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おすすめポッドキャスト 一押しエピソード

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ポッドキャストにハマり、月に50本は聴くアライ@翻訳が、テーマ別に一押しエピソードを紹介しています。英語のポッドキャストを聴いてみたいけど、何から聴いたらいいかわからない人におス…
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2020年5月の記事一覧

私のイチオシ「文化の違いが聴けるポッドキャスト」~コロナから生まれた明るいニュース~

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) 先週、「コロナに役立つポッドキャスト」という記事を書いたのですが、今回はコロナから生まれた明るいニュースを、ポッドキャストの一押しエピソードを通じてご紹介したいと思います。 テーマは「文化の違いが聴けるポッドキャスト」。 1.番組紹介番組タイトルは「Rough Translation (ラフトランスレーション)」 How are the things we're talking about

【音声版】私のイチオシ「文化の違いが聴けるポッドキャスト」~コロナから生まれた明るいニュース~

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/na8be035df59f 先週、「コロナに役立つポッドキャスト」という記事を書いたのですが、今回はコロナから生まれた明るいニュースを、ポッドキャストの一押しエピソードを通じてご紹介したいと思います。 テーマは「文化の違いが聴けるポッドキャスト」。 https://www.npr.org/podcasts/510324/rough-translation 1.番組紹介 番組タイトルは「Rough Translation (ラフトランスレーション)」 How are the things we're talking about being talked about somewhere else in the world? Gregory Warner tells stories that follow familiar conversations into unfamiliar territory. At a time when the world seems small but it's as hard as ever to escape our echo chambers, Rough Translation takes you places. (抄訳)普段私たちが話している事が、別の世界ではどのように話題になっているのでしょうか?グレゴリー・ワーナーが、普段の何気ない会話が、まったく別の領域でどう捉えられていくのか、探っていきます。世界が狭く思えても、なかなか閉鎖的な空間から抜け出せない今の時代、Rough Translationが新たな世界へといざないます。 簡単に言うと、ある事柄が国境や文化の違いを超えた時、どう相手に受け止められるのか、どう理解し合えるのか、という少し膨大なテーマのポッドキャストです。 番組名である「Rough Translation」を直訳すると「大まかな翻訳」という意味なのですが、国や言語、宗教を超えて何かを伝えようとするとき、表面的な理解に留まってしまう、大まかな意味合いしか所詮伝わっていない、という意味合いが含まれているのだと考えています。 2.一押しエピソード あらすじ さて、今回の一押しエピソードの簡単なあらすじです。 エピソードのタイトルは「Hotel Corona」。イスラエルのエルサレムにあるホテルが舞台です。 政府がこのホテルをコロナウイルス感染者の受け入れ先として借り上げるところから始まります。”宿泊者”は退院したばかりの患者や軽症者。ウイルス検査で2回陰性が出たら、このホテルから出て自宅に戻れる仕組みです。 そんなホテル内では、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の外の世界とは違い、カラオケ、ヨガクラス、ダンスパーティーなど、3密しまくり。 そして、もう一つ外の世界の違ったのは、宗教も、文化の違いも関係なく、あらゆる普段のしがらみを超えた友情が生まれていた事。 イスラエル人とパレスチナ人、ユダヤ教とイスラム教、外の世界では対立し合う人たちが、コロナウイルス感染者という共通点だけで、この閉ざされた空間の中で、対立の壁が取り払われていきいます。 本来は自由であるはずの外の世界では、文化のしがらみが付きまとい、隔離されて閉ざされた空間の中で、逆に文化の違いを超えた自由な関係が生まれている。そんなコロナ禍の中で生まれたストーリーです。 3.番組おススメポイント 番組おススメポイントはズバリ 思いがけない発見がある、という事。 この番組、話の内容が深くて、実は私も何回か聞き直すことが多い番組の1つです。今回の様に宗教が絡んだ話もあれば、例えば親子や夫婦間で理解がし合えない事象を取り上げた、身近なトピックもあります。 ただ、どれも心の臓を揺さぶられる、と言ったら大げさかもしれませんが、ハッとする事が多い内容です。 コロナウイルスの影響でダメージを受けた深刻で暗いニュースが多い中、今回のエピソードは、人種や宗教を選ばずに広がるウイルスから生まれた、ある意味明るいニュースという、少し違う観点にスポットを当てた、この番組らしい内容になっています。 Rough Translation - Hotel CoronaOne hundred and eighty recovering COVID-19 patients. One Jerupodcasts.google.com 外出自粛が続く毎日で、新しい事をしばらくしてないなぁ、という時に聴くと、少し目が覚めるポッドキャストです。 一息入れたい30分休憩の時に、是非聞いてみてください。 それでは、次回のnoteで。

