自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ②
はじめに
rinです。
いつも、私のnoteにお越しくださりありがとうございます。
あなたは今、こんなことで悩んでいませんか?
・都合のいい部分だけ見てしまう
・自分を愛せない
・極端な考え方をしてしまう
そんなあなたには、
・自分を疑う
・自分を愛する
・多面的に物事を見る
といった考え方にするのがおすすめです。
この方法を実践することで、人生をより気楽に生きていくことができます。
この記事では、自分の感情の扱い方について、「死にたいけどトッポギは食べたい」(ペク・セヒ)という本から学んだ方法を、2パートに分けて紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
・自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ①(公開済み)
・自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ②(本日公開)
『死にたいけどトッポギは食べたい』とは
「死にたいけどトッポギは食べたい」は、2020年に光文社から出版された、韓国のペク・セヒさんのエッセイ本です。BTSのRMさんの愛読書として、話題になり、韓国では40万部を超えています。
あらすじ
不安神経症に悩む著者と、精神科医との対話を記録したものです。著者はある日、自分の憂鬱さに苦しみ、精神科に行きます。そこでの主治医との対話で、自分を見つめていく過程を書いています。
『死にたいけどトッポギは食べたい』の書評
この本は、自分の心を見つめ直すのに、とてもいい本だと思いました。なぜなら、著者の感情の表し方がとても分かりやすく、共感できるところが沢山あるからです。
例えば
という言葉もとても分かりやすいですよね。そのため、自分と向き合いたい人にもおすすめの本です。
自分に合う人を決めつけない
「自分に合う人はこんな人と決めていたなら、これからはいろんな人に会った方がいい。」
この内容は、とても勉強になりました。なぜなら、私は以前、大失恋をしてから、今度付き合うのは絶対にこんな人!と決めつけていたからです。
そして、そこに当てはまる人に出会ったと思っていましたが、結局は上手くいかなかったからです。これからは、さらに今までより幅広い視野で、人と出会っていきたいなと思いました。
自分を疑う
「自分が見たい面だけを見ているんじゃないかと疑う」
これは、大事な考えだと思いました。なぜなら、私は別れた相手に対して、どんなにひどいことを言われていても、会いたくなってしまうという癖があるからです。
例えば、思い出して泣きはじめたら、会い行ってしまう、というように。確かに人間は、自分に都合よく解釈することがあります。
見たくない部分も、見ようとすることが自分を幸せにする近道なのではないか、と思いました。
自分を愛する
自分を愛することは、何よりも大切な考えだと思います。なぜなら、私は以前、大失恋をした時、自分を愛することで立ち直ることができたからです。
自分を愛することで、自分自身を見つめ、自分に正直になることができます。だからこそ、自分を愛することは大切だと思います。
人間は多面的
「自分も他人も極端な物差しで見ない」
この考えは、とても大切だなと思いました。なぜなら、私自身が著者と同じように、自分や他人を、極端な物差しで見てしまうところがあるからです。
例えば、一度失敗したらもう終わり、あの人は同じ過ちを何度も繰り返す。といったように。しかし、人間は誰しも、様々な面からできているのが普通です。
そのため、これからは自分も他人も、色んな角度から見ていけるようになりたいと思いました。
自分自身の癖に気付くことは学び
「自分自身の癖に気付くことは大切なこと」
なぜなら、同じことを繰り返していても、それだけで過ぎていたのが、「自分はこういうことを繰り返している」と気付くことができたということだから。
例えば、自分が同じ問題を繰り返していることに気付くことは、とても重要なことだと思います。そこから新たな行動を始められるからです。
物事を長期的な視野で見る
「物事を長い目で見てみることは重要」
物事を長い目で見ることは、本当に重要だと思います。
なぜなら、たいていの物事は短期間では成果が出ないので、短期間の成果に執着してしまうと小さなことに一喜一憂してしまうからです。
例えば、ダイエットをまだ1ヶ月続けただけなのに、成果が出てしまう前からやめてしまうことなどもそうです。
私も物事を長期的に見るのが苦手な人間なので、これからはそうしていこうと思いました。
白黒思考
これは、カウンセリング中に、主治医が著者に言った言葉ですが、私も思い当たるところがありました。
なぜなら、白か黒かで考えてしまうところがあるからです。例えば私は正しいのか、正しくないのかといったように。
でも世の中は白か黒かで分けられることは、ほとんどありません。そのため、もっと柔らかい考え方をできるようになりたいなと思いました。
自分は愛されない人間?
「人の好意に疑問を抱く」
私は、大切な人から愛されていても著者と同じように、どこか疑ってしまうところがあります。「どうして好きなの?」と。
おそらく自分に、「自分は愛されるに値する人間だ」という自信がないからだと思います。
だから、「大好きだよ。」と言われても「どんなところが?」と聞いてしまったりするんだと思います。
でも、これからは、まず自分が自分を愛して。好意を持ってもらえたら、「そうだよね。」と思えるくらいになりたいと思いました。
他人と比べる
「他人と比べてしまう」
私は前の仕事は接客業で、人と関わる仕事をしていました。その時に、同僚と自分を比べて、不安になることがありました。
仕事のできる同僚を見て、私は必要のない存在なのではないか、と考えていたからです。
例えば、上司がその同僚を褒めれば、その考えはどんどん強くなっていきました。
しかし、これからは自分にできてないところを見て、落ち込むのではなく、自分にできていることはなんなのかを考えていきたいと思いました。
まとめ
この本は、自分に向き合いたいあなたに、ぜひおすすめです。
人生の悩みは、さまざまです。
自分に向き合うには、自分を疑う、自分を愛する、物事を多面的に見るといった考え方などが大切です。
作者自身が、悩んできたことをもとに書かれている本なので、同じ悩みを抱えている人にとっては、とても読みごたえのある本です。
約1500円の本ですが、1か月で1日50円。少しの投資で自分を変えてみませんか?
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