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ジンニムと6人の弟たち

本日12月4日はバンタンの長兄、キムソクジンの29歳(満年齢)数え年で30歳の誕生日ですね。


一見長兄っぽくないけど実は誰よりも常識があり、かつなんだかんだいってとても頼りになるバンタンの心の拠り所とも言えるジンについて、日頃思っている事を書いてみようと思う。



ジンは不思議な人だ。

完璧な容姿や経歴とどことなく高貴な雰囲気を持ち、かつスーパースターであるにも関わらず、普段の振る舞いが三枚目なのでうっかり友達なんじゃないかと錯覚してしまう。
いつの間にか自分のキャラを、『ワールドワイドハンサムで親父ギャグ好きの愉快なお兄さん』として作り上げたが、こんなキャラでなければ、本来ならカッコ良過ぎて絶対に近寄り難いはずだ。

私がジンを肉眼で最も近くで見たのは、2017年の京セラドームに行った時の事だった。
この時、トロッコが目の前(というか頭上)を通ったのだが、ジンは、顔が物凄く小さく、顔立ちも神々しいほど美しくて、想像の遥か上のハンサム具合にびっくりした。
その顔立ちとは対照的に、客席を見つめるきゅるんとした眼差しと、いたずらっ子のような表情がとても印象的だった。

ジンはご存知の通り、サービス精神がものすごく旺盛だ。
コンサートの冒頭での挨拶のソンキスはもはやARMY大喜びの恒例行事だし、アンコールでは必ず何かしら笑える事をやってくれるのでこちらもついつい期待してしまう。
それを押し付けがましくなく、人が笑うと自分が幸せになるから自分のためにやっているんだ、なんてサラッと言うところが心憎いなーと思う。

ジンは自分に関わった人全員をちょっとずつ幸せにする術を持っている。だから皆、彼の事を好きにならずにはいられない。


ジンと6人の弟たち

愛すべきバンタンの長兄であるジンと、6人の弟達の関係性が私はとても好きなので、それについて語らせていただこうと思う。


SINについて

ジンとユンギは誕生日が1992年12月4日と1993年3月9日なので、3ヶ月ほどしか離れていない。日本だと同じ学年になるところだが、韓国の学年は1月1日から12月31日までが同じ学年となるので、学年も年齢もジンが1歳年上となる。(厳密には韓国にも昔は早生まれという概念があったみたいです。)

ジンがなんの迷いもなくあのユンギを弟扱いするのもいいし、ユンギもちゃんと敬語を使ってヒョンとして接するのがどうにも萌える。

似てないようでいて、人に対するちょっとした配慮など、似てる部分も多い元ルームメイトのこの2人。
2人でいるときは静かだが、気が合うからお互いに心地よさそうなところがとてもいい。長年連れ添った老夫婦のような穏やかなテンションが私は好きだ。
ユンギがバンタン内では唯一年上であるジンの事を「ヒョン」呼びするのもたまらない。


ホプジン

普段は明るい2人で、ジンがホビに対しちょっかいをかけたりイタズラをしているイメージだが、パフォーマンスの事となると急にホビがジンニョンに向かってピリっと厳しく接するのが面白い。

たまに笑えない悪戯をホビにしているのを見ると、ジンにとってホビはいじっても許される弟だと思ってるんだな、と思う。他の人がホビをいじることはあまり見かけないのでさすがのジンと言えよう。
ホビもその都度結構怒ってはいるが、ジンが悪戯を止める気配はないのがなんだかおかしい。

ジンは本来ドSの気があるんだな、と2人の絡みを見るといつも思う。
ボンボヤ4でホビを車で置き去りにしたシーンは、運転していたジンが容赦なくて、ホビがかわいそうなんだけどめちゃくちゃ笑えた。


ナムジン

バックステージでは、テンションが異常に高いジンとあきれるリーダー、みたいな場面をよく見かけるが、何かと緊張して固くなりがちなリーダーの気持ちを実はほぐしてあげているのがジンだと思う。