私のイチオシ「涙が止まらなかったポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) ※今回の記事には、東日本大震災の内容が含まれます。 さて、前回はビジネス系のポッドキャストをご紹介しましたが、今回は長寿番組とも言えるポッドキャスト番組から一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「涙が止まらなかったポッドキャスト」。 1.番組紹介番組のタイトルは「This American Life(ディスアメリカンライフ)」 This American Life is a w

【音声版】私のイチオシ「涙が止まらなかったポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/nf49b874abc5c ※今回の記事には、東日本大震災の内容が含まれます。 さて、前回はビジネス系のポッドキャストをご紹介しましたが、今回は長寿番組とも言えるポッドキャスト番組から一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「涙が止まらなかったポッドキャスト」。 1.番組紹介 番組のタイトルは「This American Life(ディスアメリカンライフ)」 https://open.spotify.com/episode/6PrTYm5WjMaIsIatHQSTlR?si=IODwV3q7QWSsTGCO7-kVoQ This American Life is a weekly public radio program and podcast. Each week we choose a theme and put together different kinds of stories on that theme. (訳)  This American Lifeは、毎週放送している公共ラジオ番組及びポッドキャストです。毎週テーマに沿って、様々な種類の話をまとめています。 この番組、ポッドキャストのスタイルとしては、気軽に2,3人のラジオパーソナリティーが自由に話をするタイプとは違い、ジャーナリズムやストーリーテリングに重きを置いたタイプ。編集されて、ストーリーの起承転結が巧みな番組です。 ちなみに、1995年から放送開始の長寿番組でもあります。テーマも、何か1つに限らず、というか、25年もやっていると絞れないとも思うのですが、様々なテーマを取り扱っていて、1話約60分ほど番組です。 逆に言うと、長寿番組過ぎてどれから聴いていいか分からない、というのが難点でした。今まで私も、ピンっと来るモノに出会えていなかったのですが、今回たまたま再生したエピソードに涙が止まりませんでした。 2.一押しエピソード~あらすじ~ 今回のエピソードのタイトルは「One Last Thing Before I Go」、訳すと「私が行く前の最後の一言」。 Words can seem so puny and ineffective sometimes. On this show, we have stories in which ordinary people make last ditch efforts to get through to their loved ones, using a combination of small talk and not-so-small talk. (訳)言葉は時として、あまりにもちっぽけで、何の効き目もないように思える事があります。このエピソードでは、普通の人たちが、世間話と深刻な話の両方を通じて、大切な人に伝えようとする最後の努力の末を、お伝えします。 今回のエピソードは、このちょっと抽象的なテーマに沿った3つの異なるストーリーが登場します。 1.コロナウイルス感染者を看病する看護師が毎日書いた、感染者家族へのメッセージ(約4分) 2.東日本大震災後、風の電話に訪れる人々のドキュメンタリー(約20分) 3.仲たがいをしてから何十年も音信不通の高齢の兄弟を、再開させる息子のプロジェクト(約30分) この中でも、涙が止まらなかったのが、2番目の「東日本大震災後、風の電話に訪れる人々のドキュメンタリー」です。 NHKのドキュメンタリー番組を元に制作されたというこのエピソード、日本にルーツのあるジャーナリストがストーリーを伝えています。 「風の電話」とは、岩手県にある電話ボックスの中に設置された、どこにもつながっていない黒電話の事です。ある庭師の方が亡くなられた家族と話せるようにと設置して以来、東日本大震災で大切な人を失った多くの人が、伝えたかった最後の言葉を、この受話器を通じて相手へ届けようと訪れます。 このエピソードの中では、実際にこの電話で話している何人かの会話が日本語のまま残されており、英語でのナレーションが被さる形で収録されています。 3.番組おススメポイント 今回の番組おススメポイントですが、その前に、東日本大震災で大切な人を亡くされた方、そしてまだ行方不明の方がいらっしゃる方、本当に苦しい年月を過ごされてきた事と思います。ここで書くのは、あくまでもポッドキャストの構成、という意味合いでのポイントにしたいと思います。 それは、音声だけで生まれる没入感の凄さです。 たまたま、今回ウォーキング中に聴き始めたのですが、外の世界が見えなくなるほど、このドキュメンタリーに引き込まれました。 映像がないメディアであるポッドキャストだからこそ、情景や人の行動なども言葉で表されるのですが、それらが生きてくるのは、やはり生の人間の声があるからだと感じます。 今回のエピソードでは、沈黙が生む苦しみだったり、息遣いから聞こえる照れ隠しだったり、声が伝える情報は、言葉だけではなくて人の本音だと、感じました。 是非、聴いてみてください。 それでは次回のnoteで。

