自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ①
はじめに
rinです。
いつも、私のnoteにお越しくださりありがとうございます。
あなたは今、こんなことで悩んでいませんか?
・生きてる意味がわからない
・自分の欠点ばかり見てしまう
・つらい時につらいと言えない
そんなあなたには、
・小さなことに満足することも生きてることだと考える
・自分はすでに完璧だと思う
・つらい時はつらいと言っていい
といった考え方にするのがおすすめです。
この方法を実践することで、人生をより気楽に生きていくことができます。
この記事では、自分の感情の扱い方について、「死にたいけどトッポギは食べたい」(ペク・セヒ)という本から学んだ方法を、2パートに分けて紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
・自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ①(本日公開)
・自分に向き合いたい人へ『死にたいけどトッポギは食べたい 』(ペク・セヒ)のススメ②(7/21)
『死にたいけどトッポギは食べたい』とは
「死にたいけどトッポギは食べたい」は、2020年に光文社から出版された、韓国のペク・セヒさんのエッセイ本です。BTSのRMさんの愛読書として、話題になり、韓国では40万部を超えています。
あらすじ
不安神経症に悩む著者と、精神科医との対話を記録したものです。著者はある日、自分の憂鬱さに苦しみ、精神科に行きます。そこでの主治医との対話で、自分を見つめていく過程を書いています。
『死にたいけどトッポギは食べたい』の書評
この本は、自分の心を見つめ直すのに、とてもいい本だと思いました。なぜなら、著者の感情の表し方がとても分かりやすく、共感できるところが沢山あるからです。
例えば"小さなことで一度ぐらいは笑うことができるのが生きることだと信じること。"ペク・セヒ『死にたいけどトッポギは食べたい』.株式会社光文社.2020年.p.5
という言葉もとても分かりやすいですよね。そのため、自分と向き合いたい人にもおすすめの本です。
小さなことに満足することも生きること
この言葉に、とても元気づけられました。なぜなら、私は今、失恋真っ只中で、仕事以外は毎日泣いているような日々だったからです。
到底、生きている感覚などありませんでした。しかし、一度でも笑うことができれば、それで十分、と思えたことで、とても元気をもらえました。
私たちはそのままで完璧
この言葉に、すごく共感しました。なぜなら、私は別れた彼に言われた言葉を、気にしていて、その通りにした方がいいのかな?と感じ始めていたからです。具体的には「君は自分の殻に閉じこもっているように感じる。」と言われて
「今の仕事を辞めた方がいいのかな、今の生き方は間違っているのかな。」と思うことがありました。しかし、この言葉を読んで、自分は今でも全力で生きているのだから、変える必要なんかないと思えました。
つらい時はつらいと思っていい
私は、元彼と同棲をしていた時、自分を追い詰めていたことに気付きました。なぜなら、毎日、体調が悪かったんです。
実際、頭痛薬や胃薬を飲みながら、毎日を過ごしていました。今考えれば、かなりつらかったんだと思います。
自分がつらいことを、認めることができなかったのは、自分自身フリーランスとして働いていて
「彼よりは自由に働けているから。」「彼よりはストレスが少ないから。」と知らず知らずのうちに、自分を追い込んでいたんだと思います。
まず、自分のつらさを認めることが大切だと気付きました。
自分の感情を大切に
感情を優先できるようになりたい、と思いました。なぜなら、私は今まで理性を優先する方だったので、自分の本音を大事にしてこなかったと思うからです。
感情に素直になれば、自分の心に従って、もっと楽に生きられるようになると思います。
感情的になっている場合の受け止め方
本当に、その通りだと思いました。私は失恋して泣きはじめると、元彼に言われたひどいことを忘れて、会いに行きたくなってしまうんです。
でもそれが落ち着くと、冷静になって「イヤイヤ、あの人は無理。」と判断できるんです。だから、感情的になっている時と、そうじゃない時の受け止め方はとても違うなと思いました。
そして、感情的になっている時の判断は、誤っている可能性が高いです。
人にどう見られるかより、自分が何をしたいか
「人にどう見られるかより、まずは自分の要求に応えてあげないと」本当にそう思いました。
なぜなら、私たちの人生は私たちのものなんですから。人からどう見られるかを気にしていたら、自分の生きたい人生は、生きられません。
そのため、自分の要求に応えてあげることは本当に大切だと思いました。
自分に優しく
いつも、こんな風に自分に言ってあげられるようになりたいと思いました。なぜなら、私はまだまだ自分に厳しい所があるからです。
例えばその日一日できたことよりも、できなかったことを数える方が多いところなどです。
でも、自分をこんな風に思えれば、もっとリラックスして生きられるのではないかと思いました。
大切なこと
恋愛で、自分はこの考えが抜けていたのではないかと思いました。なぜなら、恋人と別れてから、ただ一緒にいることが、どれだけ幸せなことか気付いたのです。
例えば、一緒に笑うこと、ご飯をたべること。そんな些細なことに満足できるようになることが、必要だと思いました。
他人の気持ちをすぐに判断しない
私は他人の行動一つ一つに、「私が好きなのかも?」「私が嫌いなのかも?」と思ってしまいます。
だからこの言葉は、とても勉強になりました。自分はかなり極端な物差しで、人の行動を見ているなと。
例えば、前に彼氏から絵文字がないlineが返ってくると不安になったりしていました。
でも、そんな小さなことで、他人の自分への気持ちは測れないじゃないか、と思えました。
まとめ
この本は、自分に向き合いたいあなたに、ぜひおすすめです。
人生の悩みは、さまざまです。
自分に向き合うには、小さなことに満足することも生きてることだと考える、自分はすでに完璧だと思う、つらい時はつらいと言っていいと考えることなどが大切です。
作者自身が、悩んできたことをもとに書かれている本なので、同じ悩みを抱えている人にとっては、とても読みごたえのある本です。
約1500円の本ですが、1か月で1日50円。少しの投資で自分を変えてみませんか?
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