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アクワイアに◯◯を混ぜてみる#5

第一回でロンデルを混ぜ、第二回でダイス要素を混ぜ、第三回でワーカープレイスメントを混ぜ、第四回でテクノロジーツリーと混ぜてきたこのシリーズ、第五回となる今夜は、さんざんこれまでトリテの話ばかりしていたのに、アクワイアとは混ぜてなかったんだね、ということに気がついたので、「アクワイア×トリテ×4o」でお送りします。


コーポレートトリックス

早速アイデアを出してくれました。

「アクワイア」とトリックテイキングカードゲームの要素を融合させた新しいゲームのコンセプトとルールを紹介します。このゲームは、企業の買収と合併の戦略的な要素と、トリックテイキングの競争要素を組み合わせたものです。

### ゲームコンセプト
**「コーポレートトリックス」**という名前のゲームで、プレイヤーは企業を取得し合併することで影響力を拡大し、最終的に最大の資産を持つことを目指します。

### コンポーネント
1. **ゲームボード**: 企業が設立される都市を表すグリッド。
2. **企業タイル**: 異なる色で異なる企業を表す。
3. **カード**:
- **ナンバーカード**(1-13の4スート)。
- **アクションカード**(「企業を設立」「企業を合併」などの特別な能力)。
4. **お金**: 株式の購入や企業の合併に使用。
5. **株式**: 企業の所有権を表す。
6. **プレイヤートークン**: ボード上でプレイヤーの存在と支配を示す。

### セットアップ
1. ゲームボードを設置します。
2. ナンバーカードとアクションカードをシャッフルし、各プレイヤーに一定枚数を配ります。
3. 企業タイルと株式をボードの近くに置きます。
4. 各プレイヤーは一定の初期資金を持ちます。

### 目的
ゲーム終了時に、株式とお金の合計価値が最も高いプレイヤーが勝利します。

### ゲームの進行
ゲームはラウンドごとに行われ、それぞれのラウンドはトリックテイキングフェーズとボードアクションフェーズから成ります。

#### トリックテイキングフェーズ
1. **リードカード**: 開始プレイヤー(ラウンドごとに交代)が手札からカードを1枚出します。
2. **スートに従う**: 他のプレイヤーは、同じスートのカードを出さなければなりません。もし出せない場合は、任意のカードを出します。
3. **トリックの勝利**: リードスートの最も高いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。勝者は、出したカードに基づく特別なアクションを行います(詳細は以下)。

#### ボードアクションフェーズ
1. **企業の設立**: 企業タイルをボードに置き、設立プレイヤーを創業者としてマークします。創業者はその企業の初期株式を取得します。
2. **株式の購入**: プレイヤーはお金を使って、ボード上の企業の株式を購入できます。
3. **企業の合併**: 2つの企業が隣接している場合、合併させることができます。より大きな企業の多数株主が合併の詳細を決定します。
4. **企業への影響**: アクションカードを使って、企業の成長や合併、株価に影響を与えることができます。

### 特別アクション(トリックの勝利による)
1. **ナンバーカード**: カードの番号に応じて、新しい企業の設立、株式の購入、企業の成長などを行います。
2. **アクションカード**: 「企業の合併」「株式の2倍」「企業タイルの移動」などの特定のアクションを実行します。

### ゲームの終了
以下の条件でゲームが終了します:
1. 一定数の企業が設立され、合併されたとき。
2. カードデッキが尽き、プレイヤーが最後のトリックテイキングフェーズを終えたとき。

プレイヤーは最終的な株式の価値と残りのお金の合計を計算します。合計価値が最も高いプレイヤーが勝者です。

### 例:特別アクション
- **ナンバーカード1-5**: 企業タイルを置いて新しい企業を設立。
- **ナンバーカード6-10**: 既存の企業の株式を購入。
- **ナンバーカード11-13**: 企業の成長に影響を与える(既存の企業にタイルを追加)。
- **アクションカード「合併」**: 隣接する2つの企業の合併を開始。
- **アクションカード「株式2倍」**: 1ラウンドの間、株式の価値を2倍にする。
- **アクションカード「移動」**: 企業タイルをボード上の新しい場所に移動。

このゲームは、「アクワイア」の戦略的な深さと、トリックテイキングゲームのダイナミックで競争的な要素を組み合わせて、プレイヤーが戦略的計画と戦術的カードプレイをバランスよく楽しむことができる独自の体験を提供します。

ChatGPTの出力

思ったこと。

小学生の観察日記のタイトルみたいになってしまったのだけれど、#5ではじめて4oくんに登場してもらって、思ったことがある。

3.5時代に比べて、4oくんのブレンド力が上がりすぎてしまっていて、「アクワイアの要素全部」と「トリテの要素全部」を漏れなく入れようとしているなぁ、と。GPT6くらいになると、とりあえず今作ったルールで遊んできたんだけど、軽く100戦くらいやったらこんな感じにブラッシュアップした方が面白そうだと思ったから改良版はこれね、みたいなルールの提示方式になってくるんだろうな。。。

結局、アクションカードどこのタイミングで出すねんとか、合併のタイミングどうなっとんねんとか(通常通りに隣接した瞬間とも取れるし、アクションカード切ったタイミングとも取れる)あるんだけどね。

こういうのって、うまく混ぜないと、アクワイア単体でやってるよりも、トリテ単体(例えばそれがプレーンなホイストだとしても)でやってるよりもつまらないゲームになるんだよねぇ。

そういうところを、「そうだよねぇ」というふうに相槌を打ってくれたり、いやそこはこうだよ、みたいに答えてくれるボドゲ制作専門のAIとか…ね。作れないもんかね。

まとめ

ブレンドしたゲームの出来、というよりは、4oくんとこの企画の相性とか、このままいったらGPTくんはこんな感じに答えてくれるようになるんじゃないか、とか、こんなGPTくんがいたらいいのに(或いは、こんなGPTはイヤだ)とか、なんだかそういう方向性の話になってしまいました。

というわけで、今日は、このへんで。ほなね!

例のAI画像のコーナー

これ、ゲームのビジュアルとしてどうなんだろう?というわけで、プレイ風景をプロンプトに起こしてもらいました。

an image of a diverse group of four players gathered around a table, intensely focused on a game of "Corporate Tricks." The game board displays a city grid with colorful company tiles. Players hold cards in hand, planning their moves. Money, shares, and action cards are spread on the table. The atmosphere is competitive and strategic, with players engaged in deep thought and discussion.

コーポレートトリックスはもう既成事実なのね。

意外とアクワイア感出てる
真ん中の箱、なんだろう。

案外、これだけのプロンプトの指定で、アクワイア感とトリテ感が出てるのは不思議でしかないよね。

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