私のイチオシ「スタートアップの生き残りが聴けるポッドキャスト」~コロナ禍の生き残り方~

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回はフィクションのポッドキャストを紹介しましたが、今回は変わってビジネス系のポッドキャスト一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「スタートアップの生き残りが聴けるポッドキャスト」 1.番組紹介番組タイトルは「The Pitch(ザ・ピッチ)」 The Pitch is hosted by Josh Muccio, who brought the independent

【音声版】私のイチオシ「スタートアップの生き残りが聴けるポッドキャスト」~コロナ禍の生き残り方~

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/n4045c76c3752 さて、前回はフィクションのポッドキャストを紹介しましたが、今回は変わってビジネス系のポッドキャスト一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「スタートアップの生き残りが聴けるポッドキャスト」 https://open.spotify.com/episode/2jD3SPxKVxf8z7pFcgtbqr?si=NLz_4mtgQHiQitvQ1QmiTw 1.番組紹介 番組タイトルは「The Pitch(ザ・ピッチ)」 The Pitch is hosted by Josh Muccio, who brought the independent podcast to Gimlet in 2017. The show has been downloaded tens of millions of times since. Each episode takes listeners behind closed doors to the critical moment when aspiring entrepreneurs put it all on the line. While it offers a glimpse into the high-stakes world of venture capital, it’s really a show about human relationships: how people sell their ideas, what makes investors tick, and how these initial conversations can bloom into business deals—or die on the vine. (抄訳)この番組では、野心ある起業家が全身全霊を賭ける“ピッチ”の舞台裏へ、リスナーの皆さんをいざないます。 ベンチャーキャピタルのハイリスクな世界を垣間見れると同時に、実際には人間関係をテーマにした番組でもあります。人々がどのようにしてアイデアを売り込むのか、投資家の心をくすぐるものは何か、そして最初の一言からどのようにしてビジネスに花を咲かせるのか、あるいは失敗に終わるのか... ちなみに、ピッチというのは、スタートアップが投資家等に対して自分のビジネスを伝える短いプレゼンという意味なのですが、この番組、タイトル通り、公開ピッチの番組なんです。 昔日本でも放送されていた、「マネーの虎」というTV番組とイメージは似ています。 毎回1つのスタートアップを取り上げるのですが、番組構成としては前半が創業者によるリアルなピッチ、後半がピッチのその後どうなったか、という二段仕立てで、1話30分ほどの番組です。 様々なビジネスの創業者が、毎回異なる4、5名のVC(ベンチャーキャピタリスト)に向けてピッチを行うのですが、無事、投資を受けれる人もいれば、投資額ゼロ手ぶらで帰る人も多く、創業者とVCとの間で毎回厳しい質問が飛び交います。 まさに、生き残れるかどうか、リアルなスタートアップの裏側を聴ける番組です。 2.あらすじ それでは、今回の簡単なあらすじです。 実はこのエピソード、普段の構成とは少し違って、数年前に番組に登場したスタートアップが、どうやってコロナの危機を乗り越えたか、という内容になっています。 ビジネスは、ベトナムコーヒーに特化したドリップコーヒーの販売サービス。ベトナム系アメリカ人の創業者デビ―が、番組内でVCへのピッチを行なった数年後の2020年、コロナの波がやってきます。 しかしこのコロナ禍の中、彼女がとった行動が、会社を急成長へと導きます。決断のスピード、事業の転換、そしてチームメンバーの解雇。辛い決断の先に、何があったのか。 過去のピッチを聴いた後、ホストであるJosh Muccio(ジョシュ・ムチオ)と創業者デビ―とのインタビューの中で、リアルなスタートアップの転換期の1つ1つに迫ります。 3.番組おススメポイント おススメポイントは3つ。 ①新しいビジネスのアイデアが聴ける ②VCの視点が分かる ③単純に、頭のキレる人がこんなにいることに度肝を抜かれる 今までに90本近くのエピソードがあるこの番組ですが、観葉植物のサブスクリプション、トラック運転手のマッチング、アメリカへの移民手続きサービスなど、多種多様なアイデアがビジネスに繋がっています。 VCも人によって特徴があり、数字に厳しい人もいれば、新たなアイデアに賭けようとする人もいる。自分のビジネスが、どのVCにピッチすれば投資してもらえるのか、というのも重要なポイントとして見えてきます。 そして、VCからの鋭い質問にも完璧な答えで返す創業者の数々と言ったら…本当に百戦錬磨の創業者たちなんですが、それでも投資を受けられない人は数多く、そこにスタートアップの厳しさと、そして人としての相性というものが見えてくるような番組です。 スタートアップの戦場と、創業者たちの人間味が垣間見えるこの番組。仕事に行き詰った時に聴くと、少し励まされるような気がします。 30分で聴けるスタートアップの最前線、是非聴いてみてください。 それでは、次回のnoteで。

