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【QuizKnock】「楽しい」で世界は広がる -QK REPORT-

QK REPORTというプロジェクトに参加し、QuizKnockの伊沢拓司さんと須貝駿貴さんに取材させていただきました。直接お話しして取材をすることは叶いませんでしたが、事前に送った質問や、その場でチャット欄に送った質問に答えていただけたので個人的にとても嬉しかったです。

私が今回のイベントに参加しようと思ったきっかけや聞きたかったこと、実際に取材をしてみての感想の前に、取材対象であるQuizKnockとQK REPORTについて簡単に説明したいと思います。



・QuizKnock とは

QuizKnock(クイズノック)は、東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディアです。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信中。現在、全国の小・中学校、自治体での講演活動も積極的に行っています。YouTube( https://www.youtube.com/c/QuizKnock )チャンネル登録者数は184万人を突破。(2022年5月現在)

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・QK REPORT とは

QuizKnockをより多くの人に知ってもらい、「楽しいから始まる学び」というコンセプトをより身近に感じてもらうことを目的に、QuizKnockが学生記者の取材に応えるプロジェクト。今回私は、個人ブログ枠として参加させていただきました。

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私がこのイベントに参加しようと思った理由は、ただ単にファンだということもありますが、QuizKnockのコンテンツをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思ったからです。最近、私がQuizKnockを好きだと知っている友達から、この前テレビで見たよ!などと言ってもらうことが多くなりました。きっと最初はQuizKnockの存在を知らなかっただろうけれど、私から(半強制的に)話を聞かされているうちにだんだんメンバーの名前を覚えていく友達を見て、自分の好きなものを自分の中だけに留めておくのではなく、周りの人に伝えることが大切なのだと思いました。

私はもともと勉強が好きではなかったのですが、QuizKnockの動画や記事を見るようになって、知らないことを知るって楽しい!知識が増えていくのって嬉しい!と思うようになりました。まだQuizKnockを知らない人も、知ってはいるけど動画は見たことない、という人も、QuizKnockに興味を持って、私と同じように学ぶことの楽しさを感じられるようになってくれたらいいな、と思っています。動画見るだけで知らない単語覚えちゃったり雑学言えるようになったりするんだから!マジで!(見てみてね)



今回の取材の中で私が一番印象に残っているのは、「クイズをやっていてよかったことはクイズができること」という伊沢さんの言葉です。QuizKnockはクイズを題材に「楽しいから始まる学び」を私たちに届けてくれていますが、彼らは楽しいからクイズをやっているのであり、それ以上でも以下でもないんだなと思いました。私は、初めてQuizKnockの動画を見た時、画面内のメンバーがとても楽しそうにクイズをしているところを見て、「わかるって楽しそう」と感じました。対策していた問題が出たら嬉しいし、いわゆるベタ問と呼ばれる、みんなが押す問題を答えられたら嬉しい。そして私たち視聴者も、知っている単語が出てきたら嬉しいし、メンバーよりも早く正解がわかると嬉しい。この “嬉しい“ と言う感情が、もっともっと新しい知識をつけたい、知らないことを知りたい、という意欲につながるんだなと思いました。楽しく動画を見ているだけで知らない単語を知ることができたり、知らない分野の話を聞くことができるところも、QuizKnockの魅力の一つです。また、メンバーの専門分野がバラバラだったり、学生時代にクイズの経験のないメンバーもいるので、視聴者と同じ目線で「それってどういうこと?」と質問してくれるところも素敵だなと思います。知らないことは恥ずかしいことではなくて、素直に聞いて知らないことを知ろうとする姿勢が大切なんだなと思いました。

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事前に寄せられた質問に答える中で、楽しい時に笑い、悔しい時に悔しがることが、見ている人に分かりやすく伝える一つの方法だと話していました。また、何を言わないかに気をつけているそうです。相手に説明できないなら理解したとは言えないと言う人もいるけれど、専門用語を使わなければ説明できないこともあります。頭のいい人は難しいことを簡単な言葉で説明できるのではなく、専門用語を使わなくても説明ができるところで止めてくれるからこちらも理解できた気持ちになり、後からモヤモヤしたり、あれってどういうことだったんだろう、と悩んだりすることがないんだなと思いました。

