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心身をフル活用!!!

先日のFWでは東大を訪れた。合目的的ではなく、"楽しいから"と純粋にFWを楽しめたのだろうか。答えはNoだ。確かに東大のFWはとても楽しかった。東大を訪れるのは初めてで、沢山の東大生や警備員さん、店員さんとお話しできた。しかし、「なぜ東大に来たのか」「なぜ丸いものを探しているのか」FWの最中に尋ねられる度に、きちんと答えられない自分にもやもやした。なんとか明確な目的を見つけて、このFWに意味を見出したい自分がいた。今日まで約1週間ゆっくりこのもやもやと向き合い、考えてみた。そして、自分なりに出た結論をここで言語化したいと思っている。

FWには明確な目的は必要ないということにいまさらながら気づいた。日常を改めて振り返って、今まで当たり前だと思っていた考え方や習慣と異なる場所を訪れ、戸惑ったり、違和感を覚えたり、感動したり、そんな体験から学ぶものだと思う。歩いたり、見たり、聞いたり、触ったり、味わったり、心身全部を使って情報を集め、何かを発見したり、意識したり、問題化していく。「最初に目的が必要」とは限らない。なにかを発見できた時、FWに行く前より、視野が広がっていて、狭い視野では見つからなかったことが見つかるかもしれない。その広い視野は、狭い視野の人よりも考えの幅が広い人になれると思う。今回のFWもそうだが、わたしは目的があるから"〜をしなきゃ"って考えて目標を達成することだけに専念してしまうってことを改めて実感した。なにかをやるときに"〜しなきゃ"って使命感でやるより、"〜したい"って意欲が自然と湧き出てくる人は、なにをやってもうまくいくと思う。辛いことがあってもそこに小さな楽しみを見つけ出して、"〜したい"と思える人は何事も長続きするし、うまくいく。

今回のFWは合目的的に"せっかく行くなら楽しみたい"と思い、楽しもうと全力で楽しんだ。だから楽しかった。でも純粋に楽しんだわけではなく、合目的的に楽しんだのだ。いろんな人にたくさん話しかけた。話しかけたからこそ、東大生が開発して売り出してるヨーグルトやクッキーに出会えたり、他にも建築学を専攻している外国人の制作物を見せてもらったり、安田講堂前が丸い円形の構造になっていることを知ることができた。東大生が自ら開発したものが大学内で製品化できるのは、研究のやりがいになるだろうなと思った。研究されたヨーグルトは生協にも販売されていた。また大きな制作物を作っても、置き場に困らない広い広場があることもいいなと思った。地域の人が大学に訪れることができる環境も小さな子どもからお年寄りの方まで幅広くいろんな人と関われるきっかけになっていいことだと思った。

また、学部ごとに建物が違っているのもいいなと思った。生物学の研究をしている建物に入った時、鍵付きの傘立てを見つけた。

法政には傘立てがないため雨の日に長い傘を持っていると、大教室で置き場に困ったり隣の人にぶつかってしまったりととても邪魔になる。法政にも傘立てが欲しいけど、入り口などに設置したら誰のかわからなくなりそうだし、教室ごとに置くことも教室が多すぎて難しそうだなと思った。学部ごとに建物がわかれていて、土地が広い東大だからこそ傘立てを設置することができ、かつ鍵をつけて自分の傘を管理できるのかなと思った。法政でも多摩キャンパスは学部ごとに建物がわかれてて、傘立てはわからないけど、スポーツ健康学部は自分のロッカーが1人ずつあると聞いた。やはり市ヶ谷キャンパスは人と土地の割合が人の方が多いため、個人スペースのロッカーを設けるのはおろか傘立ても設置するのは難しいと思った。でももしできるのであれば鍵付きではなくて簡易的なものでも、大教室のみなどいくつかの教室に傘立てがあると便利だなと思う。

また大学内を車や自転車が走るため、たくさんの標識があった。そこで大学内にあるならではなのではないかという看板を見つけた。段差注意を呼びかける看板なのだろうか。この見慣れない黄色い看板。わたしは、一般の道路ではあまりこの看板を見たことがない気がした。実際にこの黄色い看板の先には必ず段差というか道が少しボコッとしていてぼーっと歩いてるとつまづいてしまいそうな部分があった。

今回はきちんと感じたことやもやもやを言語化したいなと思い、noteを書いてみることにした。まだまだ未熟だが、自分なりに考えたことをまとめてみたかった。正直ここ最近は、目標ばかりたてて、必死にに達成しようとしてる自分に疲れていた。今あるチアリーディングも自主マスもゼミも目標はそれぞれにあるけど、そこに縛られるんじゃなくて純粋に楽しんでやりたいと思う。周りと比べたりしないで自分のペースで。3つとも好きなことなんだから、3つ頑張るって決めたからには楽しんでやりきる! そして、「FWを純粋に楽しめたか? 」と次回のFWで長岡先生に尋ねられたら、「はい!」と胸を張って即答したい。

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