私のイチオシ「イッキ聴きしたくなるポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回に続いて、今回もテーマ別のおススメポッドキャストの一押しエピソードをご紹介したいと思います。 今回のテーマは「イッキ聴きしたくなるポッドキャスト」。 よく、シリーズもののTV番組を「Binge Watching(ビンジウォッチング)」いわゆる「イッキ見する」と言いますが、この現象、ポッドキャストでも起こります。 ポッドキャストを月50本は聴く、今年に入ってイッキ聴きした私のイチオシ

【音声版】私のイチオシ「イッキ聴きしたくなるポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクが見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/nf02a95736b83 さて、前回に続いて、今回もテーマ別のおススメポッドキャストの一押しエピソードをご紹介したいと思います。 今回のテーマは「イッキ聴きしたくなるポッドキャスト」。 よく、シリーズもののTV番組を「Binge Watching(ビンジウォッチング)」いわゆる「イッキ見する」と言いますが、この現象、ポッドキャストでも起こります。 ポッドキャストを月50本は聴く、今年に入ってイッキ聴きした私のイチオシはこちら。 1. 番組紹介 番組名は「HOMECOMING (ホームカミング)」 The first scripted series from Gimlet Media, starring Catherine Keener, Oscar Isaac, David Schwimmer, David Cross, and Amy Sedaris. Homecoming centers on a caseworker at an experimental facility, her ambitious supervisor, and a soldier eager to rejoin civilian life — presented in an enigmatic collage of telephone calls, therapy sessions, and overheard conversations. It's an innovative, immersive audio experience — a psychological thriller unfolding across the six episodes of Season One.  帰還兵の社会復帰を支援する施設ホームカミングセンターで働くセラピスト、野心家の上司、そして元の生活になんとか戻ろうとする元兵士を中心に、電話、セラピーセッション、ひっそりと聞こえる話声などを謎に満ちたコラージュで描く、Gimlet Media初のフィクションシリーズ。革新的で引き込まれる心理スリラーの世界観を、全6話からなるシーズン1でお楽しみください。(抄訳) これ、フィクションなんです。 昔で言うラジオドラマ。三谷幸喜監督の映画で「ラヂオの時間」ってありましたよね。あれはコメディータッチなんですが、こちらは心理スリラーです。 2.あらすじ 簡単なあらすじから紹介したいと思います。 時代背景は現在。ハイディというある女性が主人公です。 ストーリーは彼女がウエイトレスとして働くレストランに、ある男が訪ねてくるところから始まります。 その男が、なぜか彼女の過去、前職についていきなり質問をしてくるのです。 「ホームカミングプログラムで働いてましたよね?」 実は数年前まで、ハイディは戦場から帰ってきた帰還兵の社会復帰を支援するプログラム「ホームカミング」で働くカウンセラーの一人でした。次々と浴びせられる質問に、彼女は戸惑います。 ハイディがなぜ前職を去ったのか。この男が、いったい誰なのか。そして、本当は何があったのか。 各エピソードは約30分ほど、シーズン1は全6話で構成されています。 3.番組おススメポイント おススメポイントは2つ。 ①耳からだけなのに、すごい臨場感がある ②ポッドキャストからドラマ化されている 登場人物も有名俳優が声を担当しているので良いのは当たり前なんですが、実は効果音がものすごく臨場感が出るように使われてます。 例えば、電話越しでの会話のシーンが出てくるんですが、着信音やノイズ、それから電波の悪さが上手く使われていて、相手の声が良く聞こえないシーンで登場人物が感じているイライラ感が、こちらにも伝わってきます。 そして、電話の聞こえ方が変わる事によって、自分が話し手と聞き手のどちら立場でストーリーを聴いているのか、自然と分かるようになっています。このシーンの切り替えが本当に絶妙なんです。 目に情景が浮かぶ、というよりも、耳だけでこれだけ登場人物の感情が手に取るように感じられるのは、衝撃的でした。 またこれ、すごいのがポッドキャストからドラマ化されたっていう事。ジュリア・ロバーツ主演で、Amazon Primeで視聴が可能です。 ホームカミング (字幕版)www.amazon.co.jpAmazon.co.jpで購入する ドラマ化のライセンス契約、という新たなポッドキャストのマネタイズが証明された、すごい事例だと個人的に思っています。 これは第一話からぜひ聞いてもらいたい、心理スリラーのポッドキャスト。ちなみにシーズン2も既にリリース済みです。 是非、週末などに聴いてみてください。 それでは次回のnoteで。