また、自分が情報を受け取る際に気をつけるべきことは、行われていることには理由があるけれど、行われていないことには理由がないかもしれないということを頭に入れておくことだそうです。これは別の講演会に参加した時にも話していて、敢えてその話を避けているのかもしれないし、ただ単に書く必要がないから書いていないだけかもしれない。作者は取捨選択をしており、「書かなかった」という選択から意図を感じることも文章を読む上で大切なポイントだけれど、書かなかったことには必ず意図があるわけではありません。それを、「書かなかったから」ということだけを根拠に自分で事実を足してはいけません。変に勘ぐったりせず、伝えられたことを素直に受け取り、その情報は正しいのか、自分はどう思うかを考えることが大切なんだと思いました。

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このようにQuizKnockは、ただ新しい知識や面白いコンテンツを発信しているだけではなく、物事の見方や考え方など、情報社会を生きる私たちに大切なことを教えてくれます。学校ではあまり教えてくれないことや、知らなくてもいいけど知ってると面白いこと、聞いたら誰かに話したくなることなど、色々な「楽しい」が詰まったコンテンツです。どんなに面白い事実も、有益な情報も、誰かに知ってもらわなければ意味がありません。また、ずっと受け身の体制でいるのではなく、自分から能動的に情報を得ようとすることで、今までは知らなかった新しい世界が広がります。また、自分の可能性が広がり、見えなかったものが見えてきたりします。大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、知らないことを知ることはそれくらい楽しくて、ワクワクすることです。これからも、自分から積極的に情報をキャッチし、それは本当に正しいことなのかを自分なりに考えながら、今まで知らなかった世界のことを知っていきたいなと思います。




最後に、これからQuizKnockを見る人におすすめの動画を紹介したいと思います。取材の中で伊沢さんと須貝さんが挙げていた動画のリンクを載せていますが、再生回数が多いものがほとんどなので多い順に見ていくのも面白いと思います。


【0文字クイズ】クイズ王、文字がなくても正解できる説
QuizKnockのヤバさがわかる動画です。こんなんわかるわけないのよ、普通はね。句読点とか括弧しかないんだから。でもちゃんと解いちゃうんだからヤヴァイでしょこの人たち。マジで。


サマーウォーズの暗号、ガチで解けるかやってみた【RSA暗号】
なんかわかんないけどすごいことだけはわかる。私は理系科目と絶交しているので求めたいこととか計算方法とか一回目では理解しきれなかったけど、見れば見るほど面白いし理系お兄さんたちの会話も面白いです。この動画にはバケモンしかいません(褒めてる)


【炎上しないで】東大生が日本一バカな大学の入試に本気で挑戦したらどうなる?【想像以上の実力】
東大生が日本一馬鹿な大学の入試問題解く!っていう動画、普通だったら炎上案件なんだけど安心安全のQuizKnockですので安心して観てください!シリーズ化されているから何本かあるんだけど、一番最近のだと伊沢さんの受験哲学も聞けます(?)


【瞬殺】クイズ王がなぞなぞを5文字で正解します
答えを言われたらあーあれね、ってなるんだけど普通そんなところじゃ押せないだろってところで押しまくるのでなんかもうなぞなぞとかじゃない。練度が違う。


今回おすすめとして載せた動画は4本ですが、私の好きな動画は他にもたくさんあるし好みも人それぞれなので、いろいろな動画を観てみてほしいなと思います。早押しクイズが好きだ!と思ったら早押しの動画を観たらいいし 人間を卒業した人たちの動画が観たい!と思ったら視聴者置いてけぼりシリーズを観てください!また、QuizKnockはYouTubeだけでなくウェブ記事やゲームアプリ、書籍なども展開しているので、ハマってくれた方は是非チェックしてみて下さい。(ポータルサイトもめちゃくちゃかわいいです)

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