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ReバースWGP2024全国決勝


デッキ選択

使用デッキは「ぽんのみち 跳型」でした。
デッキの詳しい説明は前回の記事に書いています。
地区通過デッキでハイランダーや人気タイトルを除けば、現実的に最低ポイントだったのが長野1位の除去ホロライブの124ポイント。
なので確実に使用率ポイント通過が見込める120ポイントに調整しています。

以下はデッキを決めるまでの紆余曲折です。

2月、地区直後

権利獲得が半年前の2月と、かなり前だったので全国での使用デッキは全く考えていませんでした。
100カノ、ぽんのみちなどの強そうなタイトルが控えていたのでそれ次第かなと。

4月、ブルアカにPR追加

4月にブルアカにPRが追加されて組んだ8ショットがかなりいい感じで、ぶん回りで分かりやすく勝つパターンがあるのが全国向きなので1つはブルアカを使うつもりでした(この頃は去年と同じ2デッキ制を想定していました)

陰実2弾の追加でショット対象がかなり減ってしまったのがつらいところですが、2デッキ想定なら陰実とそうそう当たらない想定でした。
(陰実を2デッキのAに持ってくる人が多い読みでBでブルアカを使う予定)

もう1デッキの候補については「陰実に勝てるデッキ」を重視して考えていました。陰実相手はキャンセルを有効に使えればかなり勝ちやすいので、この時期は「てっぺんっ!!!」のヤングワイワイが使用候補でした。
その考えをしていた時にちょうど5~7月PRが公開され、強力なPRも追加されていて追い風を感じていました。

5月頃からは連パン型の陰実が台頭してきていて、この時期は対連パン陰実に絞ってひたすら練習をしていました。

6月、ぽんのみち発売

6月は公開カードの時点でかなりの強タイトルであることが予想されていた「ぽんのみち」が発売しました。
しかし実際に回すとかなり構築もプレイングも難しいタイトルで、特に序盤の難しさから「環境を一変させるほどではないな」というのが第一感。

ただこの時に跳デッキがキャンセルデッキとしてヤングワイワイに勝ると思ったので乗り換えました。

7月、グリッドマン発売、長野地区

7月はグリッドマンが発売。かなり強力なタイトルで間違いなくトップメタ。ただ人気タイトルなため使用率ポイント的にかなり弱そうなので私は使用しないことを決意。
また長野地区ではブルアカが入賞し、ブルアカは元々4積みが多く使用率ポイント的に厳しいと思っていたところにタイトル被りの見込みが高くなったので使用を断念しました。

代わりに候補に挙がったのが100カノの「告白唐音」型。これは陰実やグリッドマンに殴り負けず、ヒールで轢き殺せるパターンが多いのが魅力です。

というわけでこの時点での使用候補は「ぽんのみち」&「100カノ」でした(迫真

レギュレーション発表、1デッキへ

そして翌週ついに全国のレギュレーションが発表され、昨年と異なり1デッキ制となることになり考え直しに。
この時点で100カノは候補から外し、残りのぽんのみちを使用するか、素直に最強デッキのグリッドマンを使うかの二択だったのですが、最終的にぽんのみちを使用することに決めました。

決めた後ですが、8~10月PRが追加されて若干の強化もありました。

8月、衝撃の発表

7月末には完全に構築もプレイングも固まり、やることが無くなったので「早く全国開催してくれないかな~」くらいの気持ちになっていました。
しかし8月6日、衝撃の発表がありましたね。
そう、ホロライブ湊あくあさんの卒業発表です。

急遽ホロライブの使用も検討したのですが、流石に期間も無いので断念。
代わりにショップをいくつも回ってスリーブやパートナーを揃えました。

あてぃし!

何気にパートナーのプラ製のやつ(個人的に一番絵が好きだし使いやすい)を3枚揃えるのが一番苦労しました・・・
卒業は悲しいですが、今後の活躍にも期待しております。

前日~当日

寝坊や交通機関の遅延が怖いので前日入りしました。
丁度移動中に地震が直撃して20時着予定が23時着になって結構大変でした。

当日の朝は、やはりカードゲームにおいて最も大事なのは神頼みなので神田明神にお参りしてから現地入りしました。

これが重要でないカードゲームを見たことはない

当日トリオの様子もかなりがっつり見たのですが、想像以上にグリッドマンが多かったこと、スリーズブーケがかなり居たのが意外でした。

予選ラウンド

1回戦:スターダム●

地区を除去ホロライブで抜けてた方でしたが高確率で変えてくるだろうなと思っていたらまさかのスターダム。
比較的相性の悪い相手なので辛いなと思っていました。
こちらブロッカーをあまり引けず、かつ相手の初手によるAtk+1が綺麗にこちらの防御ラインに合ってドローされながら打点を稼がれてしまいます。