私のイチオシ「コロナに役立つポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回のnoteでお話していた、おすすめポッドキャストの一押しエピソードをテーマ別にご紹介したいと思います。今回のテーマは「コロナに役立つポッドキャスト」。 コロナウイルスについては、ニュース系の番組だけではなく、ビジネス系、心理学系など、ありとあらゆるジャンルのポッドキャストが扱っています。その中でも、ポッドキャストを月50本は聴く、私の一押しエピソードはこちら。 1.番組紹介番組名は「

【音声版】私のイチオシ「コロナに役立つポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 今回の音声配信ですが、リンクが見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/n9d76a7bc3741 さて、前回のnoteでお話していた、おすすめポッドキャストの一押しエピソードをテーマ別にご紹介したいと思います。今回のテーマは「コロナに役立つポッドキャスト」。 コロナウイルスについては、ニュース系の番組だけではなく、ビジネス系、心理学系など、ありとあらゆるジャンルのポッドキャストが扱っています。その中でも、ポッドキャストを月50本は聴く、私の一押しエピソードはこちら。 1.番組紹介 番組名は「SCIENCE VS (サイエンス ヴァーサス)」 Science Vs takes on fads, trends, and the opinionated mob to find out what’s fact, what’s not, and what’s somewhere in between. (訳)この番組では、ブームやトレンド、世間で頑なに信じられている事象を取り上げ、何が真実で、何がウソか、はたまた真実とウソの間にあるのかを明らかにしていきます。 簡単に言うと、科学の力を使って世の中にある微妙な噂に白黒つけよう、という番組です。 2016年から始まったこの番組ですが、今年の1月末以来、コロナ関連のいろんな噂を取り上げています。例えば、 「コロナウイルス、若い人は大丈夫?」 「2回感染する事ってある?」 「中国の科学研究所でウイルスは作られた?」 などなど、いろんな科学者や専門家の意見から導き出した結論を、毎回30分程度でサクッと聴ける内容です。 2.番組おススメポイント おススメポイントとしては 3つ。 ①ポッドキャストのホスト Wendy Zukerman(ウェンディ― ズッカーマン)の声がアニメチックで癖になってくる ②専門家の話を本当に一般人が聴いても分かりやすいように、ものすごく噛み砕いて説明してくれる ③いい意味で、科学の真面目な話に聞こえない 毎日コロナのニュースばかりでゲンナリなる中、ちょっとコメディータッチな番組構成と声がマッチして、科学的に証明されている内容を踏まえて、最新情報をジャッジでき、それでいて楽しめるという、真面目なニュース系番組にはない聴き方が出来ます。 3.一押しエピソード ~あらすじ~ 一押しエピソードは、「何から何まで、全部消毒しないとダメ?」かです。 ウェンディ―の上司であるアレックスとの電話で、番組が始まります。 既にロックダウンされたNYで、彼がピザのテイクアウトをしに店に行った時の話。除菌シートを両手に装備して、ピザを買い、カードの自動決済をしようとしたところ、結局をレジ係に手渡しをしなければいけない事になります。 「カードを除菌シートで拭かないといけない」 と思い、アレックスは持ってきたシートを使います。その直後、レジ係からサインを求められ、ペンを差し出されます。 「ペンも、拭かなきゃだめ?」 その後も、持ち帰りの容器や袋、消毒する前に触ったかもしれない車のハンドルやらなんやら、どんどんノイローゼ気味になるぐらい、気になり始めるとすべてを消毒しなければならなくなる感覚に陥ってきます。 そこで、何をどこまで消毒すべきなのか、という問題にどう対応したらいいのか?このエピソードでは科学に基づいて検証しています。 まだ、ウイルスについての完全なデータがない中、白黒つけるのはまだ難しい問題だと思うのですが、うまい具合に落としどころを見つけています。 それこそ、ノイローゼ気味になりそうな時に是非聴くと、納得できて正気に戻れるエピソードです。 最後に、これ、既に自宅勤務が始まった中で収録されているエピソードですが、音声のクオリティーが落ちていない所も素晴らしい番組だと思います。 30分で聴ける「コロナに役立つポッドキャスト」、通勤時間や昼休憩中などに是非、聴いてみてください。 それでは次回のnoteで。

