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ネイリスト検定の効率のいい練習法

秋のネイリスト検定まで2ヵ月を切りました。
独学で受験する方は右も左も分からない状態。とても不安ですよね。
特にネイリスト検定2級はチップラップという触れたこともないリペアの技術が加わり、ケアもポリッシュの塗りもプロレベルが求められます。
私自身もネイリスト検定2級を受験する際、実は何回か通信教育で学ぶかスクールに行くか悩んだほどです。

そんな私が独学で、難関と言われるネイリスト検定2級に1発合格できたので、ネイリスト検定を受験するにあたって大事だと思ったこと、勉強方法についてまとめてみました。

①まずはネイリスト技能検定試験要項や公式ホームページをよく読む

なんだそんな事かと思われるかもしれませんが、ネイリスト技能検定もジェルネイル技能検定もこれがスタートであり絶対です!試験要項やホームページを熟読しなければ合格が困難なものになると断言します。
実はネイリスト検定は実技の仕上がりだけが全てではありません。もちろん筆記試験もありますが、いくら筆記試験で満点を取って、実技の仕上がりがどんなにキレイでも不合格になることがあります。なぜなら無意識のうちに減点事項や失格事項をしてしまっているからです。

知らない方のためにネイリスト技能検定試験試験要項とは

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ネイリスト技能検定についての説明が書かれた冊子です。
ネイリスト検定の公式ホームページからお取り寄せができます。お取り寄せの締切が過ぎても、PDFでいつでもダウンロード、閲覧ができます。
試験要項には親切に減点事項、失格事項、規定まできちんと書かれています。

また、ネイリスト検定公式ホームページには採点基準やプッシャーでのプッシュバック、プッシュアップトレーニングハンドの仕込み方などについても書かれています。採点基準には点数をつけるにあたって試験官がどこを見て採点しているのか記載されています。
つまりどうすれば高得点がもらえるのか分かるのです。

困ったときはまず試験要項と公式ホームページ、公式YouTubeを見てください。
そこに答えが書いてあります。

要項に書かれた減点事項や失格事項を行わないように気をつけ、規定に沿った施術をする事。公式ホームページに書かれた採点基準の審査項目のスキルを磨いていけば自ずと合格への道は開かれます!
これがもっとも効率のよい練習方法なのです。

②検定の採点方法について知る

ネイリスト検定の実技試験では50点中38点以上で合格です。実技の採点項目は10項目あります。

5点…良い
4点…合格ラインに達している
3点…合格には少々不足している
2点…良くない
1点…悪い

10項目が以上の5点満点で採点され、ここから減点を反映した合計得点が実技の点数となります。
(採点基準や項目については公式ホームページに載っておりますので、そちらを参考にしてください。)

ネイリスト検定は減点方式の採点なので、いかに減点を無くすかが重要になってきます。

点数についてですが、よほど適当で雑なケアや塗り、アート、チップラップなどではない限り1点や2点はつきません。それとは逆に5点は非の打ち所がないくらいのプロレベルの仕上がりでないとつきません。
もちろん得意な項目で5点取れればそれに越したことはないのですが、厳しめに自己採点をして、取れるのは良くて4点だと仮定してください。

そうすると合計得点が38点以上で合格なので3点は10項目ある採点項目のうち2項目でしか取れません。それ以上3点以下を取れば不合格です。

受験票への顔写真の貼り忘れやテーブルセッティングなどで減点されればどんどん実技の持ち点から引かれていくので、実技の仕上がりのクオリティに求められるものがさらに厳しくなります。

③アートの練習に時間をかけない

ネイルといえばアートが重要だと考えると思います。
しかしネイリスト検定においてはそこまで重要ではありません。
採点基準を読めば分かるのですが、アートの項目は10項目中たった1つしかなく、つまり配点は5点です。アートの採点基準は次のように書かれています。

①テーマに相応しいデザインであること
②アートは筆のみで描き、色彩が豊かで、デザインのバランスが取れていること

以上を踏まえたうえで細密度が高ければ4点は確実です。
ちなみにネイリスト検定での色彩豊かとはアート用ポリッシュ(ラメなど)を除いた4色以上を指します。
なので、ある程度アートを描けている方は、ポリッシュの塗りやチップラップなど配点の多いものに練習の時間を割くことをオススメします。

まとめ

以上を踏まえて、まずはがむしゃらに練習するよりも試験要項を熟読していかに減点事項や失格事項をしないか意識して練習してみてください。
その次に採点基準の審査項目のクオリティを高めていってください。
試験官がどこを見て採点しているか分かっただけでも気分が楽になりませんか?

独学の方に限らず、ネイリスト技能検定を受ける全ての方にとって、試験要項は一冊の教科書です。他のテキストとあわせてボロボロになるまで目を通してくださいね!

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