途中こちらのピン除去を相手がキャンセルしたのをキャンセルReで返したのが良かったくらいで、基本的には相手ペースで進んでいきます。

道中のこちらの攻撃の通り方的に相手の手札にあまりブロッカーが無さそうだなと思っていて、ワンチャン緑盾の事故死が期待できそうな状況。

ラストは6-6からリーチェのAtk+3乗せてAtk9で3パンしたものの、月山緑緑で2回とも緑成功されて負けでした。

一回戦負けたので残り全部勝たないといけないことに・・・

2回戦:ぽんのみち○

まさかの上階段でした。1敗抜け狙ってるなら階段は本来嬉しいところですが、1敗ならポイント的に他が何でも抜けれる想定のデッキを使っているのであまり嬉しくない・・・
地区が陰実の方でしたがまさかのぽんミラーで笑ってしまいました。
相手は「ただいま ぱい」が初手のオーソドックスなぱいデッキの雰囲気。
Reバース構成はぱいの日4、GRe2、ヒール2かな。

この試合も余りブロッカーを引けずに相手の攻撃が素通し。
序盤に二連続でピン除去のぱいをめくられて、キャンセルの上からこちらの初手が焼かれてしまいます。

6-4で回った最終ターン、やっとReバースが回ってエントリーがキャンセル連パンの「麻雀ビーチフラッグ 跳」
ただしブロ不可は達成できておらず相手の手札にブロッカーがあれば負け。

Atk11とかで殴ったところ、道中キャンセル打って4パン体制になりつつ、相手にブロックもされずで攻撃が通ってギリギリ勝ちでした。

この時点では「なんとか0-5は避けたな」くらいの気持ち。

3回戦:ガルパ(Poppin'Party)○

ポピパ相手は下手したら初対戦レベル。一応一弾の時に自分では組んでいたものの、それくらいの知識しかなくてかなり緊張しました。

ただこの試合からかなりデッキの周りがよくなり、相手のスパークにキャンセルを当て、それを初手で回収するサイクルが回っていきます。

相手に2ドロー連パンをされて若干焦りつつも、ブロッカーで凌ぎます。
5-4でターンもらって「麻雀ビーチフラッグ 跳」で「お礼参り」からのキャンセルブロ不可を決めつつ、次もスパークだったので連パン+ブロ不可が決まってブロ不可ブロ不可PAで勝ちでした。

勝敗が2-1で勝ち越しとなり、展開的にも良くなってきたので予選通過を少し意識しました。

4回戦:スターダム○

1回戦に続いてまたしてもスターダム。苦手なデッキなのになんで2人中2人とも踏むんでしょうか・・・

こちら2ターン目までのエネルギーが3コスト3コストでぽんのみち的には結構死んでる展開でかなりきつい。
2-0で負けてる状況で何故か「ぱいの日」が4枚降ってくる。
エネルギーもあまり無いのでこれは不運だと思いつつ、デッキを回転させて「お礼参り」でキャンセルのリーチェを回収しました(ぱいの日4枚でAtkは十分なのでキャンセルは打たず)

着地した「麻雀ビーチフラッグ 跳」でAtk9で殴ったところ、途中で降った相手の”不発している”6コスジュリアのスパークにリーチェキャンセルを当てて4パンしつつ控え室から2,4コストをエネブ。
2ターン目なのにエネ4枚で3連番ありとなり、不利盤面から急に盤石の体制になりました。

その後も「パンク系ファッション好き 跳」のアタックストップがめちゃくちゃ都合のいいタイミングで降ったりしつつ、最後は相手エントリーの123ドローに対してブロ不可で殴って勝ちでした。

これで3-1となり、最終戦を勝てば通過が見える状況になりました。
苦手なデッキ相手を拾えたのもかなり嬉しかったですね。

5回戦:ブルアカ○

対ブルアカはこちらのデッキにショットReが通りやすいので、できれば当たりたくない相手だと思っていたのですが、相手はバニーアスナとバニーアカネを主軸としたブロ不可型でした。

