フェアリーS 事前準備

出走馬のキャリアが浅く、馬の特徴分析が機能しづらい苦手なレース。
シンザン記念もだけど、こういうレース向きのファクターではないのは確か…できるだけのことをやっていきましょう。


過去10年のペース傾向は、0.7秒までの平均が5/10、2.5秒以上のスーパーハイが3/10と平均以上が8/10を占めます。
このハイペースがやたらと速くて2.5秒~5秒弱まで。
平均以上とひとくくりにするよりは、平均かスーパーハイかの二択と考えた方が良いでしょう。
2/10で1秒台のスロー。


仕掛けはL2最速が7/10、L4最速が3/10の二択。
L2最速戦の場合はL4は逆に一番緩いパターンがほとんど。
二極化ですねぇ。
一応データ的にはL2でギアチェンジを問われる確率が高いレースです。
3連単フォーメーションで当てるのは至難の業と言えるレースのひとつ。
今年の方針で行けば過去事例の多いラップ展開、平均ペースからの緩んでL2最速戦で決め打ちすることになります。
3連複で二極対応もあり。


人気は2勝馬のシャインガーネットとアヌラーダプラですね。
ダブル天栄のマーフィー、ルメールということで…まぁそうなるわなぁ。
まぁしかしここでは適性を見て行きたいと思いますよ。


シャインガーネット
新馬戦は中山マイルの平均ペース。超高速馬場。
しかしかなりの中緩みからの1秒のギアチェンジL2最速。
いわゆるポジション取り損のレースになっているものの先行して反応も良かったですね。
そこまで抜きんでているという感じはありませんが、まずまず良いと思います。想定ラップにも合致。

続く赤松賞は東京マイル。高速馬場。
2秒スローからのL3戦でL1落とさずという良い内容。
新馬戦ではここまでの持続は見られなかったので、このあたりはペースが影響しているかもという仮説は立ちます。
平均以上で流れるフェアリーSで赤松賞ほどのTS持続を見せることができるのか、というところがポイントになりそうです。
マーフィーが速い流れでも容赦なくポジションを確保するタイプなのでそこが不安ですね。


アヌラーダプラ
新馬戦は同じく中山マイル。高速馬場。
ただし4秒弱のスローからのL2最速戦になります。
外枠のどスローで掛かり気味、我慢してからは終始馬なりで余裕っていう感じでしたね。スーっと勝ちました。

続く2戦目は距離短縮で東京千四。超高速馬場。
平均ペースでずっと11秒台ですがL3戦ですかね。
この子としてはL2からガツンときていて、ここがL4から11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.6ということなので、L2から自身かなりの時計を出していると思われます。


とにかくこの時期のクラシック狙ってる子は、タフ馬場で流れた時にどうなのよっていうところにみんな行きつくんじゃないですかね。
この2頭のチョイスならアヌラーダプラを取りたいかなと現時点では考えています。

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