海外のメディアに出ている時は、ナムが中心となって話しているが、とっさのジンの切り返しなどを見ると、頭の回転がすごく速く、ナムも助けられているのだろうと思う。

ボンボヤやIn the SOOPなどを見ていても、かつての共同生活の場ではナムの面倒をオンマのように見てくれていただろう事がたやすく想像できる。
そして、ナムがジンといる時に見せる弟の顔がかわいい。
こういう顔を見せるのは他の誰でもない、ジンの前だけだと思うので、やっぱりジンは懐が深い。

マンネラインとジン

ジンはクオズとは3歳差、グクとは5歳差だ。
出会った頃の中学生と大学生という年齢差は子どもと大人くらい感覚が違うと思う。

マンネラインから見たジンは、本来なら年齢的にも敬意を払う対象で、なかなか気軽に近づきにくそうに思えるが、今のようにふざけ合えるのは、年長者のジンが壁を取っ払ってくれたからである事は間違いないと思う。

ジミンは最初ジンと合わなかったと言っていたが、多感な時期の何かと考え過ぎるジミンには、すでに大人だったジンの一見単純そうに見える割り切った考え方が理解出来なかったのかもしれないなと思う。
今ではジンニョン大好きとジミンが甘えている姿をたくさん見かけて萌える。

ジンがテテにちょっかいをかけると、テテがこれ以上ないほど嬉しそうな顔をするので、見てるこっちがなぜか照れてしまう。
ジンニョンのこと大好き過ぎるテテ。
実際、いつだったか「僕はジンニョンのことが1番好き」と言っていた。


デビューしたての頃のグクとジンが一緒にいる写真などを見ると、まだまだ子どもなグクを兄として側で見守っていたのだろう事が容易に想像されて、胸が締め付けられる。
いつからか、ジンがグクにちょっかいをかけたら最後、倍以上の力で返り討ちに合うのは、毎度のことながら本当におかしい。
グクがすっかり大人に成長しても、ジンにとっては力だけ強い可愛いマンネなのだろう。

ジンがすごいと思うのは、多分色んな意味で尊敬もしているだろうが、弟達を全く遠慮なく、時にはかなり雑に扱えるところだ。
ジンにかかれば、6人はたちまち弟としての可愛い顔を見せる。

ジンがステージなどで自由過ぎる弟達を回収する場面は、ジンが珍獣使いのように見えてくる。


ケンカ両成敗

ジンが公の場で見せる姿は明るいものが多く、感情的になっているところはほぼ見かけないが、珍しくメンバーと言い合いになる様子が印象的だったエピソードがあった。

YouTubeのBurn the Stage のエピソード4の「ケンカ両成敗」という名前がついていた回だ。

コンサートのSpring Dayの曲中での移動のタイミングを巡り、ジンとテテがコンサートの本番前にちょっとした口論になった。
お互いに言い分があったが、コンサート前のピリピリしているタイミングだったせいか、少し険悪な雰囲気になってしまった。

我に返ったジンが、急いでテテに謝り事態の収拾を図ったが、自分の言いたいことがちゃんと伝わらずもどかしかったのか、テテが本番直前に涙を流す様子が見られた。

本番後、7人がホテルの1室に集まり、話し合った反省会のシーンでは、7人が長年うまくいっている理由がよくわかる、ARMY必見の回だ。(今はYouTubeプレミアムで見れるようです)

その時は、たまたまジンとテテのケンカだったが、多分他の誰がケンカしても皆でこのように解決しているのだろう。

7人での話し合いがひとまず終わり、テテと2人残された時、ジンは「普段自分は明るくて愉快にしてるけど、落ち込むこともあるし、みんなのために前向きになろうとしている」と言っていた。

