有馬記念 予想結論

今年の有馬記念の展開予想はけっこう骨が折れるだろうなと思っていたのですが、難解は難解でもまだストーリーは見えやすいかなという印象です。
結局ほとんど事前準備から変えることなく。
馬場も土曜の感じだとフラット、標準。

スタートから見ていくと、まず外に先行馬が揃っていて外からポジションを取りに来るということ。
コース形態的に、行くと決めた馬は割としっかり出さないといけませんので、序盤はそこそこ流れると思います。
しかし、流し切ることができないコースでもありますので、緩むのも間違いありません。
そして緩んだ後の向こう正面からの下り。
ここがポイント。
誰がどこで動くのか、です。

ハナから見ていくと、おそらくアエロリットがハナ、番手がキセキでしょう。
キセキがムーアというのも今回すごく大きなポイントだと考えています。
逃げない、仕掛けない、ポジション優先。
キセキは3～4角の早仕掛けで後ろを潰すタイプですが、高確率でムーアは仕掛けないと踏んでいます。
アエロリット津村君も2500でどこまで積極的に仕掛けられるか。
たぶん前2頭は動きません。
そしてその後ろもムーアの蓋です。

ではアーモンドアイ。
これは動く可能性はあります。ありますが、たぶん動かない。
なぜなら動くとリスグラシューを動かしてしまうからです。
リスグラシューはL5戦に滅法強いので、ここで動かすと外のアーモンドアイはけっこうしんどいです。
トップスピードではアーモンドアイなのでそちらで勝負した方が良いでしょう。

といってもこの2頭はかなり五分に近い…
海外では要所の反応も良いんですよね、リスグラシュー。
でもギアチェンジはそうでもないと感じます。
流れた中でもう一段加速、という感じ。

リスグラシューが自分で仕掛けた場合。
これはもう消耗戦に入ってきますね。
頭パターンとして想定したいですが、個人的には本線ではありません。
けっこう意識し合うと思っています、この2頭。
ポジションも近そう。
ここで自分で仕掛けて出し切ったらレーンはほんとにすごいと思います。

というわけで、わたしは金縛り状態からのL2ギアチェンジ戦を本命とします。
事前準備にも書きましたが、ペースは二極化する傾向でどっちに賭けるかということ。
そしてL2戦が嵌ってくるのはサートゥルナーリア。
こういう結論になりました。

正直この3頭で決まるんじゃないかなと思っています。
サートゥルナーリアはL1甘くなる傾向があるんですけどね。
なんかラッキーライラックを思い出してしまう文句。笑
その弱点が露見するような消耗展開になれば、サートゥルナーリアが消える可能性が高いですが、想定の展開になれば頭の確率も高い。
アーモンドアイ、リスグラシューは多少展開合わずとも、苦手部分もハイレベルではあるので大きく吹っ飛ぶようなことはないと考えています。

ギャンブルとしては1倍台のアーモンドアイを頭から外します。
中山2500はベストではないと思います。
分散すればリスグラシュー、ギアチェンジはサートゥルナーリア。
頭には特化型を置きます。

3着予想は…まぁ難しいですね。
一応どちらの展開でも我関せずの内枠追走ズドンのギャンブルでスカーレットカラーは入れておきたいと思います。
これは事前準備でも書いたのでそのまま。

あとはアルアインを選択しました。
難しいですが、まず松山君に戻ったのは良いところだと思います。
積極的にムーアの後ろについていくイメージで取って行って欲しいですね。
序盤のポジションで決まってしまうかなとは思いますが、こんな人気ですから。
本来は合うはず。

3着考えて消した馬たち

JC馬スワーヴリチャードは内枠が気になります。
今回は外から被せてくるので、その中でスタートもやや不安。
しかも長距離でのハイペース追走が武器になりますので、この枠で包まれる想定だと向こう正面で自由に動けません。

エタリオウはスタートとノリさんのポジション次第ですけどね。
でも脚が一瞬なのでだいぶ出して行かないと難しい気はしています。

フィエールマンは凱旋門賞明けがとにかく気になります。
あのレースはタフだったでしょう。
来たらごめんなさいで。
キセキもこの人気の落ちようはおいしい気はしますが、今回は凱旋門賞組は買わないことにしました。ムーアの問題もありますし。

ワールドプレミアはリスグラシューが勝ち切る展開ならセットではあるかもしれません。
ただそちらの展開は本線ではない故。
ヴェロックスも同じ。向こう正面から流れ始めたらリスグラシューとセット。

夢のクロコスミアは力が足りないかなと。
ギアチェンジタイプなので本来有りなのですが、買うまでには至らず。

3連単12点です。
⑥⑩→⑥⑨⑩→①⑥⑨⑩⑬
長文読んでいただいてありがとうございました。笑