どうやって、ポッドキャストにはまっていったのか?

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回の「ポッドキャスト翻訳プロジェクト第1話」でお伝えしていた通り、どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?についてお伝えしたいと思います。 プロフィールにも書いているのですが、月に50本は聴くほどのポッドキャスト好き。ハマりだしたのは、2014年、香港に移住してからです。 今では通勤時やウォーキング中、料理中のながら聴き、ちょっとしたスキマ時間に聴いたり、ニュースを仕入れるのも

【音声版】どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?

こんにちは。アライ@翻訳です。 テキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/nbca6412b08aa さて、前回の「ポッドキャスト翻訳プロジェクト第1話」でお伝えしていた通り、どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?についてお伝えしたいと思います。 プロフィールにも書いているのですが、月に50本は聴くほどのポッドキャスト好き。ハマりだしたのは、2014年、香港に移住してからです。 今では通勤時やウォーキング中、料理中のながら聴き、ちょっとしたスキマ時間に聴いたり、ニュースを仕入れるのもポッドキャスト、というほどになりました。 そこで、どうやってハマっていったのか、振り返ってみると、2つほどポイントがありました。 1つ目は、FOMO(フォモ) 2つ目は、番組そのものじゃなくて、エピソードのおススメ です。 まず、1つ目のFOMO(フォモ)ですが、SNS病の1つとしても良く取り上げられいる、いわゆる「取り残される恐怖」です。周囲で「このポッドキャスト聴いた?」とか、会話にどんどん出てくるのについて行けなかったことへの「焦り」とか「恐怖」がありました。 もちろん、話題に出てくるのは、すべて英語のポッドキャストだったので、「言葉の壁」もありました。 香港に来てから、友人や仕事場など、英語環境に囲まれてはいましたが、まだまだ、ポッドキャストの早いスピードにいきなりついていくこともできず、移住当初、数少ない友人の話について行けないことが多く、FOMOが一番自分を突き動かした、と言ってもいいと思います。 ただ、ポッドキャストの番組って、これまたたくさんあるんですが、何から聴いたらいいのか、と手が付けられずにいました。 そこで、2つ目の「番組ではなくて、エピソードのおススメ」です。 友人たちが話しているのは、ポッドキャストの番組そのもの、ではなくって、「先週のエピソード」だったり、「このテーマのエピソード」っていう、特定の回についてです。 その一押しエピソードを教えてもらって聴いてみる、というのがハマる確率が高かったです。 例えば、ポッドキャストも長寿番組だと、エピソードが100を優に超えているものもあって、いったいどれから聴き始めていいのかわからず。はたまた第1話までさかのぼると、制作が何年も前で、今聞いてもピンとこない過去の事を話していたりします。 一方、自分の好みを分かっている友達から、「これ、好きだと思うよ~」と言ってくれたエピソードって、興味がある内容だから、やっぱり頭に入ってきやすいし、友達から事前にどんなテーマの話か聞いていると、頭の準備もできているので、理解度も断然高くもなります。 それで、そのエピソードが面白ければ、同じ番組の別のエピソードを聴いてみる。もし違えば、また別の友人のおススメを聴いてみる。 と、こんな風にして、いろいろなエピソードを聴いてみて、徐々に自分の好み分かってきました。 今、面白いポッドキャストって、世の中にたくさんあるんです。ジャンルも、ニュースからビジネス全般、カルチャーや心理学、子育てやライフスタイル、それに昔で言うラジオドラマ、ノンフィクションまで本当にいろいろあります。 日々のスキマ時間に、SNSを見たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、いろんな過ごし方があると思いますが、私は今、断然ポッドキャストです。 次回は、今回の記事では書ききれなかった、ポッドキャストの一押しエピソードをお伝えしたいと思います。 それでは、次回のnoteで。