑問、この3類に指定されているコレラ、赤痢などより武漢Virusは重篤になり危険性が高いのだろうか。
 因みにご存知とは思うが季節性インフルエンザは5類である。

 なんかおかしくないか?

 当初は未知であり、軽く見過ぎない方がいいという判断も判らないではない。だがしかし、1年半以上たって知見も豊富となった今、なぜ見直さないのだろうか。
 医療がひっ迫していることの理由の一つがこの2類指定ではないのか。

 官報に以下のように政令として制定したと掲載されている。

令和二年一月二十八日
内閣総理大臣安倍晋三
政令第十一号
新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令
内閣は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号)第 六条第八項、第七条第一項及び第六十六条の規定に基づき、この政令を制定する。
(新型コロナウイルス感染症の指定)

 政令で指定した以上、政令で変更せねばなるまい。とは言っても変更出来ないはずがない。

緊急事態宣言、蔓延防止措置の根拠はどこに?

 まだある。緊急事態宣言、蔓延防止措置がまた拡大適用される。この適用基準はどうなっているのだろうか。
 東京都の緊急事態宣言の状況
  1回目 2020年4月7日から5月25日まで49日間
  2回目 2021年1月8日から3月21日まで122日間
  3回目 2021年4月25日から6月20日まで57日間
  4回目 2021年7月12日から8月31日まで51日間
 合計 279日間 昨年4月から今年の8月の17か月間のうち他の約9ヶ月に亘る。

 一応、数値基準は有るようなのだが、説明がどうも情緒的であるように感じられてならない。どこまで行ったら解除になるのかも判らず、手探り状態がもう1年半余り続いているのだ。

 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が15日の参院改革委員会の閉会中審査に出席。東京都に4度目の緊急事態宣言が出ている現状に「人々がコロナ疲れで、緊急事態に慣れ、飲食店から『限界だ』という声も聞こえてくる。人々の行動制限だけに頼るという時代はもう終わりつつある」と発言し、今後は感染拡大抑止に向けて科学技術への投資を求めた。

       東京中日スポーツ 記事から引用

とのことだが、この方の発言は科学者とは思えない情緒的、また根拠が示されない発言が多いように感じる。行動制限だけに頼る時代は終わり、というがこれまで行動制限が唯一の手段のように言ってきたのはどこの誰なのだろうか。そして次はどうすればよいのだろうか。

 また、やたらに横文字の訳の分からないスローガンを出してくる目立ちたがりやの東京都知事、上から目線で飲食店を目の敵にする西村康稔経済財政・再生相、本来ならイニシアティブ取らねばならないのに何もできない田村憲久厚生労働相、まるで存在感の薄い加藤勝信官房長官、発言ブレまくりの“ワクチン接種”担当・河野太郎行政改革担当大臣などなど。皆さん、本当にお仕事していますか。

ワクチンは絶対なのか、治療薬は無いのか?

 ワクチンの接種とワクチンパスポートも問題山積ではないだろうか。
 皆さん口をそろえてワクチン接種が唯一の有効な対策のように言うが本当だろうか。治療薬があればワクチンが絶対ではないと思うが如何だろう。
 アビガン、イベルメクチンなど治療効果が期待できる薬がいくつもあるというのだが、マスゴミは全然報道しないのは何故なのだろう。
 若者は重症化しないという。それなのに若者に接種しようとするのは何故なのか。ワクチンを接種すると罹患率、重症化率は確かに下がるそうだが、保菌者として人にうつすのは避けられないという。ならば若者に摂取しても蔓延を防ぐ効果は低いのではなかろうか。

 副反応についても問題がありそうだ。接種後の発熱、体の痛みなどを訴える人はかなりの確率でいる。心臓に悪影響が出ることもあるそうである。接種後死亡した人の数もかなり多いと聞くが、因果関係が証明できないために死因がワクチンとならないこともあるようだ。そもそもワクチンの開発には10年から100年かかるといわれている。武漢Virusが認知されて1年足らずで開発されたワクチンはまだ完成品ではないと思うのは筆者だけだろうか。

 百歩譲ってワクチンが有効な対応策であるとしよう。しかし現在のワクチンの治験終了日は2023年だという。緊急事態下での緊急承認という形だそうだ。これって一種の人体実験ではないのか。筆者は人体実験の実験台にはなりたくない。
 予防接種法では、接種は努力義務であり個人の意思にゆだねられる、とされている。それなのにワクチンパスポートを導入するという事は、接種していない人の行動を制限することになる。暗に強制することである。人権侵害ではないのか。

 疑問は尽きない。最近このワクチン接種率が伸び悩んでいるという。筆者同様に疑問を持つ人が増えた所為だろうか。或いは、政府の手違いでワクチンが行き届かない所為だろうか。
 海外でもワクチン接種率は頭打ちのようだ。接種の強制に反対する動きも根強いとも聞く。
 ワクチン推奨の裏には、製薬会社の巨大利権が絡むという話もあった。しかしこうした話は陰謀論と片づけられる傾向にあるようだ。

 最後に、ある医師がYouTubeに専門家の意見として武漢Virusに関するワクチンや治療薬について投稿、書き込みをしたところ、不適切であるとして削除されたそうだ。

 これっておかしくないか。

違法でもない、ポルノチックでもない投稿、書き込みがなぜ制限されるのだろうか。

 もしかして この投稿も削除されてしまうのかな。

 最近の世の中、本当に疑問に思うこと、判らないこと、おかしなことばかりである。

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