2ターン目こちらエントリーを下げると「ぱいの日」2枚、「お礼参り」2枚、「イカサマの証拠」といきなりReが5枚降って、控え室にキャンセルが落ちていないので「お礼参り」が無駄になる可能性が高く、かなりまずい状況だなと思っていました。

しかし「ぱいの日」を起動するとなんと「Reバース GO! 跳」が着地。
相手エントリーが6コストのアスナで、こちらのエネルギー2枚が4,5コスト。
実はこちらの初手が3,4,5コストで、一応ブルアカは6コストが多いので意識して5から置くようにしたのですが、余りにも綺麗に噛み合って驚きでした。
効果起動でReバースが2枚返ってきて、ハンドもかなり充実しました。

更に相手の本領発揮の足りていない6コストアルにリーチェのキャンセルを当てて2,3コストもエネに送れてまさに盤石の体制になりました。

エネルギーに余裕が出たので初手の効果や「お礼参り」でキャンセルを回収し続け、その後も「Reバース GO! 跳」を複数回起動できて手札が滅茶苦茶増える展開に。

2-6から相手はアズサのReコンボによる除去時連パンに賭けて殴ってきましたが、ぽんのみちはスパークしても”ピン除去を打たない”選択肢が取れるので相性が良く耐えきり、最後もキャンセルを複数枚抱え、2ドローReバースにもキャンセルReを当てたりして勝ちました。

このデッキはずっと調整していたのですが、こんなにぶん回ったのは初めてというくらいぶん回りました。

予選の結果

これで予選は4勝1敗。当初の想定ではポイント勝負になればほぼ勝てるという想定だったのですが、なんと当日の噂によるとぽんのみち使用者は3人居て陰実に次ぐ第二勢力だったそうです。
地区や当日予選にも居なかったのにそんなことある・・・?

予選の結果は全勝が1名で算数、1敗が5名でうち2名が陰実だったのでなんとか4位で通過できました。
ポイント余裕だと思ってたのにかなりギリギリでした・・・
全勝卓の算数vs陰実や、1敗卓の陰実vsミリオンの結果が違っていたら通過できませんでしたね。

決勝ラウンド

準決勝:算数●

お相手は大阪のショップ大会でよく会う相手で、デッキも相手もよく知っています。

こちら初手が2コスピン除去なしこ,4コスPRぱい,5コス跳だったので2から置きたいところだったのですが、色々な受けを考慮した結果手札で一番有用な4コスぱいからエネに置くことに。
4,5と置いた結果2ターン目にピン除去の泉を使えたので結構良かったかなと思います。

ただ相手が序盤から手札を使ってメンバーを3面展開し、かなり速攻気味に攻めてきました。
そのままReバースもブロッカーも全く引けずに6-3まで。

ここでようやくReバースを大量に引いてきて、もう手遅れだよという気持ちだったのですが、ワンチャンあるとすれば「連パン+全部ブロ不可」が絶対条件なので僅かな希望に賭けて「ぱいの日」でデッキを回したのですが、当然そんなうまくいくわけもなく負けでした。

結局こちらほぼなんもなくリタイア6まで持っていかれて負けたような形だったのですが、最終手札がブロッカー3枚キャンセル4枚とかで「あと1ターンあればブロ不可の噛み合い次第でなんとかなった」形だったので、つまり序盤から速攻気味に攻めてきた相手が偉かったということですね。

残念ながら優勝は無くなりましたが、一応ベスト4ならレシピ掲載も世界大会もあるので一旦OKということで・・・

決勝が知り合い同士なのでそれはそれで熱いですね。

3位決定戦:しちゅー's●

この試合は割とどうしようもなくて序盤から一掃Reで除去されたり、6コス有着地で高アタックで殴ってきたりされて速攻をかけられます。
「お礼参り」は手札にあったのですが、キャンセルが一向に落ちずに最後まで使い道もなく、エネルギーも3連番で揃わずでほぼ何もできずに負けました。

まぁこの試合も相手が速攻気味だったのが痛かったですね。

最終結果

というわけで決勝ラウンドは負け負けの4位でした。
とはいえ全国決勝の4位なので十分嬉しい結果だと思います。

世界決勝の権利も頂けるので、そちらも頑張りたいと思います。
ちなみにぽんのみちはテキストが海外の方とコミュニケーションを取るのが大変そうなので使わないと思います(笑)

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