「ケンカ両成敗」というタイトルがついているが、なんだかジンの方がケンカに至ってしまった自分の行動をすごく悔やんでいるように見えたのが私の中で印象に残っている。


心に響くジンの歌声


ところで、歌を聴いていて、歌詞の意味もよくわからないのに涙がこぼれることってありますか。私、ありました。

私がバンタンの曲を聴いて初めて泣いたのは、何を隠そう(?)2016年のWINGSのリリースの直前、ジンのソロ曲である「Awake」のshort filmを見た時だった。

今でもその時のことをよく覚えているのだが、WINGS short film #7のクライマックスで、なぜか急に涙が止まらなくなった。

後で考えてみると、理由はいくつも考えられた。

それまでに既に公開されていたメンバーごとのshort filmの世界観とそれにつながるこのshort filmの中でジンが見せる悲しげな雰囲気。
かろうじて聞き取れた英語の歌詞「Maybe I, I can never fly」。
そして曲のエンディングの壮大さ。
あとプライベートで辛い事もあったかもしれない。

とまあ、色々考えられるけど、結局はジンの歌声に負うところが大きかったのではないかと思う。




ジンの歌う「Awake」を私はWINGSツアーで何度か生で聴く事が出来たのだが、感情を込めて大切に歌い上げるその歌声はとても胸に響いた。
その場にいたARMY達はジンの生歌に聴き入り、歓声ではなく、拍手を送ったのが印象的だった。

智異山のOSTであるYoursやEpiphanyをじっくり聴いていても思うのだが、ジンの歌声は優しくて、本当に何気なく心の琴線に触れてくる声なのだと思う。


かつてインタビューで、ジンは自分の成長スピードはゆっくりなのだと言っていたが、この数年で歌を含めたパフォーマンスが着実に上手くなっているのを、ただの一ファンである私ですら感じる。
メンバーにも見せずに密かに努力している成果が実っているのだろう。


K-POPアイドル達は、デビューするまで過酷な練習して実力を磨くが、デビュー後は忙し過ぎて個別にスキルを磨くのはなかなか難しいと言うのが昔は定説だった、と言うのを以前何かで読んだ。

それが最近も当てはまる話なのかはよくわからないが、バンタンは、それぞれが忙しい中でも実力、スキルを磨きつづけている謙虚な姿勢があるからこそ、パフォーマンスはどんどん進化し、ファンの彼らを好きな気持ちも更新され続けるのだと思う。


ジンのバーンアウトについて


去年、ジンは自分の誕生日の前日に、ARMYに『Abyss』という曲の贈り物をくれた。

その時に、曲が出来るまでの経緯として、去年の『Dynamite』が世界的に大ヒットした後のタイミングでバーンアウトしたことを明かしてくれている。


ジンは「あまり考えない」、とよく言っているが、彼が一般人には想像もつかない日々の重圧と闘い、弟たちを守るために自分のメンタルを平穏に保つ方法が、「あえて考えない」事なんだろうなと私は思っていた。


バーンアウトの理由を、ジンは自分自身について深く考えてしまったのだと思う、と説明した。
世界中が止まってしまったかのような時間の中で、ジンも自分の深部の闇と向き合わざるを得なかったのかもしれないなあ、と思った。

しかし、以前は自分の悲しい感情はARMYに共有したくないと言っていたジンが、音楽としてなら別だ、と内面を音楽として見せてくれたことは嬉しい事だった。

それまで見せたくなかったものを見せられるようになった本人の心境の変化も何かあったのかもしれない。
自身の負の感情を音楽として吐き出すことが、今後もジンにとって心穏やかで平穏なメンタルを保つひとつの方法になるといいなと思う。


ジンニム呼びについて


ジンのことを、私はなんだかもったいなくて呼び捨てに出来ない。
このnoteを書く時は文字数の関係もありさんざん呼び捨てにしているが、心の中ではいつもジンニムと呼んでいる。
ジンさん、というのもなにか違う。かといってジン君、というのもなぜか自分にはしっくりこない。

