AJCC 事前準備

重賞は、あと一歩で爆発というところまでは行くのに取り切れていない悪い流れ。
お気づきかもですが、わたしは重賞の裏メインがよく当たるん。
次に最終レース。
重賞はちょっと別のテクがいるんよね。難しいわ。

AJCCを見ていく。
このレースはとにかくスローで、過去10年ではスローが6/10。
平均が3/10、ハイが1/10という割合。
さらにこの6回のうち3秒スローが2回、4秒スロー、5秒スローが1回づつとスーパースロー率が高いのが特徴である。

仕掛けの傾向はL2最速が6/10だが次はL5最速が2/10と二極。
L3、L4もロンスパ側に入れるとまぁ半々になる。
ここは絞り切れない。
あと特徴としては逃げ、先行馬の連対が多い。
序盤の緩いうちにがっちりポジションが欲しいタイプのレースでしょう。
前でしっかりコントロールできる人がいればかなり手ごわい。
強い先行馬の有無が、この二択には影響しているかもしれない。
そんな逃げ馬でもいると早仕掛けになるんやけど…
差し、追い込みは2、3着が多いので、3連単頭固定の方には重要ポイント。

人気はブラストワンピース、ミッキースワローが並ぶ。
本来の実力で言えば、ブラストワンピースはこのメンバーでは抜けてるかと。今の中山の馬場もドンピシャでしょう。
あとはペースと仕掛けとポジション。池添君ならイメージ通りやけど川田君はやっぱりちょっとイメージじゃない。
ペースは流れた方が良いし、仕掛けもL2になるとちょっと置かれそう。

ただミッキースワローもどうだろう。
この子はL2のトップスピード戦では本来キレキレで、若い頃もL2は相当な時計を出していた。
さらにタフ馬場で流れてもひと脚は使ってくるし、二段階加速のロンスパになっても対応できていて安定感はあると。

問題は出脚の遅さよ。
こういうスタートの遅い馬に乗った時のノリさんは正直怪しい。
スタートでいきなりやる気を無くす可能性がある。
この子に関しては、圧倒的に菊沢君が安定しているというのはそこだと思う。
ただやる気があればこの舞台、ノリさんの方が頭は意識できる。
ゴールドシップのように緩いところでリカバーできる嗅覚がある。
まぁそこまでやる気を出してきてくれるかどうかの問題だと思う。

セオリーならポツン予想として、突っ込んでも2、3着、好位の馬を頭におくべきかなぁ。
騎手で決まりそうなレース。

ニシノデイジー田辺は気になる。
クリールカイザーのAJCCは良い思い出。
この時、田辺君はインタビューで言っていた。
強い馬を負かすためにいろいろと考えている、と。
正直こやつは将来やると思った…思ったがわたしの期待を返して欲しい。
必死で考えろ田辺！
→当時の予想文
（会員さんしか見れずですいません～）