バンタンのペンになった当時の先輩アミブロガーの影響も多いにあると思うが、韓国語で「様」の意味の「님(ニム)」をつけたジンニム呼びが今も一番しっくり来る。


ジン様だと直接的過ぎてちょっと距離が遠すぎる気がするので、同じ意味だけど、これからも敬意と親しみを込めてジンニムと呼びたい。

ところで、全然話は変わるが、私の中の「腹筋が見えて1番ドギマギしたバンタンランキング」をするならば、ジンが圧倒的に一位だ。

くびれてるし、割れてるし、でそれはそれはとてもセクシーな腹筋だったのだが、他のメンバーの腹筋が見えた時には感じたことのない、なんだか見てはいけないものを見たような、神々しいありがたいものを見たような、よくわからない気分にさせられた。
なんだよそれという感じだが、ともかく私にとってはジンニムとはそういう存在なのだ。

兵役についてちょこっと思う事

最近またバンタンの兵役の事が話題に登ったり登らなかったりしているが、国に貢献してるんだから兵役免除にすべきだという声がARMYの総意であるような意見を見かけると、ちょっと待って〜、と言いたくなる。

いわゆるBTS法と言われる、大衆芸術の優秀者は兵役を満30歳の年まで延長できるという「兵役法」の改正案が2020年の12月1日というタイミングで可決された。 これによって、すぐそこまで迫っていたジンの兵役へのリミットが延びた形となった。
これは、私もコロナで会えないままジンが兵役に行ってしまう!と去年はヤキモキしていたので、正直言って嬉しかったが、実のところ思いがけない棚ボタのような感覚だった。


K-POPのファンには必ずと言っていいほどつきまとう兵役という問題。


韓国のアイドルであるバンタンを好きになった時から、私も推し達がいつ兵役にいくのか、全員帰ってくるまで何年かかるかなど、色々とシミュレーションして待てるように心構えをしていた。

本音は彼らの7人揃った姿が見られなくなるのは勿論寂しい。
しかし、兵役について調べれば調べるほど簡単に免除にできるようなものでもなく、免除になって欲しいとも思えなくなった。

彼らは、兵役に関しては、国から召集されたら行きます、としか言っていないのに、そんな韓国国内でも色々と意見が割れそうなセンシティブな問題をよその国のファンがああだこうだ言うのは、なんかちょっと違うんじゃないかなあ、と思う。

この問題については、なるようになるだろうと思って傍観しているが、韓国国内でバンタンの兵役の事が変な形で話題になって、バンタンでは最初に兵役に行くだろうジンが槍玉に上がったり非難されたりしませんように、と祈る。


最後に


ジンがたまにバラエティなどで見せるメンバー以外の人や年長者への敬意の払い方は、丁寧だが慇懃無礼ではない、人好きのする印象を受ける。

彼を見ていると、真っ当に、変に甘やかされず、でも大切に育てられたのだろうな、と思う。

バンタンが長い間チームとしてうまくいっている理由は色々あるだろうが、ジンが長兄だという事も間違いなく大きいと思う。

ジンがいつも謙虚過ぎるほど謙虚に自分のことを捉えている姿勢は、弟達にもきっとすごくいい影響を与えているだろう。

世界中のARMYが思っている事だと思うが、本当に、本当に、ずっと弟達を守ってくれてありがとうと言いたい。最年長がジンという奇跡に感謝したい。

ところで、今年誕生日に公開されたトロット(韓国の演歌)っぽいジンの슈퍼참치(シュポチャムチ
:スーパーツナ)、笑い過ぎて腹痛い😂


誕生日もただでは終わらないキムソクジン、さすがです✨またまたARMYを喜ばせてくれて、ありがとう。


ジンニム、お誕生日おめでとう✨
この1年もジンニムとジンニムの大切な人たちが心身ともに健康で、幸せでありますように。




最後までお読みいただきありがとうございました♪

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